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概要編集

銀水聖海にいくつか存在するもので、銀海中から人々の想いを吸い寄せる、魔力の溜まり場。


また、集まる感情は《淵》によって異なるが、溜まり、澱んだそれらはやがて大いなる災厄となる。


進化編集

聖剣世界ハイフォリアに存在する虹水湖などの性質を持つ自然空間が、その世界に一定量の火露が集まることによって、《淵》へと進化する。


そして、深淵に近い世界ほど《淵》が生まれやすく、また、深層世界にしか発生しない。


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《淵》は小世界よりも遥かに強力な理のため、基本的に滅びることはない。しかし、ある一定以上の威力を持つ魔法なら滅ぼすことも可能である。


根幹編集

《淵》は集まる想いによって形作られている為、基本的にそれが尽きない限りは機能を停止する事がない。


また、自然現象などでは損傷を負うことがない。


一覧編集

《渇望の災淵》編集

概要編集

災淵世界イーヴェゼイノに存在した《淵》であり、銀海中からあらゆる渇望が溜まる。

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深く、深く、世界の底へ達するような、途方もない水溜まりであり、集まった渇望が雨となってそこに延々と降り注いでいる。

性質編集

支配欲、愛欲、食欲、秩序欲、承認欲などの、誰もが持つ自然な欲求が、この《淵》に集い、混ざっては濁り、常軌を逸した黒き渇望へと変わる。

そうして災厄が生まれ、それはやがて幻獣となって世界に産み落とされる。


現在編集

災淵世界イーヴェゼイノと聖剣世界ハイフォリアによる全面戦争の際に、それを止めようとしたアノスによって災淵世界と切り離され、現在はイーヴェゼイノの黒穹に漂っている。



関連用語編集

幻獣

詳細は幻獣(魔王学院の不適合者)を参照。


アーツェノンの滅びの獅子

詳細はアーツェノンの滅びの獅子を参照。




《追憶の廃淵》編集

概要編集

銀水世界リステリアに存在した《淵》であり、銀海中から滅びた世界への追憶が溜まり、時としてそれが具象化される。

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銀水が海と空を繋げる巨大な渦巻きを形成している。

性質編集

特定の人物への追憶が集まると、《廃淵の落とし子》という存在が生じるが、人々の心は一様ではなく、一人の追憶ですら固定されるものではないため、数多の人々の追憶を一つに固定する術でもない限り、特定の人物を蘇らせることは不可能。

そのため、複数の追憶が混ざり合うことで全く別の人物が生まれたり、生前の記憶を喪失しているなど、不完全な状態で蘇ったりすることが普通である。


現在編集

銀水世界リステリアが滅亡した後も存在しており、現在は裁定神オットルルーの権能にて《絡繰淵盤》へと変化している。


関連用語編集

《廃淵の落とし子》

《追憶の廃淵》に溜まる追憶から生じる種族。多くの者たちが馳せた想いを体現した存在のため、普通の者よりも優れており、生じた時から言葉を解し、大人と変わらぬ知能を持っている。



《有翼の風淵》編集

概要編集

有翼世界アリファーバに存在する、空への憧れが引き寄せられる《淵》。

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キラキラと輝く無数の羽根が空に舞い上がり、巨大な光の柱を形成しており、その羽根の一つ一つが、地上を這うことしかできない者の、空への憧憬が具象化したものである。

性質編集

現在、この《淵》がどのようなものを具象化するのかは不明である。


現在編集

後に学院同盟パブロヘタラの調査により、《絶渦》に一箇所が奪われていることが判明した。



《絶望の獣淵》編集

概要編集

牙獣世界ドゥーダウスに存在する、銀水聖海中の絶望が集まってくる《淵》。

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樹木や草花、大地に至るまで全てが青い光を宿しており、それにより青く染まっている。また、奥深いその森には鳥や獣、虫の一匹さえいない。

性質編集

現在、この《淵》がどのようなものを具象化するのかは不明である。


現在編集

後にパブロヘタラの調査により、《絶渦》に奪われている部分が僅かに存在することが判明したが、四人の魔王とアノスによる戦闘の余波で半分が吹き飛び、第一魔王アムル《極獄界滅壊陣魔砲(エギルズ・グロア・アウヴスハーデ)》により滅びた。





《虹路の泉淵》編集

概要編集

聖剣世界ハイフォリアに存在する虹水湖が、諸事情により聖剣世界に火露が一定量集まったことで《淵》に進化したもの。それは、銀水聖海中の正義が集まる《淵》である。

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集まった正義が無数の白虹(はっこう)となってこの《淵》に向かって伸びている。

性質編集

現在、この《淵》がどのようなものを具象化するのかは不明である。


現在編集

現在は詳細不明である。


関連用語編集

虹水湖

詳細は小世界の聖剣世界ハイフォリアを参照。



《絡繰の淵槽》編集

概要編集

一万四千年前にパブロヘタラ宮殿にある隠された地下空洞に三割のみ存在した、移動することができる《淵》。

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絡繰仕掛けの水槽の形をしており、バネやゼンマイ、歯車、重り、バルブなどがカタカタと音を立ててひとりでに動いていて、絡繰仕掛けの大きな翼が、水槽の中に入っている銀の液体をゆっくりとかき混ぜている。

性質編集

現在、この《淵》がどのような感情を吸い寄せるのかは不明である。


現在編集

現在は詳細不明である。


関連用語・人物編集

絶渦の絡繰神

詳細はヴラド(魔王学院の不適合者)を参照。


正帝ヴラド

詳細は先述の記事を参照。


子爵フレアドール

詳細はフレアドールを参照。



《斬刃鬼淵》編集

概要編集

鬼刃世界ミヒャイムに存在する、剣の妄執を引き寄せる《淵》。

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現在、この《淵》がどのような形をしているののかは不明である。

性質編集

現在、この《淵》がどのようなものを具象化するのかは不明である。


現在編集

後にパブロヘタラの調査により、《絶渦》に一割が奪われていることが判明した。



《虚構淵擬》編集

概要編集

擬態世界ライメニに存在する、他者を騙したいという想いが集う《淵》。

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世界の外に擬態しているもう一つの銀泡そのものがこの《淵》であり、空も大地も海も立ち上る光の粒子で満ちている。

性質編集

現在、この《淵》がどのようなものを具象化するのかは不明である。


現在編集

後にパブロヘタラの調査により、《絶渦》に三、四割が奪われていることが判明した。



《震撼轟淵》編集

概要編集

震動世界バルドンアデネスに存在する、銀水聖海中の恐怖が引き寄せられる《淵》。


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深いクレーターであり、激しい大地震がクレーター内部で発生しているため、そこから耳を劈く爆音が連続的に響いていて、その中心は四方から最も強い震動が集中している。それにより大地が引き裂かれ、少しずつそのクレーターは拡大している。

性質編集

この《淵》は恐怖により全てを拒絶するため、魔眼でも内部をまともに見ることができない。


現在編集

パブロヘタラの調査の際には、《震撼轟淵》に呪歌王ボイズ冥王イージェスが向かったが、ボイズがそこで修行をしていた第七魔王ジョズを妨害し、戦闘に発展したため、この《淵》の調査はできていない。



関連用語編集

《渦》編集

《絶渦》より一段階前のもの。この時点ですら、銀滅魔法でしか消滅させることができないとされる。

《渇望の災淵》の底にいた絡繰神が使用し、災淵世界の渇望を狂わせていた。

そして、それは災淵世界ほどの深層世界においてなお尋常な力ではなく、その絡繰神曰く、《渦》に干渉できるのは《渦》のみだという。

そして実際に、《涅槃七歩征服(ギリエリアム・ナヴィエム)》の一歩目で威力を増幅させた《深掌魔灰燼紫滅雷火電界(ラヴィアズ・ギルグ・ガヴェリィズド)》を一方的に消滅させており、また、《掌握魔手(レイオン)》でも掴むことができなかった。

しかし、《混滅の魔眼》は例外で、《渦》を渦巻いたまま制止させた。

また、その正体は、暴走した《淵》が《淵》を呼び寄せることで、二つの《淵》が交わったもの。



《絶渦》編集

詳細は《絶渦》を参照。


関連タグ編集

魔王学院の不適合者

《絶渦》

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