概要
「撫で回したい○○」や「顔を埋めたい××」などと同じ、閲覧者の性的欲求系の感想タグの1つ。本来ならば投稿者が自分で付けるようなものでは無い。
思わず指を突っ込みたくなる衝動にかられるほど、魅惑的と判断されたへその描かれたイラストに対する賞賛タグである。
縦長で閉じ気味のへそ(二次元に多い所謂「縦へそ」と呼ばれる線のようなへそ)よりも、縦長でも開き気味であったりで閲覧者のサドっ気を誘うものに付けられる傾向がある。
なお、何故かへそ責めやへそを指でぐりぐりと言った既に指またはそれ以外の物を使ってへそを刺激を与えているようなシチュエーションのイラストにもタグ付けされていることもある。また、海外ユーザーの中には自分で投稿したイラストに最初から付けてタグロックをしている場合も見受けられるので、日本語のタグの意味を出来ず、誤った使い方をしている人がそれなりにいるものと思われる。
2023年6月現在ではAI生成のイラストもタグ全体の4割近く存在し、それだけでも9000件近くと他のへそ系感想タグが付けられた作品(AI・非AI両方含む)の数を大幅に超え、他の追随を許さない程の数が存在しているので要注意。
類似タグについて
似たようなタグに「クリクリしたくなるおへそ」というタグが存在する。
pixiv年鑑を見る限りでは、そちらのタグは最古でも2010年頃から使われていたのに対し、こちらのタグが使われ始めたのは古くても2017年と比較的最近に扱われ始めたタグであることが判断できる。だがしかし、両者の編集履歴を見比べれば分かる通り何故かあちら(2018年1月)よりもこちらの単語記事の方が早く(2017年10月末)に作成されており、タグの登録数や記事の閲覧数等もこちらの方が何倍以上にも上回ってしまっている。(両者の記事が作成された時期の差は約3ヶ月間と若干近しい為、恐らくこちらの記事が作られてしまった為にあちらの記事も作らざるを得なくなった事情があるのではないかと推測できる。)
意味合いや表現に多少のニュアンスの違い(「クリクリしたくなるおへそ」の記事を参照)はあれど、何故このような逆転現象が起こってしまったのかは不明。両者の関係性の謎は深まるばかりである。
更にもう一つ似たようなタグに「抉りたくなるおへそ」と言う物が上記の「クリクリしたくなるおへそ」とほぼ同時期頃から存在する。
しかし、そちらはよりハードなへそ責め(へそ拷問や臍姦)を想起させる方向に意味が寄っている為一応2つのタグとの区分けは出来ており、また作品の登録数は一番少ないが記事の作成時期は2014年5月と2つと比べると圧倒的に早い。
注意点
このようなタグを使う際の注意点として、ユーザーの中にはへそに対する何らかの欲求タグを付けることを快く思わない人も多い為、そのようなタグを付ける際は十分気をつけるようにしよう。イラストに対する感想として似たような発言をする際も同様である。
中でも特にこのタグは、「指を突っ込みたい」という具体的に痛みを想起させる言葉である為、ただの単語タグのおへそや極上のおへそと言った賞賛タグよりもかなりマイナスイメージの強い物である。みだりに使ったりせず、使う際はTPOを弁えて使って頂きたい。
既存の類似タグ(上記の「おへそ」「へそ出し」等)や無関係なタグを排除してまで登録するなど持っての他である。
また当然ながら、現実やネット上の相手にこのような言葉を言うのはセクハラ行為であり、相手の事を考えないで空気を読まずに言ってしまうのはマナー違反である。
一部の人間の中にはTwitterのようなオープンな場所で、実在の女性に対して相手を考えずこのようなセクハラ発言やセクハラ行為をする者も少なくない。
このような行為自体あまり容認出来るようなものでは無いが、へそは特にマニアックでフェティッシュな部位である為、同性間ならまだしも異性間であれば、例え冗談やネタだったとしてもそう捉えられにくい可能性が非常に高い。
更には、イラストが二次元であっても中身が存在するVTuberのような存在に対して、へそが見えている格好であるという理由だけで不特定多数の相手にそのような発言をし、セクハラを拒否した人をブロックするような者達さえいる。
性的嗜好に限らず、例えそれが先天性の物であっても自分の性質や性癖を理由に身勝手な行動をして良い理由は絶対に無い。
自分と同じ趣味を持つ人間や界隈、もしくは自分自身に対しての偏見や悪印象を持たれたくないならば、(勿論それだけではどうしようもならない事態も中には存在するが)自身の発言や行動は責任を持って行うべきである。
現実でも見ず知らずの相手や出会い頭、または知り合い相手でも、相手からの承諾を得ずにこれらの行動に起こすとなると勿論犯罪行為にあたり逮捕される可能性がある。
仮に配偶者や恋人が相手であっても、へそはデリケートかつ不衛生な部位である為、触れらるのを嫌がる人もおり、合意がないまま触れると状況によっては嫌われてしまったり、(かなり大袈裟な例ではあるが)最悪の場合訴えられたり離婚に発展したりする可能性まで出てきてしまう。
無闇に他人を傷付けてしまうような物は妄想やフィクションの中だけにとどめておこう。
そもそもへそは前述のようにデリケートな部位である為、無闇に触ると怪我や腹下しの元となる。相手が大切な人ならば、尚更慎重に扱うべき聖域なのである。
相手のにせよ自分のにせよ、へそに触れる時は細心の注意を払って行うべし。
余談
関連タグ
性的欲求系
クリクリしたくなるおへそ…関連タグにへそに対する感想・賞賛系タグのまとめあり
へそを指でぐりぐり…実行した結果。しかし「『お』の付かない『へそ』表記である」「対象(へそ)と実行者(指)を示す単語の位置関係が逆」「擬音を使ってはいるが『クリクリ』よりも更に強調された『ぐりぐり』という表現である」等、タグとしてはこちらとも『クリクリしたくなるおへそ』とも異なるニュアンスの違いがある。