「祈りましょう。皆さんが幸せになりますようにと。」
概要
CV:三森すずこ
金髪碧眼の美女であり、ラプンツェル=髪長姫の名に違わぬ非常に太い三つ編みが特徴。この髪の毛は1本1本がジャマーとなっており、一本だけでは微弱でも複数束ねることで効果を増幅しており、ラプチャーが彼女を捕捉することはほぼない。
肌の露出が少ないメカメカしい衣装をしている。彼女の身体について、一般的なニケと同じく衣装を脱げるのか否かについては、ファンアートの描き手によって解釈が大きく分かれている。R-18イラストでは肌を露出している描写が圧倒的である。
背中には複数の謎のメカと光輪が浮いている。この謎メカはロケットランチャーをチャージする時に、位置が中央付近へ移動する。
誰に対しても敬語で話し、母性愛に溢れて慈悲深い性格。希望がある限り負けることはない、と本人が語るように悲壮な世界であっても前を向くことを忘れず、分け隔てなく優しく振る舞うまさしく聖女のようなニケ。
…なのだが、異性、特に「筋肉質なブラザー」を見ると危険な妄想が止めどなく溢れてくるという、およそ健全とは言い難い嗜好を持つ。
妄想するだけならまだしも、伏せ字な単語やシチュエーションを思わず口走ってしまうことも多々あり、有り体に言ってスケベ丸出し。しかも興奮しだすと、頬を赤らめたうえで表情が崩れ、息遣いも荒くなる。
ニケを大事にする指揮官に対する視線も同様であり、数多の美女に出会ってきた彼でさえドン引きのアプローチを連発する。
趣味は小説を書くことであるが、やはりというか…その内容はお察しください。さらに前哨基地の図書館の本は全て読破しており、エッチな内容のページがある本の存在を見事に記憶している。
そしてなによりもおっぱいがデカい。このおっぱいで聖女は無理でしょ。
こんな残念な部分ばかりが目につく彼女だが、普段はとても素晴らしい人柄の性女…もとい、聖女である。本当に。
ゲーム内での性能
鉄甲属性のロケットランチャー。しかし、本物のロケットランチャーではなく、メイス状の武器から輪形の光弾を発射する独特のもの。
HPを回復する能力が多い支援タイプの中でも際立ってそれに特化したスキルが揃う。
自分がフルチャージ弾を発射するとそれだけで味方全体を回復する上、攻撃力の高い味方のHPと回復量をブーストするため、防御が低く死にやすい攻撃型の味方を粘り強く支えてくれる。
極め付けがバーストスキル「ガーデンオブシャングリラ」。全体大回復に加えて死亡したニケをランダムで1人蘇生させるというもの。現状味方の蘇生能力を持っているのは彼女のみである。
代償としてクールダウンが60秒と際立って長くなっているので基本的に一度しか発動することはできない。彼女だけだとバーストスキルの回転がほぼ不可能なので、バーストスキルⅠを持つ味方はもう一人編成した方がいいだろう。
道中戦、ボス戦ともに場持ちを大きく安定させるポテンシャルを秘めており、現状最高クラスのヒーラー能力を持っていると言っても過言ではないだろう。
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ネタバレ
※以下、スクロールした先にネタバレがあります。
数十年前の第一次ラプチャー侵攻の最初期に編成されたニケ部隊「ゴッデス」の生き残りの1人。
他の生き残りにスノーホワイトと紅蓮などがおり、彼女達はいつしか「パイオニア」と呼ばれるようになった。
「筋肉質なブラザー」に執着している理由だが、ゴッデスの当時の指揮官が自分達に優しかったことが要因と推測される。
パイオニアの脳の構造は現在のニケの脳とは違い、新しい記憶が入ると古い記憶が無くなるようになっている。
さらに現在では、稼働から数十年を経ているため脳が老化し、記憶総量が減ってきているため、ラプンツェルは脳の過負荷を防ぐために、第一次ラプチャー侵攻当時の記憶と、直近1年間の記憶以外は意図的に消去している。
つまり、明日になると、1年前の今日のことは覚えていないのである。
ラプンツェルが地上を彷徨っている理由は、地上でラプチャーとの戦いに斃れたニケ達を弔い、墓を作ってあげるため。
ニケの遺体から金色の粒子と化したNIMPHを自らのロザリオに取り込み、NIMPHに刻まれたニケの記憶から故郷を推測し、そこへ墓を立てて回っている。
前述の通り、記憶総量に限界があるため、できるだけ早期に墓を立てて回らなければならないという「使命」を背負っている。
※以下、メインクエストのネタバレ
チャプター17「指標」ではメインキャラとして登場。
クロウの銃撃を受けて息絶え絶えとなった指揮官を発見し、応急処置を施して介抱。回復した指揮官をカウンターズのもとへ送り届ける。
アンチェインドの秘密を知っているであろうスノーホワイトを探している指揮官の真意を汲み、月に1回行われるパイオニア同士の会合へ招待する。会合終了後、アークへ帰還する指揮官率いるカウンターズを途中まで見送った。