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プロトファスマの編集履歴

2023-05-09 17:41:57 バージョン

プロトファスマ

ぷろとふぁすま

約3億年前に生息した昆虫。

概要

3億年くらい前の古生代石炭紀ヨーロッパに生息した昆虫。大きさは体長約14cm、だけでも約8cm。


学名Protophasma」は「はじまりのナナフシ」を意味する(phasma の部分はナナフシの学名「Phasmatodea」と同じ「ファントム」が語源)。


図鑑ではよくゴキブリのような形で復元されているが、本体がナナフシのように細長く、同時に所々が直翅目バッタコオロギのグループ)や網翅目(ゴキブリ、カマキリ)の中間のような形をしているという大きな違いがある。また脚や口の形から肉食であったと推測され、自分より小さな虫を補食したようだ。

 

何の仲間か?

プロトファスマの位置付けは今のところ不明だが、直翅目・網翅目とも不完全変態の昆虫である事から、この虫もやはりこれらの系統に属すと考えられている。

具体的には直翅目が最も起源が古く、ナナフシがその次、残りのゴキブリとカマキリがお互いに最も近いという構成。なので網翅目(ゴキブリ)より直翅目(バッタの仲間)の方が近いと考えられる。

 

関連タグ

昆虫 古生物

ナナフシ 直翅目 ゴキブリ カマキリ


トリアソブラッタ恐竜が誕生して間もない2億3000万年前の三畳紀日本に生息した昆虫。こちらは正真正銘のゴキブリと考えられている。

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