概要
ノーピスがティラノサウルスの化石に改造を施して生み出した生物兵器。作中では「ブラックティラノ」と略されている。
元々大怪獣バトルじみた要素が見られる本作だが、このブラックティラノサウルスはその極致とも呼べる怪物であり、その大きさは驚異の30メートル(通常版のティラノサウルスを元に推定すると体重は85トン程度)と、竜脚類を除いた陸生動物、鯨を除いた肉食動物としては現実離れした巨体。
その大きさにはティラノサウルスのティラノも初見時に怯んだ。
また設定からして死んだ生物を蘇生させられたのも同然のゾンビのような存在ともいえ、通常版のティラノサウルスとの違いが大きすぎる為(外見は大きさ以外の違いは色だけ)、リュウタは恐竜とは認めなかった。
- ゲームでは通常版と同じ大きさで登場する。
後にアーケード版では雑誌付録としてカード化され、HPが減るとわざカードに関わらず超わざ「地獄死炎(デスファイア)」を使える「デスタイプ」という唯一のタイプが与えられた。
テクニックの数値は0。これはブラックティラノとティタノサウルス・コルバーチだけである。
DS版には登場しない。ネタバレ防止の為だったのかもしれないが。
アクト恐竜・ザンジャーク恐竜
似て非なるもの。
アクト団や宇宙海賊ザンジャークが生体改造した恐竜で、アクト恐竜は赤~紫をベースにしたビビッドなカラー、ザンジャーク恐竜は灰色ベース。大きさは通常版と同じ。
- なおザンジャーク恐竜の「ギガス」はティラノサウルスを改造した個体という共通点がある。
関連
ティラノ:アクト団の手持ちとして登場するティラノサウルス(ブラックティラノとは別個体)。普段はチビ恐竜というデフォルメ形態で過ごしているが、戦闘では本来の大きさ・姿(通常版ティラノサウルスと全く同じ)に戻る。
デスビートル:「甲虫王者ムシキング森の救世主」にて同じような製造法で作られ、同じような立場で登場した。
ギガノイド第4番「復活」:「爆竜戦隊アバレンジャー」に登場。こちらも化石を改造して生み出した兵器という共通点を持つが、化石から生体化させたブラックティラノに対してこちらはまんま化石の怪獣(あと鳥脚類っぽい)。
また世界観の都合上、「爆竜に進化する途中の恐竜」という既に怪獣に片足突っ込んだ状態の個体だったことが明かされている。
暗黒恐獣:似たようなネーミングの恐竜型モンスター。