弾幕としての概要
東方永夜抄Stage6Bにて、蓬莱山輝夜が第四通常弾幕の次に用いるスペルカード。Easy～Normal選択時限定であり、Hard～Lunatic選択時は神宝「ライフスプリングインフィニティ」が使用される。
輝夜が使い魔を自分の正面少し下に配置すると同時に、丸弾を前方120度ほど以外の場所を除いた全方位に二重に放つ。
使い魔は周囲に弾源を作り、弾源からは全方位に向けて交差するレーザーが放たれる。
そして、輝夜が次の使い魔を出し丸弾を発射するのと同時に、使い魔が全方位に向けて二重に小星弾を放つ。この星弾は交差軌道を描いている。
そこからは、断続的に使い魔発射+丸弾発射+使い魔のレーザー発射+使い魔の星弾発射、という攻撃が繰り返される。その間輝夜は、弾幕や使い魔を放ちつつ左右に移動している。
レーザーの狭い隙間に入りつつ交差する星弾の間を抜けていかなくてはならないという弾幕で、交差弾幕が得意な人にはそう困難なスペカでもないがそうじゃない人にはかなりキツイ弾幕である。
難題としての概要
竹取物語にて、求婚を断っても諦めなかった五人の貴公子に対し、輝夜が出した五つの難題の一つとして持ってくる事を要求した宝。
この難題は貴公子の一人、石上麻呂足に対して出された。「子安貝」とは別名「タカラガイ」。この貝は普通は当然海にいるが、燕が卵を産む時に体内に現れて、タマゴと同時に生む事があると言う。
この「燕が産んだ子安貝」が難題。
石上麻呂足は、ただの子安貝を持っていくような事もせず素直に燕の巣のある場所を探し、そこで部下と共に待った。
しかし、大量の人に見守られているせいで燕が卵を産まない。そこで、助言を貰い、巣の近くに籠を設置しておいて燕が巣で卵を産む仕草をしたらそれを吊り上げ子安貝を取る、という作戦を実行。
部下がやっても中々回収出来なかったので本人が挑戦したのだが、卵を産む仕草をした燕から何かを手に入れた際に籠から落下。しかも手に入れたのは燕のフン。
その上、彼は落下の際に腰を強打して骨折してしまい、その怪我が元となり体調を崩してしまった。
可哀想に思った輝夜が彼に手紙を送ったが、返答の手紙を書いた後で彼は亡くなってしまう。
輝夜の心象が良かったのか唯一国内で何とかなる宝を難題として出され、真面目だったのか唯一正攻法で挑んだのに、可哀想に唯一死亡した人という結果になってしまった（モデルになった人物は普通に長生きしているが）。
備考
五つの難題の内、現在輝夜が実物を所持しているのは蓬莱の玉の枝だけだという。その為、この難題は実物は持っていない。
しかし金閣寺の一枚天井のように「（新）難題」と付くスペルカードでも、実物かどうかは別としてアイテム自体は持っているようなので、このアイテムもレプリカ等としては持っているかも。
