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世界主神

せかいしゅしん

世界主神とは、ライトノベル『魔王学院の不適合者』に登場する用語である。
目次 [非表示]

概要編集

世界の意思、神々の王とも呼ばれる存在であり、世界の秩序を統べる存在。単に主神とも呼ばれ、小世界の秩序の象徴、あるいは奇跡の象徴とも表現される。

そして、主神と元首は自らの世界において、最大の力を発揮することができる。


また、小世界の住人は、基本的に自らの世界の主神には敵わないが、深い世界ほど主神より元首の方が強力である。


それから、主神は自らの世界の適合者の中から元首を選定する(例外あり)。


主神は元首を滅ぼすことができず、もし滅ぼした場合は、司る世界を失い、名無しの神に成り果てる。


一覧編集

ここでは、各小世界の主神について記述する。


エクエス編集

詳細はエクエスを参照。


王虎(おうこ)メイティレン編集

概要編集

銀城世界バランディアス主神。転生世界ミリティアとの銀水序列戦にてアノスに敗れたことで子虎に創り変えられ、暫定的に転生世界の第二主神となった。

また、《因果の長城》ヘイズベンイエリヤという権能を持つ。



人物編集

元首となれば銀城世界を更なる深層に至らしめるであろう銀城創手ファリス・ノインに異常なほど執着していた。


容姿編集

白金(しろがね)の体毛を持つ巨大な虎の姿をしている。



画神バファディ編集

概要編集

絵画世界アプトミステ主神。絵画世界が《銀界魔弾(ゾネイド)》にて界間砲撃を受けた際に、アプトミステの国宝である神画モルナドを狙い侵入した絡繰神に対し、時間稼ぎをするため、ルーゼットと共に雲海迷宮永遠回廊を構築した。


人物編集

不明。


容姿編集

不明。



神詩(かみうた)ロドウェル編集

概要編集

吟遊世界ウィスプウェンズ主神。意識や実体を持たず、歌が主神という銀水聖海でも珍しい主神。

また、神詩ロドウェル第十四編、争いなき夢の旅路は、《銀界魔弾(ゾネイド)》に対抗できる数少ない手段の一つ。


人物編集

なし。


容姿編集

なし。



聖書神編集

概要編集

古書世界ゼオルム主神。一万五千年前に古書世界が魔弾世界エレネシアに侵略された折に滅ぼされた。


人物編集

不明。


容姿編集

不明。



傀儡皇(くぐつおう)ベズ編集

概要編集

傀儡世界ルツェンドフォルト主神。当時、災淵世界イーヴェゼイノの住人だったパリントンと取引し、彼を傀儡世界の元首とした。

また、《赤糸》など複数の権能を持つ。


人物編集

不明。


容姿編集

不明。



祝聖天主エイフェ編集

概要編集

聖剣世界ハイフォリア主神。先王オルドフ・ハインリエルに絶大なる信頼を寄せている。そして、聖王レブラハルドの正義に胸騒ぎを感じており、そこから自らが壊れているのではないかと苦悩していた。

また、《浄化の祝光》など複数の権能を持つ。


人物編集

非常に善良な性格をしている。


容姿編集

純白の法衣を纏った少女の姿をしており、背には虹の輝きを放つ二枚の翼があり、頭には光の輪が浮かんでいる。

また、その全身は清浄としか言いようがないほどに神々しい光を発している。



災人イザーク編集

詳細は災人イザークを参照。



神魔射手(じんましゃしゅ)オードゥス編集

概要編集

魔弾世界エレネシア主神。《填魔弾倉》を用いて第二魔王ムトーの根源を利用し、いくつもの世界を侵略して、征服した。また、《銀界魔弾(ゾネイド)》にて魔弾世界を深淵に至らせようとしたが、主神装填戦にて創造神エレネシアに敗れ、大砲樹バレンと共に《創月の魔弾》に創り変えられた。

また、先述した《填魔弾倉》など複数の権能を持つ。


人物編集

全体主義の権化のような人物で、主神たる自身ですら魔弾世界にとって変えの効く弾丸として見ていた。


容姿編集

九つの尾を持つ男の姿をしていて、その尾は無機物であり、よくよく見ればマスケット銃のようでもある。



フレイネア編集

概要編集

羽化世界オルドローブ主神。一万七千年前に《追憶の廃淵》にて羽化王シューザ・オルドローブを蘇らせようとしたが、失敗し、そこで生まれた二律僭主ノアを青き炎によって滅ぼそうとしたが、隠者エルミデによって防がれ、彼が操る銀海クジラに飲み込まれた。しかし、滅びたのかは不明である。


人物編集

制御できるような代物ではない《淵》を使ってまで、元首を蘇らせる──引いては自らの世界を復興することに執着していた。


容姿編集

蝶の羽根を持つ美しい女神の姿をしており、長い髪からキラキラと輝く鱗粉がこぼれ落ちている。



教育神ガーガリ編集

概要編集

教育世界ローデンヌ主神。ナーヤ曰く、門下宗匠カルラのことを見ていないように見えたという。


人物編集

冷静沈着で理性的な人物。


容姿編集

鞭を手にした紳士の姿をしており、カイゼル髭を整え、オールバックで片眼鏡をつけている。



止竜(しりゅう)ジェイム編集

概要編集

深層十二界が一界、停滞世界ザガロの主神。かつて第三魔王ヒース・トニアに致命傷を負わされたが、停滞世界の秩序により、滅びることもできずに六千年間も停滞していた所を、ザガロの元首たる第五魔王ホルセフィの願いにより、二律僭主ノアが滅ぼした。

また、彼は最期にノアへの感謝と、ホルセフィに〝残りの生は自らのために〟と言葉を掛けた。


人物編集

人物像の詳細は不明だが、最期の描写やホルセフィの性格などから善人なのではないかと推測される。


容姿編集

漆黒の竜の姿をしている。



考察編集

願望世界ラーヴァシュネイク編集

現在、願望世界の主神は不明だが、希輝星デュエルニーガであると推測されている。


関連タグ編集

魔王学院の不適合者

世界元首

小世界

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