プロフィール
年齢 | 15歳→18歳 |
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身長 | 159cm→162cm |
一人称 | 私 |
クラス | Valkyrie |
使用カード | レヴォリューション |
テーマ曲 | 「アイギナ出撃!」(『ユグユニ』)、「剣を振るう理由」(『ブレイズ』) |
CV | 藤野とも子(『ユグユニ』『ユニゾン』)、中原麻衣(『ブレイズ』) |
概要
先んずれば人を制す!
新生ブロンキア帝国に仕えるガルカーサ親衛隊隊長。五頭竜将に比べる実力の持ち主で、ただならぬ剣術の使い手。あらゆる場所に現れては敵軍を混乱させ、帝国軍を数々の勝利へと導いてきたことから「神出鬼没の戦乙女」という異名を持つ。
ゲーム開始直後から終盤まで幾度となく戦うことになる強敵で、奥義「レヴォリューション」は相手のヘッド以外を瞬時に全滅させる。
ユグドラと同じく金髪碧眼を持ち、髪型は三つ編み一本にしている。
また、ユグドラと言えば、彼女に対しなんらかの恨みを抱いているようだが……。
冠を戴くためではない! ただ復讐を果たすために!!
王女ユグドラ! 聞こえているのだろう!
お前がドレスで着飾っていた頃、私は復讐を遂げたい一心で、ひたすらに剣を振っていた!
お前が寵愛を受けていた頃、私は、自分達の不遇さを、憎しむ事で紛らわしていた!
ネタバレ
アイギナ(アイギナ=アイネ=アルトワルツ)にはルシエナ=ルーン=アルトワルツという双子の姉がおり、共に行動を取るが、見分けがつけない者にとって二人は一人に見える。
二人は一部の者だけが知るその秘密を戦術に利用してきたわけである。その事実からルシエナとともに「双生の戦乙女」とも言われる。
劇中ではアイギナが片目を射抜かれたことで双子のトリックが崩壊を迎えた為にその存在を明らかにするが、同時にアイギナとルシエナが主人公ユグドラの姉、つまりアイギナとルシエナこそが本来の王国の正統な継承者であることが発覚する。
またゲーム開始直後に盗賊の砦で交戦した戦乙女はアイギナではなくルシエナであったため、後でユグドラと交戦したアイギナはミラノとルシエナの戦いを知らなかった。
双子の見分けといえば、髪型の違い、甲冑の色(アイギナの方が主に赤い)でつけられる。
アイギナの方が感情的という設定があり、藤野とも子の演技では声が姉より高い。
ファンタジニア王都であるパルティナにある湖の向こう側には二人分の墓がある。
町の人々によると、その墓場には「王家に繋がっていた双子」がなんらかの悲劇で命を落とし、そこで安らかに眠っているとされる。BF17でその墓に関する情報を集めた場合、BF34でユグドラの戴冠式を阻もうと現れたルシエナには特別な台詞が追加される。
なお墓の存在を知っているのはユグドラとデュランのみ(彼らでは墓関連のイベントが発生しない)。そのためBF43で双子が揃って登場する時、すでに真相に気づいたユグドラは仲間たちと違って驚かない。
二人は本作では事実を詳しく語ることがないが、後に発売された『ブレイズ・ユニオン』では姉妹の事情が明かされている。
『ブレイズ・ユニオン』におけるアイギナ
Chapter 2で仲間になる。
前作の苛烈な行動と違い、ここでは控えめな性格であり、基本的に真面目で大人しい娘。しかし相変わらずファンタジニア王国を心底憎んでおり、普段とのギャップで仲間を驚かせている。また、後述の神生教団が絡んでくると自分一人で責任を抱え込もうとすることが多く、仲間を巻き添えにしないようにすぐ捨て身になりたがる。その悪い癖で仲間想いの優しさとも言える遠慮しがちなところと、勇ましさゆえの危うさを見せる。前作の設定どおり、感情を爆発させるとすぐ流されてしまう。
かなり礼儀固く、主にですます調や敬語を使った丁寧な口調。命の恩人であるガーロットを、敬愛を込めて「様」付けで呼び続ける。
他の仲間キャラをさん付けで呼ぶが、シスキアだけとは打ち解けており名前を呼び捨てにしている。
今作で三姉妹の声を全員演じている中原麻衣の演じ分けでは、姉や妹と比べて声がやや高くキリっとしており、三姉妹の中ではイントネーションが一番中性的。
「神生教団」という闇の組織に命を狙われ、初登場では養父のアルベルトを殺されたばかりで脚の怪我を負ったルシエナを守るために囮となって教団の目を付けている。敵に包囲され絶体絶命の危機に陥れていた彼女だったが、ルシエナが運良く通りすがっていたグラムブレイズの助けを求めたことによりガーロットに助け出される。
その後は姉のルシエナと共にグラムブレイズに身を置くことになるが、ルシエナは怪我のため非戦闘員であり、アイギナだけが戦闘ユニットになる。
全体的にシナリオのサブヒロイン的な存在であるアイギナだが、双子の過去を説明するBルートではストーリーの中心となる。
このゲームにおいて彼女がユグドラの「寄らば斬ります!」という名台詞を受け継ぐこととなった。やっぱり血筋に抗えん。
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※以下『ブレイズ・ユニオン』Bルートネタバレあり
アイギナはファンタジニア王国の第2王女として生きていたはずだが、生まれてからすぐに暗殺の手がかけられ、とある老人の兵士に助けられて帝国領に連れ出され命拾いをした。
そこで帝国の貴族アルベルトに保護され、世間の目から隠されて育てられた。
だが神生教団に付け狙われ何度も命を脅かされた双子は、自分たちを守ってくれなかった両親と「代わり」になった妹ユグドラを深く憎んでおり、いつか王国に復讐を果そうという一心で生きてきた。
Bルートの序盤でルシエナが神生教団の手で殺される事件により、アイギナ今まで背負ってきた怨みと姉を失った嘆きでいよいよキャパオーバーになり、怒りに流されるままに一人でファンタジニア王国へと疾走することになる。
そして大事な仲間を見捨てられるはずもないガーロットはヴェルマンの制止を蹴ってグラムブレイズを率い、彼女の後を追うことに。
アイギナは自分の護衛部隊となったグラムブレイズと魔竜の力を覚醒したエミリオの協力でヴェルマンが仕向けた追い討ちを振り払い王国への突撃によってパルティナ王都に辿り着く。そこでついに姉妹を庇ってくれなかった父親・オルディーン王と、双子の暗殺を企てた黒幕・アランゼームと対面し、過去に捨てられた事件の真相を知る。
※以下Bルート裏事情のネタバレあり
なお、『ユグユニ』及び『ブレイズ』設定書類集によると、赤ん坊の双子を秘密裏で帝国に運ぶ計画を企てたのは、王国の大臣たちに警戒心を覚えた未だ未登場である王国王妃である。
また継承争いを懸念して双子の暗殺を命令したのは神生教団のリーダーでもあるアランゼームだが、実はヴェルマンも最初からアランゼームと手を組んでおり、初めて双子と遭遇した時にガーロットに助け出さないように命令したのはそのためである。双子を保護することに賛成したのはアルベルト領を手にする己の利益のためと同時に双子を神生教団に狙いやすくするためでもあり、のちに私兵団邸宅の位置を神生教団にバラしたのはまさにヴェルマンである。
Bルート序盤では私兵団邸宅から離れた地へと向かうグラムブレイズだが、その地には特に問題がなく、そんな任務を与えたヴェルマンはお留守番担当のルシエナを無防備にするのが目的で、ルシエナ暗殺事件の黒幕は他の誰でもなくヴェルマンだったのだ。
ヴェルマンの暗躍はシナリオで直接触れられていないが、『ブレイズ』設定書類集に明かされている。そんな裏設定を踏まえてヴェルマンの言動を注目してプレイすると、彼の怪しさが目立つかもしれない。