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概要編集

RPG等のジャンルのゲーム作品において、戦闘で敵を倒して勝利した際に入手できるアイテムの事で、作品によっては「戦利品」という言い回しがされることもある。

アクションゲームシューティングゲームでも、敵を撃破する・木箱やドラム缶等のオブジェクトを破壊するなどの行動によって出現し取得できる(回復パワーアップ得点素材などの)アイテムを「ドロップアイテム」と表記することがある。


一般的には「フィールドダンジョン内で戦う雑魚敵からは何らかのアイテムがランダムドロップ(確実に手に入るとは限らない)で、ボスからは特定のアイテムが確定ドロップ(確実に入手できる)」という傾向がある。

ただし作品によっては「確定入手のイベントアイテムは確率入手のドロップアイテムとは別扱いになっており、固定出現のボス敵にはドロップアイテムがない(あるいはドロップ率を極端に低く設定してある)」というパターンもある。


入手できるアイテムも薬草ポーションのようなお店でも購入できる回復アイテムから、武器防具アクセサリ等の装備品、お目当ての物を合成や錬金等で作る上で必要不可欠な素材、更にはドーピングアイテムのような喉から手が出る程に欲しくなるような効果を持つものなど、店売品・非売品含めて千差万別。


「レアアイテムや高性能な装備品の入手」「モンスター図鑑のコンプリート等のやり込み要素」が理由でお目当てのドロップアイテムを求めてフィールドやダンジョンをウロウロと巡回して狙ったモンスターを絶滅させんばかりに倒しまくり、目的(狙ったドロップアイテムの入手)が達成されるまでゲーム(正確にはストーリー)の進行がストップするという状況に陥ってしまうケースも珍しくない。


コンピュータRPGの元祖であるウィザードリィからこの概念は登場しており、このシリーズでは店で手に入るものに碌なものがないため、必然的に装備品などのステップアップはドロップアイテムに頼ることになる。しかしアイテムの入った宝箱に凶悪な罠が必ずと言っていいほど仕掛けられているのも特徴で、一歩間違えれば冗談抜きにパーティが壊滅する可能性さえあるというゲーム性を持ち、戦闘職だけをパーティに入れていると必ずと言っていいほど痛い目を見ることになる。


また作品によっては、特定キャラクターやジョブクラスの特性、もしくは習得可能なスキルアビリティの一種として、「アイテムのドロップ率を上昇させる」あるいは「ドロップするアイテムを戦闘終了前に強奪する」ことが可能になっている。


関連タグ編集

アイテム ゲーム用語 戦利品 確率 (物欲センサー)

ドーピングアイテム:味方キャラクターの能力を上昇させる消耗品のアイテム。無条件で使える為、入手確率が低く設定される傾向が強い。


盗賊 トレジャーハンター 収集家(コレクター)

レアアイテム 三種の神器 呪いの装備

リセット:ボス戦のドロップアイテムが確率入手の場合、入手失敗したらやり直すのがお約束である。


関連作品編集

ファイナルファンタジーⅣ:入手できる確率が極めて低いドロップアイテムが多数存在する。

ウィザードリィ:コンピューターRPGの元祖にして、ドロップアイテムが中核をなす作品。

テイルズオブシリーズ:シリーズの中には『特定のモンスターからドロップアイテムを全て入手しないと、モンスター図鑑のそのモンスターのページは完成させたことにならない』というシビアな条件が設けられているものもある。

メタルマックスシリーズ:作品によっては、敵への攻撃回数によってドロップアイテムが異なるというやりこむ要素に近いシステムが採用されている。

【シュレディンガーの猫】で思うがまま!:この作品はゲームではないが、主人公が『倒したモンスターから獲得するドロップアイテムの内容を任意で選ぶことができる』というチートなスキルを習得・使用する。


外部リンク編集

『ドラクエ用語まとめwiki』における同名記事

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