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智也(鵺の一族)の編集履歴

2023-08-13 09:29:43 バージョン

智也(鵺の一族)

じなんのともや

智也とはヒューマンバグ大学に登場する''人間''である。

注意


EL戦争中盤以降におけるネタバレ含みます。




















鵺さん2

概要

漫画系YouTubeチャンネル『ヒューマンバグ大学』の登場人物で、その1シリーズである『元裏社会の最強殺し屋・瓜生龍臣』シリーズの主要キャラクターの一人。殺し屋鵺と呼ばれていた人間の真の姿


智也は当初は銀田派として瓜生たちと対峙するも、任務のために罪もない人々、女子供にすら手をかける現在の在り方に心を痛め、毛利・瓜生の暗殺失敗を機にそのまま果てようとするが、毛利の誘いを受けて死を思い留まり、以後は毛利たちに協力(表向きは戦死したこととし、また智也自身も主君を裏切った後ろめたさから直接戦闘には関与しなかった)。一時はこの事実を実家の一族に察知され、後継者である兄が愚弟を粛清せんと現れるも、現在の一族に変革をもたらしたいと常々思っていた兄の一存で、以後は暗殺者「鵺」ではなく一般人「智也」として生きることを条件に見逃された。


瓜生・毛利・バースが挑んだ最終局面では、毛利との闘いの末に落命した栄角を見届け、また瓜生に敗北した組織最強の殺し屋・鶴城史之舞には、自身と同じく瓜生が何故生かしたのかを考えるよう説き、更生への一助を行った。戦争終結後は組織が解散するも、毛利が立ち上げた『株式会社モーリー』に参画し、戦争にて知り合ったバースと共にかき氷と焼き芋専門の飲食店を開業した(バースがかき氷、智也が焼き芋をそれぞれ担当)。その後も瓜生やカリン金鳳智も含めた5人で海水浴に出かけたりと、交流を深めている様子。


因みに智也という本名を知るのは、今のところ兄を含めた実家の人間と、兄との対決をコッソリ見守っていた瓜生のみで、現在も基本は周囲から「鵺」と呼ばれている。


人物

容姿

鵺(ヒューマンバグ大学)を参照。


性格

銀田から離反して瓜生のメロンパンを食べた後は本来持ってたであろう人間臭さや人間性を取り戻しており、カリンや仁美のディスりにも真に受けて反応するようになった。EL戦争終結後に毛利の発案で株式会社モーリーの設立後には暖かな笑顔を見せるようになった。また、鵺一族時代では長男を「兄者」と呼んでいたが、智也という人物になってからは「兄ちゃん」と呼ぶことがある。その尊さに悶えた視聴者は多い。


実力

鵺(ヒューマンバグ大学)を参照。


使用した武器、道具

  • 特殊なナイフ

斧の刃の後ろに持ち手を着けたようなナイフ。投げても使用出来る。

  • 苦無

剣士御用達の投擲武器。

  • 忍者刀

忍者が使う刀。日本刀と異なりヒューマンバグ大学では使用者は少なく使うのは智也と兄と天王寺組岸本隆太郎の3人のみ発覚している。

  • 火薬玉

攻撃と煙幕の双方に利用する。これで煙幕を貼ると智也を捉えられる者はいなくなる。


活躍

※銀田派時代の活躍は鵺(ヒューマンバグ大学)を参照。


瓜生に敗れ、地面に崩れ落ちた鵺は走馬灯のように自身の過去を思い出した。これまでどんな汚れ仕事をしても昔の銀田にあった正義を信じて共に進んできたが、邪悪な思想に染まった銀田にもうついていけなくなっていた。


「……トドメを刺さんのか?」


しかし、瓜生からは「巻き込んだカタギの少女を殺さないようにしつつ、怒りに燃えた瓜生に殺される」という結果に持ち込もうとしていたことを看破される。

実際、タイヤに苦無が突き刺さったトラックは減速した事で瓜生が子供の救助に成功した(その隙に毛利を仕留めるつもりでいたが…)。



「邪魔するものは全て殺せと言われた。たとえそれが一般の人間でも…… 私は疲れたのだ。変わってしまった主君に仕えることも……無辜の民を手にかけることも……」

「“人心を解さぬ化生”が聞いて呆れる…… 私は鵺にはなれなかったのだ…… さあ殺せ」


本音を溢すと、毛利が歩み寄ってくる。



毛利「捨てるというならその命……俺に預けないか? 罪のない人間を手にかけないのは我々の理念に合致する。共に生きればいい」


「だが……裏切れば一族への支援が……」


毛利「ならば死んだことにすればいい。その程度の偽装はできる。この戦争も参加する必要はない」


手を差し伸べてきた毛利に対して迷いが生じるが、メロンパン職人として第2の人生を選んだ経験がある瓜生からも後押しされる。


「新しい人生……私は次こそ人として生きられるのだろうか…… 罪なき人を殺さずに済むのだろうか……」


毛利「もちろん出来るさ。お前の目を見ればわかる」


「うぅうう…… ううう…… 頑張りたい……頑張ってみたい……です」


涙を流しながらこの提案を飲み、2人に肩を借りながら戦場を後にした。

こうして瓜生との戦いを経て人の心を取り戻し、瓜生達の仲間になったのであった。


死闘の先にあったのは、感情の無い忍や人の心を捨てた化け物のような思想の成れの果てではなく、善なる心を守りたいと純粋に願う一人の人間の想いであり、そうありたいと願った自分になれた瞬間だった。



ちなみに、本動画のエンドカードでは、サムネイル画像のジオラマアクリルスタンド鵺のアクリルスタンドの発売が告知された。(元)銀田グループでは初のグッズ化となる。(ついでに瓜生とカリンのアクスタも再販された)


どうやら瓜生メロンパンを食べたらしい。また、アクスタの説明では「うりゅうのメロンパン」の新人店員になった模様。皿洗い担当らしい。

うまああああああ! なんやねんこれ! てか我が一族なにしてんねん!


冒頭で瓜生のメロンパンを食べ感動しており、その様子を見てカリンは弟のように接したり、師匠のように悪口を浴びせていた。


「うまぁあああ!」


カリン「美味しいねえ。


「なんて、優しい甘さや…心が綺麗になりよる。」


「あ、今気づいた。我が一族は、全部間違えてたね。」


カリン「泣くな銀田の奴隷、ナナフシにしか見えん。


「ひどい。」


毛利グループのアジトにカチコミが入り仁美の保護を志願、瓜生や毛利から信頼を寄せられたが(事情が事情とは言え、)仁美からは前に殺そうとしたことを突っ込まれ泣きながら「言わんで」と頼んだ。


新たな道を夢見る次男vs一族最強の長男 互いの思い


「兄者…… 一族の掟に従い私を消しにきたんだな?」


「愚問だ…… 裏切り者には死あるのみ」


毛利派に加入してからは銀田にバレない程度で彼らのサポートに尽力していたが、一族の長男に、銀田家を裏切り生きていたことが悟られてしまう。一方で自身も兄が狙っていることを悟り、人気のない空き地で待ち受け、遂に邂逅を果たす。

先手を取ったのは兄であり、自分の上位互換かのように炮烙火矢に急所を狙う複数の手裏剣と流れるような攻撃で防戦一方となり、兄の気配を見失ってしまう。


「気配の読みが甘いのは相変わらずか…… 未熟者め」


「ぐあぁああ!」


次の瞬間、兄は煙の中から音もなく現れ、背中を刀で斬られてしまう。それでも応戦し、兄に一族には変化が必要だと訴えるも、反対に強烈な膝蹴りをもらってしまう。

しかし、それに怯むどころか今度は自分から攻撃を仕掛ける。


「罪なき人を殺めては我が一族は闇から抜け出せんのだ! 私は一族にも幸せに生きてほしいのだ! 銀田家の支援がなくてもやり直せば良いではないか!!」


「ほざけ…… 我等は銀田家の影であることが存在意義。それが出来ぬ者に生きる価値はない」


後ろに飛び退いた兄を追うも、いつの間にか撒かれた撒菱を食らってしまい、そこから回し蹴りと投げ技という連続攻撃に晒されてしまう。

それでも兄を斬り合いに巻き込み、放たれた目潰しを躱してみせるが、刀に苦無の流れるような攻撃を防ぐことは出来ず、重傷を負ってしまう。


「お前は変革を求めたが、それは先人が積み上げたものを破壊する行為…… 断行すれば地獄へ落ちる者も多数現れる。そうやって犠牲になった者には理想や善悪など何の慰めにもならんのだ」

「いかなる理屈を述べようとお前は一族の裏切り者だ」


刀を振り上げる兄にトドメを刺されそうになるが…


「それでも…… 今のままではダメだ! 無辜の民を殺すことなどどんな理由があってもならん!!」


それでも諦めることなく兄を迎え撃つが、兄は手裏剣に炮烙火矢を容赦なく放ち、それをまともに食らったことで立っているのもやっとなほどの深手を負う。


「兄者……一族は間違っている…… 目を覚さないのなら……俺があんたを消す! 斬ってみろ! 兄者ぁああ!!」


「一族の面汚しが…… 地獄で反省するがいい」


そして、兄の容赦ない一撃を貰ってしまうが…


「がぁああ! 兄者も一発くらい貰っとけ!」


執念で一矢報いることに成功する。


(兄者は強い…… 私はここで死ぬだろう)


「お前ごときが何かを変えようなど身の程知らずにも程がある…… この兄に従っておけばよかったものを」


「……いつまでも弟だと上から見るな兄者! 俺も父を愛し、母を愛し、一族のことを考えている!! 今のままでは誰一人胸を張って生きられないのだ!! かかってこい兄者ぁああ! 俺は死すとも信念を貫き通す!!」


そして、死を覚悟しながらも信念をもって立ち向かう。

その叫びに兄は…


「……いい目だ。覚悟と信念がある。死を覚悟してまで何かを伝えたいか……」

「フン…… その信念があればもう一人でも生きていけよう」


そう告げると、少し笑みを浮かべながら刀を鞘に収めた。


「裏切り者の我が弟は死んだ。貴様は『智也』というただの男だ」


「え……? 兄者……」


「我が一族は人非ざるモノ…… 人になった者に用はない。勝手に生きるがいい」


そして、兄はさらに言葉を繋げる。


「お前の言うことは理解できる。若き世代は皆多かれ少なかれ現状を憂いている。だが…… 急激な改革は大きな反発を招くだけ。『現実と向き合い少しずつ変えていく』その努力が必要なのだ」


兄も弟の言うような一族の改革が必要だと前々から考えていた。しかし急な改革では犠牲が出るため、地道に一族を変えることが必要だと本音を述べる。それは、かつて仕えていた銀田が行っていた強行策の中で起きた弊害を悟っているかのようだった。


「強く生きるがいい、智也。お前の思いは俺が背負おう。鵺一族の当主として皆を守りながら道を模索する…… それが俺の宿命だ」


「兄者…… 私を……私を許すと言うのか?」


「許すなどとは一言も言っていない…… 鵺は死に、ただの男がいただけの話だ。もう会うこともないだろう…… さらばだ」


兄はそう言い残すと、霞のように消えてその場を去った。


「宿命というなら俺も一緒じゃないか、俺は投げ捨てたのに…… 兄ちゃんは一人で背負って…… 兄ちゃん……ごめん……」


その場に一人取り残されると、自らとは異なり宿命の全てを背負う兄の覚悟に涙を流したが、新たな道を生きようとする自分を受け入れてくれる瓜生たちと合流した。


EL戦争の最終決戦の中総本山に潜入。長く使えてきた銀田が自殺した場所に辿り着き号泣した。その後は鶴城にうりゅうのメロンパンに来るように告げた。

その後はうりゅうのメロンパンから毛利社長の株式会社モーリーに転職しバースと共同でかき氷と焼き芋を作っていた。ちなみに火薬調合とは全く関係ない


智也たちの開いた店がこの頃には「モーリーの稼ぎ頭」として話題となっており、瓜生たちがメロンパンの差し入れに智也たちの店を訪問した頃には長蛇の列を作るほどの繁盛っぷりをみせていた。


このときは丁度、かき氷の器に焼き芋と各種果物を付け加えた、如何にも映える新メニューが評判になっており、瓜生は焼き芋の代わりに自身のメロンパンを乗せる形でその人気になんとか乗っかれないか企み顔を浮かべ、カリンから呆れていた。


喜凛町の夏祭りにて自身らの屋台を出店。この日はうりゅうのメロンパンや金鳳石鹸も店を出していたが、瓜生は彼らも出店していたことは知らなかったようで、最近経営が厳しく主催者の木部さんの出店提案に飛びつくようにして参加した手前、既に死ぬほど流行っているバースたちが店を出すことに対して戦友に向けるレベルじゃない嫉妬の視線を送っていた

(因みに屋台の垂れ幕から例の新メニューは「やきいもかき氷」という名前である模様。)


この回で(外道への時短尋問のために瓜生たちに協力した金鳳とは別に)バース・智也の戦闘面での活躍はなかったが、祭りの終盤、先に営業を終えた瓜生たちと合流し、自身らも5人で食べるかき氷を作った後に閉店して祭りの中を練り歩いた。智也はこのときグレープ味のかき氷を美味しそうに頬張りながら「ずっとこんな日が続きますように」と呟いていた。言葉自体は非常にシンプルだが、過去銀田の命令で心を痛めながら暗殺任務に従事していた彼の口から出たことで、如何に今の生活に喜びを噛みしめているかがわかる。


夏が本格化し、かき氷への需要が高まったことで店が更に繁盛するも、バースは何故か未だにアナログ式(手回し)のかき氷機で作ることに拘っていたため、組織出身だという女の子を新たに雇ったとのこと(今のところ、バースの横で氷の補充をする場面しか描かれず、彼女自身の名前や詳細情報は明かされていない)。


また、瓜生が喜凛町の人々を守る理由を知った毛利の決定で「モーリーも(日々自社商品を買ってくれている)喜凛町に恩返しをする」という新たな方針が加えられたことで、智也は最近お客の女性たちの間で被害が広がっている性犯罪の調査を開始する。結果、近隣で定期的に開催されているミスコンで上位入賞した女性を泥酔させて輪姦する半グレ集団の存在が浮かび上がり、彼らは女性が弄ばれる姿を撮影し、ミスコン入賞というネームバリューを武器にネットで有料公開することで荒稼ぎをするという極めて下劣な所業を行っていた。奇しくも、桜泉女子大学に出張していたうりゅうのメロンパンの二人も、同大学に通っていた常連の志織が被害後に自殺した話を受けて調査を開始しており、丁度女子大生に扮して情報集めをしていたカリンに合流。近々、こことは別の近隣の大学でミスコンが開催される話も上がっており、変装が得意な彼女に潜入を依頼した。


カリンは偽造した生徒証と演技力でコンテストのエントリーを難なく通過し、智也と瓜生も入賞後の女性に外道が近付くタイミングを見逃さぬため、会場に一般客として入った。結局会場内で怪しい人物を見ることはなかったが、嘘で盛りに盛った上品で家庭的なプロフィールで紹介されながら清楚な微笑で佇むカリンの姿に、瓜生は「真実が一文字もない」と呆れ、智也はその「大嘘ついても堂々とできる精神力」に感心した様子だった。


最終的にカリンは(一芸で披露した鬼瓦が不評だったのか)3位に収まったものの、目論見通り高島という一人の男子大学生が廊下でカリンに声をかけに現れ「ミスコン参加者はタダ酒が飲める」といった聞こえの良い方便で飲み会に誘ってきた。まだ確証もとれないためカリンはその話に食いついたように誘いを受け入れ、瓜生と智也も二人を追跡して繁華街にあるクラブへと向かった。


カリンは、早々に皆で一気飲みをしようとする周囲の空気作りと、自身に差し出された異様なほどアルコール度数の高い酒から、この高島らこそが志織たちを地獄に突き落とした外道集団だと看破し、高島、それに加担していた外道女をそれぞれ殴打。智也たちもその騒ぎを合図に店内に入った。瓜生やカリンはこれまでのシリーズでもそうだったが、今回の件では智也もまた、無辜の女性を騙して汚す外道たちの所業に凄まじい怒りを見せ、自身にナイフを突き立てて襲いかかってきた大男の両目を苦無で裂き、鎖分銅で絞め殺すという凄惨な処刑法を行使し、久々に「冷徹な殺し屋・鵺」としての顔を顕にした。


その後、酩酊状態にされた他の被害女性の救護を優先した瓜生・カリンに頼まれ、残った外道たちを尋問していたが、彼らは「俺たちには強烈なケツモチがいるんだ」として未だ悪びれず、間もなくその場に外道たちの雇った用心棒らしき男が現れる。「パグ」と名乗ったその男は、智也が戦闘時に行う隠形術を前にしても「忍者の系列」「組織時代に何人か見た」と発言し余裕の笑みを崩すことはなく、テーブルを軽々と蹴り飛ばし、即座に銃を抜いての早撃ち、更には閃光弾を投げたりと、まるで暗殺者の対処に慣れているように矢継早に攻撃を仕掛けてきた。智也は、そうしたパグの言葉に疑念を抱きつつも、的確に彼の攻撃を躱しながら撒菱、炸裂弾で反撃。最後は爆風で視線を切ったパグの背後から苦無で延髄を突き刺し勝利した。


智也には造作もない相手であったが、その暗殺者慣れした戦闘能力や「組織」という言葉には疑問符が残った様子であった。そして当然、パグに期待していた外道たちもその後しっかりと処刑した。


余談

現在も暗殺者一族として機能しているのは智也の実家である鵺の一族のみで、三門一族は秋月家の裏切りにより当主であった父が死亡し崩落、一朗太とその妹も現在はそれぞれ別の道を生きている模様。赤城家も、戦乱の世の終わりと共に御役御免となり、その血筋と暗器をはじめとする暗殺術を密かに継承しつつ、骨董店として生計を立てている。


関連タグ

ヒューマンバグ大学 元裏社会の最強殺し屋・瓜生龍臣 鵺の一族

忍者 火薬 哀しき悪役光堕ち  天然

株式会社モーリー 焼き芋

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