オラオラオラァ! 正面から殴り合いだぁ!
公式サイトでの解説
羅威刃の幹部。
体の至る所に暗器を仕込んで戦うスタイルから
「トリックスター神原」と呼ばれる。
概要
巨大半グレ組織「羅威刃」の幹部。
ボッタクリを常套手段とする外道ホストクラブの用心棒とケツ持ちをしている。
人物
容姿
ピンク色のジャケットを羽織っており、金髪で前髪が飛び出しているというかなり派手な容姿をしている。
性格
一言で表すならチャラ男。戦闘も遊び感覚で行い、後述する能力から「トリックスター」と評される。
また他の羅威刃のメンバー同様、汚いシノギを平気で行う腐れ外道であり、他人を傷つける事を積極的に行う人間のクズ。
能力
戦闘力
紅林曰く、久我を超える回避能力を持ち、その紅林のパンチをいとも容易く回避し、覚醒状態の紅林が放ったパンチすら、頭突きで威力を相殺してクリーンヒットを避けるほどであるほか、攻撃速度そのものも凄まじいスピードを誇り、それらのスピードと天才的な先読みを駆使した喧嘩殺法を得意とする。
但し、後に交戦した守若曰く、「足の裏は意外と止まっている」とのことで、上半身を動かして回避する事には長けているが、武術の必須スキルである体捌きや足捌きを用いた回避はできないようで、おそらく天性の才能と我流で鍛えたと思われる。あるいは単純に靴に隠し爆弾や仕込み刀を入れていたため足のバランスが乱れたり重くなっている状態の為、足が動かしずらかったため足の回避が遅れたとの見方もできる、ちなみに東雲、小湊は剣術を修めており、設楽、間宮、高城、秋元、菊川は従軍経験の持ち主。
スピードだけでなく暗器の扱いもジェイクと同じく達人レベル(交戦した紅林曰く、ジェイクとの戦闘経験がなければ暗器での攻撃は見抜けなかったとのこと)。
握り拳に隠れる刃や爪先のナイフといった多種多様な暗器を駆使し、素の打撃以上のダメージを与えてくる。
使用した武器
- 手の内
拳に握って隠し持つ刃。ただのパンチだと思って腕で防御すると貫かれる危険性がある。
- 足の仕込刀
蹴りと同時に剥き出して突き刺す。紅林相手には牽制でのみ使用。同様の物を肘にも仕込んでいる。
- 爆弾
仕込刀とは別で足に仕掛けている。片足を犠牲にした最後の手段。
活躍
- 2022年6月25日の動画(状況整理)
名前とビジュアルが公開。紅林と戦うことが予告された。
紅林の知人である雛子が悪質なホストに騙され、それに対してキレた紅林が店にカチコミをかけ、店長を含めホストの顔面を陥没させたところに現れ戦闘を開始した。
暗器の連撃とたぐいまれなる回避能力で紅林追い詰めたが怒りにより覚醒した紅林のスピード全振りのジャブが放たれ反応が追い付かずもろに受けた…と思われたが額で受けたことによって立ちあがった。
その後パトカーのサイレンが聞こえたことで撤退。追いかけた来た紅林に靴の仕込み刀で牽制し逃走した。
「俺よけるの天才なんだよね だから一方的に殴るよん」
「あんまり調子に乗んなよ…… テメエに見せた暗器はほんの一部なんだよ」
開戦 羅威刃の歩く武器庫vs京極組 伝説の男の手下
「おいおい、誰が来るかと思えば三下かよ。京極ガチャ外れじゃん」
京極組が誇る伝説の男・佐古がシマの巡回をしていた頃、京極組に守代を払っている店を荒らしていた。
駆けつけた佐古と戦闘になるが、両者の戦闘力の差は歴然であり、自慢のスピードと暗器によりあっという間に瀕死に追い込む。
「グッバイ、来世はもっとマシな死に方できるといいなぁ」
佐古「ぐこここここ……」
そして、抵抗できない佐古にトドメを刺そうと飛び掛かっていくが…
守若「誰だお前。俺のオモ…… いや、舎弟を返せえ」
そこへ、佐古のスマートフォンにGPSを仕込んでいた刺身包丁の守若が現れる。気配もなく現れた守若に警戒しつつも、すぐさま体勢を立て直して守若に飛び掛かる。
「ウォーミングアップは十分だ。お前は最短で殺す」
守若「うわぁ、速いなあああ…… ってお前、何握ってんのぉ?」
守若は拳に握った暗器を見抜いており、攻撃を次々と躱されてしまうが、拳以外にも身体の各所に隠した暗器を次々と繰り出してそのまま紙一重の攻防を続ける。
守若「君、上半身はよく動くけど…… 足の裏は意外と止まってるね。包丁の開きがダメなら外道のたたきだ」
「ゴォォォッ!?」
しかし、下半身は上半身ほど大きく動いていないことを守若に見抜かれ、足を踏まれて動きを止められた隙に強烈なボディブローを貰って壁に叩きつけられてしまう。
咄嗟に後ろへ自ら飛んで威力を殺したものの、守若は徐々に距離を詰めていく。そのまま襲い掛かる守若を迎え撃つが、再び足を踏まれて動きを止められてしまい、拳の一撃を貰いそうになる。
守若「空も飛べるぞぉ。守若パーンチだ」
(なんという反応速度だ! 躱しようがない!)
(だがな、それは読み通りなんだよ……)
実は爪先にも暗器を仕込んでおり、そのまま守若の足を抉ろうとする。更にはそれを躱した守若の動きも読んでおり、すぐさま軌道を変えて喉元に刃を突きつける。(正確に言えば初めから狙いは頸動脈だった)
「死ねええええええ!」
守若「うがあああああ! ……バア! なんちゃって…… 惜しかったねえ」
しかし、守若はそれすらも見抜いており、蹴りをキャッチされて靴を取り上げられてしまう。
万策尽きたかに思われたが…
「へへへ…… すげえよお前。マジでバケモンだ」
「だがなぁ…… それもな、読み通りなんだよ」
守若「なんだぁ……」
次の瞬間、守若の顔面で爆発が起こる。
なんと奥の手として脚に爆弾を仕込んでおり、それを爆発させた。自身の脚も吹き飛んで重傷を負ったものの、吹き飛ばされた守若は壁に叩きつけられてしまう。
そして、動かなくなった守若をよそに佐古へトドメを刺そうとするが……
「おいおい…… 嘘だろ……」
守若「危ねぇなぁ、俺じゃなかったら死んでたぞ。今のが最終手段だったみたいだねぇ。じゃあもう死んでも悔いはないよねえ!」
「グウウウウウ! 直前で間に手を入れたのかぁ!」
守若は爆発の瞬間に右手を顔の前に添えており、右手を犠牲に爆発の威力を殺していた。
片脚を犠牲にするという最後の切り札も使ってしまい、それでも仕留めきれなかった守若を止める術はもうなかった。
そして遂に……
守若「オープン・ザ・腹アアア!!」
「クソッタレエエエエ!?」
最期は守若に完膚なきまでに腹を掻っ捌かれる末路を迎えた。
守若「伝説の男・佐古の大勝利! これは凄い手柄だ〜」
佐古「……いや、マジで何もしてないっス」
8月10日付の動画の後日談。部下から「神原と連絡がつかない」という報告を受けた城ヶ崎は心配する素振りを見せないどころか、「死んだんだろ。死んだ奴は肉の塊だ。気にするな。」と述べており、城ヶ崎にとってはたとえ幹部であっても自分の手駒に過ぎない、ということが改めて示された回となった。
余談
本気を出さずとも紅林相手に戦闘を有利に進め、守若冬史郎相手にも善戦するほどであるが、久我虎徹曰く『幹部の中で一番下』との事。何が幹部の中で一番下か明かされていないものの一般的に視聴者の間では彼の強さが一番下という事が前提になっている、だがどう考えても神原より弱い間宮恭平の名前が挙がらないので神原が一番下という仮説は矛盾が残ってしまう、なので神原が一番下なのはあくまで組織内の権力や立場という説が最も有力である、それなら情報探知能力が優れていて城ヶ崎賢志にも気に入られているこの事から間宮恭平の方が神原よりも立場が上なのも納得する事ができ、矛盾が解消される。公式Twitterでも羅威刃は成果主義であり手柄を挙げた者が出世するため出世争いが激しいと言われている。なので出世しようとホストクラブのシノギで稼ごうとしている中、紅林二郎にホストクラブを潰されて警察の捜査によってホストクラブのシノギをパーにされた事で羅威刃内での立場も落ちていってしまったと思われる。幹部の中で一番下の立場が気に入らなかった神原はわざと京極組のバーを荒らし、組員をおびき寄せ京極組の戦力を削り、手柄を立てようとしていたのかもしれない。その仮説なら佐古大和を逃して京極組の兄貴を呼んで来させようとしていた行動にも納得がいく。
それかただ単に神原は『幹部の中で一番下』、という建前を作る事で視聴者がこれからの物語に期待を募らせる事を狙ういわゆる宣伝文句に似た様な物だったという見方もできる。脚捌きがなっていない欠点を見抜かれるまでは守若ですら全く攻撃を当てられないほどの回避能力と、暗器や爆弾などを使い天才的な先読みで守若に重傷を与えた事から彼は同じく守若にダメージを与えた高城高城蓮太郎に匹敵する強さ、又はそれ以上の実力の持ち主だったのかもしれない。
今までは「トリックスター神原」と紹介されていたが、初登場から半年以上経った頃に、公式Twitterよりフルネームが判明した。
モデル
「イカサマ好き」「ズル賢く残虐」「罠を扱うのが上手い」「最期は身体を裂かれて死んだ」といった特徴から、モデルはブギー、容姿についてはジョルノ・ジョバァーナと思われる。
関連タグ
奴は四天王の中でも最弱… - 京極組最強戦力とマトモに戦えているがこれでも幹部の中では末席、という彼の立場を端的に表現している言葉。
ジョルノ・ジョバァーナ - 髪色や髪型が酷似しており一部視聴者にツッコまれている。
殺し屋ジェイク - CODE-EL所属の殺し屋。紅林を苦戦させた点、暗器を得意としている点、高い攻撃回避力を持っている点、戦闘を遊び感覚で行っている点など挙げればきりがないほど共通点が多い人物。