概要
主にラジオ番組や雑誌の読者ページ等で活躍する、イラストやネタなどの「創作物」を送る常連投稿者がこう呼ばれる。ごく稀にだが、ここからプロの作家やライターが生まれることもある。
作品にもよるが、投稿コーナーを設けているラジオ番組や雑誌は別会社の作品どうしのコラボネタや、パロディに寛容な事が多い。
ハガキ職人の言葉のルーツはビートたけしのオールナイトニッポンの投稿者が自称したところから生まれたとされている。
ラジオ
有名な番組としては
青春ラジメニア
マミのRADIかるコミュニケーション
林原めぐみのハートフルステーション
ツインビーパラダイス
等があった。
ハガキの採用者には記念品が贈られることが多い。
なお、常連がいつの間にか番組の放送作家になっていたというケースもある。
雑誌
大量投稿のコストを削減するため、常連投稿者の多くは官製ハガキではなく、ハガキ大の紙に描(書)かれた作品を封書にまとめて送っている場合が多い。アニメイトや画材店などでは、紙質の良い投稿用のハガキ(ハガキ大に切りそろえた漫画用原稿用紙)も販売されている。
イラスト投稿者の場合、同人作家と兼任している場合もある。
→投稿絵の記事も参照。
VOWのような面白画像の投稿にも常連がいた。
テレビ
テレビ番組の視聴者投稿は20世紀末にはFAXへ移行し、2000年代にはメール、2010年代にはTwitterなどと移り変わりハガキを募集している番組は少ないが、『sakusaku』や『今夜は生でさだまさし』等、視聴者からのハガキが読まれる番組もある。
TV番組の場合、出演者が直にハガキを持って紹介できるという利点もある(その際、誤って画面に映さないために個人情報部分は前もって黒塗りされている)。
有名なハガキ職人
赤井土竜 伊華りんぐ おーかゆかり
カツヒサ かなみ
佐藤大 信山☆しんざん
竹ちょ 投稿スライム トモ☆ヒロ
永吉美穂
ハガキ職人であるキャラクター
神山高志/RN・ハチミツボーイ(魁!!クロマティ高校)
山口ノボル/RN・アジシオ太郎(魁!!クロマティ高校)
四十万畦道/RN・エブリデイしじみ(ショーハショーテン!)
ハガキ職人の類語
- 投稿戦士
ジャンプ放送局で投稿者達の通称がこう呼ばれていた。
- 質問者
ゲーム帝国の投稿者を指していた。
その他
人気のある投稿コーナーは採用率がシビアである為、大量に投稿する常連が少なからずいる。その為ハガキ代がかさむという実態がある。雑誌の項目で触れられている「ハガキ大の用紙」の件はハガキよりも一枚のコストが低い事から纏めて投稿する場合に推奨している例である。