元ネタ
PokemonGOが流行る
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しかし体は闘争を求める
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鉄臭さが欲しくなる
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アーマードコアを買う
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アーマードコアシリーズの収入が伸びる
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フロムが新作を作る
解説
元ネタは2016年7月23日に投稿されたkonayuki57というTwitterユーザーの上記のツイートである。
後に時事ネタやらたわわなどと組み合わされるうちに大喜利ネタとして普及した。
最初は可愛いものに癒やされるから逆説的な接続詞を経ていたが、最近では闘争や論戦からそのままつながるようになるネタが多い。また表記も「体は闘争を求める」から「身体は闘争を求める」が主流になっている。
フロムソフトウェア社のロボットアクションゲーム『アーマード・コア』は、97年に発表した初代"ARMORED CORE" 以来、19作品を1~2年程度のペースで発売し続けていた同社の看板シリーズの一つであったが、2013年9月の「ARMORED CORE VERDICT DAY」(アーマードコア5の続編。ACVDと略)を最後に新作が途絶えていた。このネタが広まり始めた、ACVDの発売から3年後というタイミングはまさにファンの飢えが高まり次回作が待ち切れなくなった頃であろう。
しかし、同社の看板を塗り替えたダークソウル等のソウル系作品が毎回大ヒットし、後にフロムがKADOKAWAグループの子会社になった事などからファンの間ではもうアーマードコアは作らないんじゃないか?(作らせてもらえないんじゃないか?)と不安の声が上がっていったが…
ちなみに、アーマードコアを筆頭に『ファンから望まれているが供給が絶望的な3大コンテツ』として
・アーマードコアの新作
・カービィのエアライドの新作
・HUNTER×HUNTERの連載が再開
などが挙げられる事があったが、その内2つは成就する事になる
勘違いされやすいネタであるのだが、これはアーマードコアの公式キャッチコピーでも、作品内に登場するセリフでもない。
少し近いものでAC4の「戦い続ける歓びを!」というコピーがある
また、シリーズを通してプレイヤーに提示されるミッションは偵察行動や重要目標の護衛任務など、単なる闘争本能に従った破壊活動だけではないため、アーマードコアシリーズをプレイしてきたレイヴン・リンクスにとって『このワードを話題に出す = シリーズを知らないor未プレイの当て擦り』と捉えられる危険を伴っていることにも留意したい。
しかし、たとえネタでも名前が呼ばれすらしなくなると本当にシリーズの終焉を迎えてもおかしくない事(忘れられがちだがフロムは中小企業)、間違いなくこのネタのおかげでアーマードコアはおろかフロムのゲームをプレイしたことの無い層の人間にさえ「アーマードコア」の名前を認知して貰え、知名度の向上に繋がっている事、それは紛れもない事実なので
このネタを嫌う発言を表に出すのも間口を狭める事に繋がりかねない事に留意して欲しい。
そして遂に…
2022年12月9日、ゲームイベント『The Game Awards 2022』にて、フロムソフトウェアから最新作『ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON』が2023年に発売予定というアナウンスがあった。それまでの"最新作"であった上述のACVDから数えて約10年ぶりの、待望の新作である。
ファンの受けた衝撃の大きさは、その日のTwitter のトレンドワードに「アーマードコア」や「レイヴン」等と並んで「集団幻覚」「エイプリルフール」がランキング入りするほどであった。
なお、同イベントではフロムソフトウェアの前作に当たる『エルデンリング』がGame of the Yearを獲得している。
また、これに併せてアーマード・コアの公式サイトがオープンした。戦場に帰れる喜びを高めつつ、公式サイトを確認しながら発売まで首を長くして待とう。