概要
初出は『ドラゴンクエストⅤ』。
前作『DQⅣ』の「はぐれメタルよろい」に代わって登場し、以降のメタル装備は「メタルキング装備」がスタンダードとなった。
pixivタグとしては「メタルキングの鎧」が用いられているが、実際のアイテム名は文字数制限の関係で「メタルキングよろい」。
DQⅤ
隠しダンジョンである「謎の洞窟」B3の宝箱に入っており、またメタルドラゴンが1/256の確率でドロップする。増産・売却も不可能ではない。
PS2版移植に伴い追加された「謎のすごろく場」でも入手できるが、ここに入場するためには「謎の洞窟」最深部で待ち受ける裏ボスを撃破しなければならない。
守備力+95という、額面上は最強の防御力を具えるが、各種属性耐性や特殊効果の類は無い。
主人公には王者のマント、グランバニア王子には天空の鎧というそれぞれの専用装備があり、守備力ではメタルキングよろいに及ばないものの、耐性と入手時期を考慮すれば対裏ボス戦まで充分使っていける。
そのためメタルキングよろいは防具なしでも優れた耐性を持つ仲間モンスターに装備させるプレイヤーが多いが、一応ピピンにも装備はできる。
DQⅥ
「欲望の町」のカジノに景品として用意されており、15万コインとの交換で受け取れる。売却は不可。
本作のカジノはコインを稼ぐ難易度が高く、特に大量のコインを要するメタルキングよろいやはかいのてっきゅうを入手するには、カジノ外でゴールドを稼いでカジノコインを購入した方が効率がいいともいわれる。
入手難易度に合わせて性能も前作より強化されており、守備力+115、かっこよさ+45。炎と吹雪のダメージを減少させる耐性も付与されている。
ミレーユとバーバラを除く全員(モンスター含む)に装備可能で、そのほとんどにとって最強装備。粘って増産するメリットは充分にある。
DQⅦ
前作同様カジノの景品だが、これを出現させるには「移民の町」を「グランドスラム」にする必要がある。
DS版ではグランドスラムを含む「移民の町の特殊形態」が廃止され、移民の町を最終段階まで発展させることでカジノが出現、ラストダンジョンであるダークパレスに侵入可能となった時点でメタルキングよろいを含む景品が用意されるようになる。
なお必要なコインの数は前作より大幅に減少して3万枚、コインそのものもカジノのゲームで稼ぎやすくなっており、結果メタルキングよろいも入手しやすくなっている。
性能は前作と同じく守備力+115、かっこよさ+45、炎と吹雪に耐性。
主人公、メルビン、アイラに装備可能。ただし主人公とメルビンには「ドラゴンローブ」「ガイアーラのよろい」などの高性能な胴防具があり、アイラにも自動回復効果の「しんぴのよろい」という選択肢があるので、増産するメリットは少ない。
DQⅧ
久々に復活登場した「はぐれメタルよろい」を、錬金で強化することで入手可能。
強化といっても、はぐれメタルよろいとメタルキングよろいの性能にそれほど大きな違いはなく、耐性面では一長一短となる。
錬金に必要な素材が「スライムのかんむり」に「オリハルコン」とかなりの希少品なので、無理にメタルキングよろいにせずはぐれメタルよろいとして使っていくのも現実的な選択肢ではある。3DS版移植に伴い、どちらの素材も入手しやすくなり、根気があれば増産も可能に。
ちなみにはぐれメタルよろいは「ベルガラック」のカジノに景品として用意されており、カジノコイン5万枚で交換できる。
味方メンバー全員が装備可能だが、上述のようにはぐれメタルよろいと一長一短なうえ、これ以外にも高性能な胴防具が数多く入手できる。