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ドーパミンの編集履歴

2023-07-19 17:26:53 バージョン

ドーパミン

どーぱみん

神経伝達物質の一種。「ドパミン」ともいう。

概要

カテコールアミンと呼ばれるグループに分類される有機化合物の一種。

化学式はC8H11NO2。ベンゼン環を有する芳香族化合物でもある。


ヒトの体内ではチロシンからドーパを経て生合成される。生成のためにビタミンB群・タンパク質・鉄分が使われる。腸でドーパミンが分泌されることが近年の研究で発表されている。

ドーパミンはの側坐核から分泌され、活性化に貢献する重要な物質である。また、快楽物質として有名であり別名「快感ホルモン」とも呼ばれる。過剰分泌した時にはセロトニンが抑制するようになっている。

これが不足すると気分や意欲に影響が出て、最終的にはうつ病の原因になる。末端まで神経伝達がうまくいかず、レストレスレッグス症候群を引き起こすこともある。

逆に多すぎても問題であり、羞恥心がなくなったり、幻覚幻聴など統合失調症のような症状が現れる他、大量放出を求めて依存症や悪循環に至るケースも少なくない。(薬物煙草を摂取した際、すぐに大量に分泌されるものの、数十分ですぐになくなるため、日常で自然にドーパミンが出にくくなる)。


ADHDの場合はドーパミンの伝達機能が低下していて、前頭葉まで届きにくいことで発症するケースが有り、投薬治療が選択の一つに入っている。

戦うことでの勝利ギャンブルでの大勝ちの際に多く放出されるため、報酬を求めてのめり込むデメリットも生じやすい他、いじめ炎上が後を絶たない遠因でもある。


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