概要
一般的な作法としてのマナーから、社会常識まで幅広く無数に存在する。
基本的には他人を不快にさせないようにするための物が多い。
当然インターネット上にも様々なマナーが存在している。
pixivでもマナーは当然あり、投稿においてのタグからコメント、評価などにおいてもマナーがある。
これらはpixivマナーというタグも存在するため、参考にされてはいかがだろうか。
また、ピクシブ百科事典においても当然そのようなルールは存在する。
たとえば「自分だけがサイトを利用するわけではないため、他者のことを考える」、「利用規約は必ず目を通し、遵守する」などである。
これに関してはpixivにおけるpixivマナーのような項目は迷惑行為に簡単にまとめられている。
マナーを守って楽しいpixivライフを。
…と言いたい所だが……
実際は人によってこれは駄目、これはダメでは無いと受け取り方が違い、マナー講師が話したマナーに異議を立てる専門家も多々ある。(マナー講師という職業には免許や資格がないため、出自不明の俺ルールをマナーと称して押し付けても咎められない為)
例えば「徳利の注ぎ口から酒を注ぐのは「円(縁)の切れ目」だからダメ」というマナーがそこそこ広まったことで、陶芸家が「偽マナー絶対殺す徳利」と称して均等に三箇所注ぎ口が付いた「注ぎ口以外から酒を注ぐと溢れる徳利」を作成したというツイートがバズるなどした事もある。
他にも「15円は(とおいごえん)で縁起が悪い」に対してとある神主が「お賽銭の語呂あわせがどんな形でも御利益は平等」と苦言を呈する事も
上記の「ピクシブ百科事典」も記事内容で論争になる場合もある。pixivマナーをもう一度見直すのも良いだろう。
マナーとは誰かを気遣ってするものであり、ルールではない
ルールは公平性を守るためのものだが、マナーは雰囲気を守るためのものである。
一つ一つの偽マナーは小さいかもしれないがあれもコレもと作法の様に禁止されて「何が楽しいのか全くわからない」有様になって、マナー以前に誰も関わらなくなっては本末転倒である。
このマナーを破ると誰が損をするのか?誰が不快に思うのか?を一度考えてみるのも良いだろう
破っても「誰も損しない、誰も不快に思わないマナー」は誰かの俺ルールかも?
それなりのマナーを守って楽しいPixivライフを。
マナーに関する有名なエピソード
とある女王が、宴で海外の賓客をもてなしていました。
ところが、賓客がフィンガーボウル(手洗用の水)を飲み水と勘違いし、飲んでしまったのです。
周囲の客はこいつマナー知らないのか…とざわつきました。
女王もこれに気づきましたが、そこで女王はなんと自分もフィンガーボウルの水を飲んだのです。
女王が同じ対応を取ったのですから、周囲の客もマナー違反を指摘するはずもありません。宴は無事に終わりました。
この女王はヴィクトリア女王とも言われているが、教訓話なので史実か否かは考えるだけ無駄かもしれない。日本の陸軍大将にも似たようなエピソードはある。
客が似たような失態を繰り返させないためにはその場で指摘すべきだった、と言う意見もあるが、それなら後日人目につかないところで教えれば済む。
特に無知故のマナー違反を見たときに、ただそれを指摘する行為だけが正しい訳ではない、と言うことを意識することができるエピソードだろう。
見なかったことにする、それもまたマナーである
「全てのマナーに於いて最大のマナー違反。それは……『マナー違反をその場で指摘すること』だッ」
……ドラマ版『岸辺露伴は動かない』の「富豪村」より、岸辺露伴の言。