那落迦 痛みと闇に包まれた世界
光は蜃気楼のように儚い
一夜の夢 煌めく刹那を抱いた
楽曲情報
アーティスト名 | 東方LostWord feat.カグラナナ × SOUND HOLIC |
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曲名 | NAЯAKA |
原作 | 東方Project 上海アリス幻樂団 |
原曲 | 少女さとり ~3rd eye |
作詞 | Nana Takahashi |
編曲 | MasKaleido x GUCCI |
企画・音楽プロデュース | コンプ(豚乙女) |
MV制作 | Argument |
キャラクターとしての概要
終局に至りつつある世界から来た古明地さとり。ロストワードを終わらせるため異世界またぎの旅を続けていた。汎異記号は『L80』。
かつてロストワードによって全てを失った『復元者(レストアリ)』の1人。
プレイアブル化
実装形態 | レリック限定 |
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式 | 破壊式 |
気質 | 宏観異常気象 |
拡散 | ハシビロコウの思念 |
集中 | 猛獣たちの思念 |
スペカ1 | 地霊殿『僅かな火焔猫の記憶』 |
スペカ2 | 地霊殿『微かな地獄鴉の記憶』 |
ラスワ | 『エゴとイドの再邂逅』 |
スペルカード
「この記憶、魂へ刻みなさい…!」
スペルカードの符名は、さとりがかつて住んでいた『地霊殿』。いずれもさとりと深く繋がりがあった火焔猫燐、霊烏路空、古明地こいしの弾幕を模している。
- 地霊殿『僅かな火焔猫の記憶』(ちれいでん「わずかなかえんびょうのきおく」)
「旅の果てに取り戻した記憶の扉 今開こう 儚く光る 奈落の焔よ 悲哀の数だけ 燃え盛れ」
長き旅路で得た『火車』の記憶から再現された弾幕。ペットの妖怪「火焔の車輪」によく似た弾幕で再構成されている。
- 地霊殿『微かな地獄鴉の記憶』(ちれいでん「わずかなじごくがらすのきおく」)
「この記憶を 心に刻もう 二度と忘れないように 黄金に輝く迦楼羅の翼よ 大空に高く舞い上がれ」
長き旅路で得た『地獄鴉』の記憶から再現された弾幕。ペットの「地獄の人工太陽」によく似た弾幕で再構成されている。
- 『エゴとイドの再邂逅』
「大切なひとほどそばにいる ようやく思い出せたわ 私 お姉ちゃんだったのね」
姿は目に見えないが心は繋がっている『妹の覚』と共に織りなす弾幕。かつては妹と共に放った合体スペルカードの「パーフェクトマインドコントロール」に似た弾幕へと再構築されている。
余談
「ナラカ(Naraka)」とは、サンスクリット語で「地下世界、地獄」を意味する言葉。音写すると「奈落、奈落迦、那落迦」となる。またインド神話に登場するアスラの名前(ナラカースラ/Narakāsura)でもある。
ナラカはアスラ族の一派「ダイティヤ族」の1人ヒラニヤークシャと大地の女神ブーミの間に産まれたアスラの子で、ヴィシュヌにナーラーヤナーストラという武器を授けられた。しかし成長し強大な力を持つようになった後は、インドラ神を天界から追い出す、アディティのイヤリング・1万6000人のアプサラスを奪いムラースラの城に持ち帰るという悪行を行ったことで、英雄クリシュナに化身したヴィシュヌ神に殺されてしまったという。
一方、「妙翅鳥(かるら)」はインド神話の神鳥ガルーダのことで、炎の様に光り輝き熱を発する。仏教では迦楼羅あるいは金翅鳥と呼ばれ、仏を背負って三世、宇宙、世界を飛ぶとされる。
気質は『宏観異常気象』。大災害の前触れとして生物行動や地質、天候などに異常が起きる現象のこと。
ショットの「ハシビロコウ」と「猛獣たち」は東方心綺楼の地霊殿ステージの背景に登場しているペットたちのこと。こいしが黒猫なのは、二ッ岩マミゾウのスペルカード変化「二ッ岩家の裁き」でこいしが変化した姿が元ネタ。
地霊殿『僅かな火焔猫の記憶』は、東方地霊殿の火焔猫燐のスペルカード妖怪「火焔の車輪」、地霊殿『微かな地獄鴉の記憶』は霊烏路空のスペルカード「地獄の人工太陽」/「サブタレイニアンサン」、ラストワード『エゴとイドの再邂逅』は秘封ナイトメアダイアリーの「パーフェクトマインドコントロール」の弾幕を再現している。