概要
『東方心綺楼』ver1.30から追加された新スペルカード。
続編である『深秘録』や『憑依華』にも引き続き実装されている。
内容
マミゾウが煙管の煙を相手に吹きかけると、相手が動物等に変化しているというもの。
変化させられた相手はしばらくの間攻撃不能になり、マミゾウから逃げ回るしかない。
「化けさせる程度の能力」を持つマミゾウが、自分や自分の持ち物以外の物を「化けさせた」初めての技である。
2Pカラーのキャラクター色の影響は受けない。
バリエーション
いずれも、相手のなんらかの特徴を端的に表したものになっている。
ネタは種族、所属組織、言動を象徴化したものから、容姿やパロディなどの直接的なものまで。
白い狐が出て来る夢は「神のお告げ」「吉兆」などと縁起の良い夢とされ「霊夢」と呼ばれている。
魔女の使い魔として描かれる事が多い。また、盗み癖があるとされる。
雲山の方はどこかで見たような感じのキャラに。
後は僧が変化した妖怪鉄鼠だろうか?ちなみに、星蓮船でネズミと言えば…?
なお、一輪と白蓮はどちらも変化後が動物だが、僧やお坊さんが化けて妖怪化する時は虫の姿を取ることも多く、こちらを連想した人もいるかもしれない。
奈良の物部氏にゆかりのある石上神宮(いそのかみじんぐう)のニワトリは神の使いとされている。
ブッポウソウ(仏法僧)と鳴き、聖徳太子や仏教に関わりの深い鳥。後、髪型。
心綺楼以前にもそのことをネタにしたイラストが有る。
よくある河童の姿の名が「亀人形態」だから?
ちなみに『東方香霖堂』第17話では、森近霖之助が「河童はスッポンが妖怪化したものではないか」と推測している。
「胎児の夢」の元ネタとなった小説『ドグラ・マグラ』に登場する黒猫から。
きっとペットは(二重の意味で)ないて喜んでいるだろう。
そのまんま。
秦こころ→天狗の面
立ち絵ではあったけど、使っていなかったお面。
・・・・・暴れん坊天狗?
(もしかしたら付喪神故に動物の姿を取れなかったのかもしれない。)
東方深秘録
ちゃんとトレードマークのシニヨンも付いてるぞ。
ちなみに、この水晶玉は龍の黄帝が出すものに似ている。もしかしたら蛇じゃなくて龍かも?
炎で出来た竜に見える、なんとも言いがたい姿をしている。
フェニックスや鳳凰には見えないが、輝夜のスペカのことを考えると火鼠の可能性あり。
どう見ても味噌汁です。ありがとうございました。
なんの貝かはわからないが、元ネタ的にはシジミが近い(一寸は約3.03cm、シジミの平均サイズは2~3cm)。
関係はないだろうけれど、幻想郷ではシジミが取れるのだそうな。(書籍『文花帖』より。)
そういえば御伽草子には蛤女房という薄い本のような話があるが‥‥?
もしかして:化け化け
(マミゾウに勝利時のセリフ「理科(化け学)が得意」にかけたダジャレかも?)
夢で来てるので、突然現れては消えてしまう本人の体質的なものかも。
もしくは、ここには本来いないものという暗喩かもしれない。
(PS4版)
耳で飛んでる以外は、マミゾウ以上に何のひねりもない兎。
髪の毛っぽいものもなければ、武器も服の一部もない。
東方憑依華
サンタ帽を被って夢魂に乗ったバク。残念ながら神獣のほうではない。
(これはガチ余談だが、この場所の編集をした人が2015年に、ほぼ構図が完全に一致したバクドレミーを描いており、今でも愛用中である。)
ナマズが怒ると地震が起こるっていうあれ。
スキマから今にもずり落ちそうな体勢をしている。
多分、水中なら成長しても幼体のまま(ネオテニー)というのに掛けてるんだと思う(紫も年齢不詳だが、霖之助曰く「少女」)。
また、幼形成熟という事からこのネタを連想した人もいるはずである。
豆知識:ウーパールーパーは冬眠をしないらしい。
もしも井伏鱒二の小説である山椒魚を指しての皮肉だったとするのならば、洒落にならないガチの侮辱である(更に邪推すればマミゾウは幽谷響子等の妖怪をゴミ未満と認識しているとも取れてしまう)。だがもしもこの変身にそれ以上の意味があったとするのならば、紫はいったい何を閉じ込めているのだろうか……?
元ネタ不明、ただ、蝶や蛾は魂の化身と言われることがある。
筆者が見かけたファンの説の一つとしては、『ゴジラシリーズ』に登場する怪獣バトラが挙げられる。バトラは一万二千年前、地球の先住民族のコスモス達の文明時代で気候を自在に操る機械が発明され地球生命を脅かしたため、文明を滅ぼそうと地球自らが生み出した怪獣である。また、同じく蛾の怪獣であるモスラは、その当時の同じ卵から生まれた双子でもあること示唆されている。おそらく、ストーリーの終盤において、依神姉妹が天子と対決したことの暗喩と考えられる。
また別の考察としては、作中で依神姉妹が自らを破滅させかねないような不相応かつ危険な異変を起こしていることから、『お前たちの行いは、蛾の火に赴くがごとし(飛んで火に入る夏の虫)である』と遠回しに警告しているのかも知れない。
或いは単純に、『光(お金)に寄ってくる生き物』という以上の意味がないだけなのかもしれない。
また、一見元凶の様に立ち回っていた女苑が蛾で本来は本当に強い紫苑が蝶というのも作品のストーリーの本質と言えるかも知れない(蛾は蝶の偽者として描かれる事が多く『姉妹で本当に凄いのは姉の紫苑』という意味になる)。
元ネタ
カード名および内容はカプコンの格闘ゲーム『ヴァンパイアシリーズ』に登場するアナカリスの技・王家の裁きから来ている。
関連タグ
王家の裁き…前述の通り、元ネタ
個別タグ
トヨサトミミズク…上と同様に、裁きを受けた豊聡耳神子のイラストにも使われるタグ
ねこいし…上と同様に、裁きを受けた古明地こいしのイラストにも使われるタグ
(ねこいしは単に猫耳を生やした古明地こいしのイラストにも使われる。むしろそっちが多い)