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深層十二界

しんそうじゅうにかい

深層十二界とは、ライトノベル『魔王学院の不適合者』に登場する用語である。
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概要編集

大魔王ジニア・シーヴァヘルドが支配する、銀水聖海において最も深淵に近い場所に位置する十二の世界。


かなり近くに密集している小世界群であり、魔眼世界ゴーズヘッド、個別世界グラウヴェノア、牙獣世界ドゥーダウス、聖川世界リブラヒルム、鬼刃世界ミヒャイム、有翼世界アリファーバ、停滞世界ザガロ、震動世界バルドンアデネス、擬態世界ライメニ、人馬世界、雷鳴世界、降魔世界で構成されている。


現在、無神大陸(停滞世界)は転生世界ミリティアの傘下に入った為、十一界となっている。そして、牙獣世界は崩壊寸前となっているので事実上、十界である。


目的編集

大魔王の継承者争いで魔王たちがこれらを奪い合う国盗りを行っており、七界以上の小世界を保有した者に、深淵魔法を継承する資格が与えられる。


領海編集

深層十二界の領海には大魔王ジニアが災人イザーク以上の魔力を常に発している。


また、かつては銀水世界リステリアが最も深淵に近かったが、彼の世界亡き後は、深層十二界が深淵に最も近い小世界群となった。


大魔王ジニアは深層十二界への立ち入りを禁じており、その領海へ侵入した者はジニアの手によって排除される。その理由は、国盗りでは魔王たちが己の魔法でもって小世界を所有物とするため、部外者や協力者がいては話にならないからである。


継承編集

後に大魔王ジニアは深層十二界をアノスに譲った。


一覧編集

魔眼世界ゴーズヘッド編集

深層十二界の一つであり、魔眼世界はその中心に位置している。元首大魔王ジニア・シーヴァヘルド

魔眼が強く働く秩序を有する小世界であり、魔眼世界の魔眼でなければ、銀泡を見ることができない

また、血の様に赤い空と太陽が存在する。


大魔王城編集

大魔王ジニアの城。加筆予定


玉座の間編集

大魔王ジニアが坐す玉座が存在する場所。加筆予定



個別世界グラウヴェノア編集

深層十二界の一つ。単一に近くなればなるほど強くなる秩序を持つ小世界であるため、絆が希薄

元首は第一魔王アムル・ヴィーウィザー

孤影族という種族が存在する。灼熱の太陽が地上を熱しており、一面には熱砂が広がっている。そして、その砂漠には静寂な死の気配に満ちており、動物など、生息している生命がいない。また、オアシスが存在する場所もある。それから、第一魔王ジゼルが元首だった頃は、単一ではなくなる集団をつくる行為が禁止されていて、そのため、生まれた子は独り立ちするのが習わしとなっており、赤子の状態で放置されていた。


ロアナ砂漠編集

個別世界一帯に広がっている砂漠。オアシスがあり、水底には水中洞窟が存在していて、その出口には水中ではないが洞窟が続いている。アムルはかつてここで暮らしていた。


リニョルの樹海編集

個別世界にある樹海。鬱蒼と生い茂った木々と長く伸びた草花に覆われており、中央には一本の川が流れ、多くの魔物や野生動物の棲家となっている。また、危険が多いため、自然の中で暮らす孤影族といえども、ここを縄張りにする者は殆どいない。


婚姻罪編集

第一魔王ジゼルが定めていた罪。単一になればなるほど力を増すという個別世界の秩序の性質上、ジゼルは絆をつくる行為を禁じており、その中でも特に強い絆をつくる行いである婚姻を勝手に行うことが罪悪となっていた。



牙獣世界ドゥーダウス編集

深層十二界の一つ。《絶望の獣淵》が存在した。

アムルの《極獄界滅壊陣魔砲(エギルズ・グロア・アウヴスハーデ)》により崩壊寸前となっている。

また、元首は不明である。



聖川(せいせん)世界リブラヒルム編集

深層十二界の一つ。元首は第三魔王ヒース・トニア

川が大地から山へ、山から雲へ駆け上がり、空に昇ったりと、川の流れを妨げるものがないという秩序を有する小世界。銀泡は青い水の球のような見た目をしている。また、源流の極光というものが存在する。


源流の極光編集

聖川世界リブラヒルムにおける魔法秩序全ての源流。輝く水の粒が空を流れ、色とりどりのオーロラを形成している。また、聖川世界の住人はこの極光に身を投じ、そこから浮上することで流水魔法を習得している。また、他の世界の住人で流水魔法を習得した者はアノス以外に存在しない。



鬼刃(きじん)世界ミヒャイム編集

深層十二界の一つ。元首は第四魔王アゼミ・リゼツ

鬼人族という種族が存在する。この小世界では刃に鬼が宿ると言われており、岩も木々も草花も全てが刃となっている《斬刃鬼淵》が存在する。


刃山(はざん)編集

加筆予定



有翼世界アリファーバ編集

深層十二界の一つ。この小世界の空気は、瞬間的にではあるが手でも掴むことができる性質を持っている為、魔法を使わなくとも手を振るだけで飛ぶことができ、また、翼を使い飛ぶとなればこれほど良い環境はない《有翼の風淵》が存在する。

元首は第四魔王アゼミ・リゼツであり、かつて有翼世界を支配していた魔王はアゼミによって滅ぼされたため、それ以降アリファーバはアゼミが支配している。



停滞世界ザガロ編集

深層十二界の一つであり、時を含め全てが遅々として進まない秩序を有する小世界だった。

主神は止竜ジェイム、元首は第五魔王ホルセフィ

回想にて、六千年前にジェイムは第三魔王ヒースによって致命傷を負わされ、激痛に苛まれたまま停滞しており、また、気が狂うことさえも許されず、正気を保ったまま停滞していたため、ホルセフィの願いにより二律僭主ノアが苦痛から解放した。

また、主神が滅びたため崩壊を始める停滞世界を、ホルセフィが魔力によって無理矢理維持し、ノアが停滞世界と神々との繋がりを絶ち、秩序に見放された者の国である無神大陸とした。

また、無神大陸ができたのは現在から一万七千年前、ジェイムが致命傷を負ったのはそこから更に六千年前のため、現在から数えると二万三千年前となる。

後に転生世界の傘下となった。


無神大陸編集

加筆予定



人馬世界編集

深層十二界の一つ。元首は第六魔王エルヴィナ



震動世界バルドンアデネス編集

深層十二界の一つ。大地では地震が、空では大気が震え、海では連続した波が四方に向かっている

《震撼轟淵》が存在する。

また、元首は第七魔王ジョズである。



擬態世界ライメニ編集

深層十二界の一つ。あらゆるものが何かに擬態している秩序を持っており、海が大地に、大地が海に、竜が雲に擬態していたりしていて、更には、擬態世界は二つの銀泡で連なっており、一方の銀泡は世界の外に擬態することで、銀泡が一つに見えている。

そして、その擬態した銀泡こそ《虚構淵擬》である。

元首は第八魔王ヴィアン



雷鳴世界編集

深層十二界の一つ。元首は第九魔王ガジラ



降魔世界編集

深層十二界の一つ。元首は第十魔王ダンカン



考察編集

牙獣世界ドゥーダウスは元首が不明だが、消去法で考えると元首は第二魔王ムトーだったと予想される。


関連タグ編集

魔王学院の不適合者

ジニア・シーヴァヘルド

魔王(魔王学院の不適合者)

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