難題「火鼠の皮衣-焦れぬ心-」
なんだいひねずみのかわごろもじれぬこころ
東方永夜抄Stage6Bにて、輝夜が第三通常弾幕の次に用いるスペルカード。Easy~Normal選択時限定であり、Hard~Lunatic選択時は神宝「サラマンダーシールド」が使用される。
輝夜が四つの使い魔(アイテム?)を四方画面端に配置すると同時に、時計回り/反時計回りで回転する二つの弾源が輝夜の周りを回転しながら外側に向けて火炎弾を発射し続ける。
そして少し時間が経つと、四つの使い魔の全てが自機狙いの短いレーザーを断続的に発射するようになる。
火炎弾の壁の隙間を潜り抜けながらレーザーを避ける必要があるスペルカード。ただ、火炎弾は所々に割と抜けやすい隙間があり、レーザーもそんなに高速では飛んでこないので、落ち着いて避けていけばそこまで難しくは無い・・・と思われる。
竹取物語にて、求婚を断っても諦めなかった五人の貴公子に対し輝夜が出した五つの難題の一つとして持ってくる事を要求した宝。
この難題は貴公子の一人、阿倍御主人に対して出された。大陸の南方に住むと言われる火鼠の皮から作った、炎で燃える事の無い衣。
阿倍御主人は、唐の商人に金を積み買ってくるよう頼んだ。
暫くしてその商人はそれらしい衣を買ってきたので御主人はそれを持って喜び勇んで輝夜の元に参上した訳だが、輝夜の前で確認の為に火をつける事になり燃やしてみると、「燃えない」筈の衣は燃え尽きてしまった。偽者を掴まされたという訳である。
ちなみに、永夜抄のスペルプラクティスにおける神主コメントには
輝夜が出した難題の一つ。これを使えば、火の鳥の炎だってほら!って感じの防火巾着袋が欲しかったのかしらん。
とある。火の鳥の炎・・・あの人対策だろうか。
いやこの宝を欲しがった当初は面識があったかも怪しいしそれは無いか。
でも現在はあれば重宝するであろう。今はサラマンダーシールドがあるけど。
但し、現在では火鼠の皮衣の正体はいまや発がん性から禁止されているアスベストでできた布という説が有力である。輝夜の声優の一人のかつての勤め先で多くの労災被害者を出している恐ろしい代物であるため偽物であったのはある意味幸いだったのかもしれない。