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偽善者が金払うからに決まってんだろうが! そんなに払いたいなら俺が使ってやる! その金でまた戦場に行って殺しをしてやるよ!


概要

巨大半グレ組織「羅威刃」の元幹部で、逮捕された後に組織を脱退。


彼は羅威刃幹部の中で初めて登場した、海外での軍人経験がある人物となっている(後日、間宮恭平設楽紀明高城蓮太郎秋元詩郎も軍人経験者だと判明)。


人物

基本情報

地位羅威刃 幹部(後に組織を離脱)
メインウェポンサバイバルナイフ、拳銃
得意分野(戦闘以外)詐欺による資金調達
経歴海外の軍隊→羅威刃 幹部→詐欺の首謀者として逮捕→フリーの半グレ(西山田病院と契約)

容姿

紫色に髪を染めており、黒色のジャケットを羽織っている。


性格

傭兵でありながら戦場の辛さを全く気に留めておらず、遊び感覚で戦う。


また他の羅威刃のメンバー同様、汚いシノギを平気で行う腐れ外道であり、他人を傷つける事を積極的に行い、巻き上げた金で再び戦場に出向いて殺しに行こうとする人間のクズ。しかも、一度は紅林にボコされた上で逮捕されたにもかかわらず、その後も懲りることなく外道に加担するという始末である。


能力

世界中の戦場を飛び回っていたと自負するだけあり、サバイバルナイフと拳銃を自在に使いこなす。その実力は、紅林に「速い、そして正確に急所を突いてくる」「練り上げられた殺人ナイフだ」と言わしめ、普段は素手で戦う彼もバットを使わないと太刀打ちできないほどである。しかし、後に登場したの実力が明らかになると、彼らと比べて力不足な印象が拭えなくなった。


また頭が回るところがあり、募金詐欺というタイムリーな話題で金儲けをする用意周到さを見せている。実際に、資金稼ぎの能力は晩年まで活かされていた。


総じて、戦闘能力は今ひとつだが資金稼ぎなどの兵站としての腕は確かという評価に起結する。特に彼が晩年に勤めた西山田の病院では、半年間で患者たち30人から合計1億2800万円を巻き上げるなど、悪どい金を稼ぐ才能はかなりのもの


活躍

募金詐欺の現場が紅林に見つかり、手下が倒されたことで戦闘に引きずり出された。彼は相手が紅林だと知っていても全く怯まず、名乗るとすぐにサバイバルナイフと拳銃を取り出し発砲する。


スピードで圧倒し、急所を狙う攻撃で紅林を追い詰めたが彼を「素人」だと判断して油断したのが運の尽き、金属バットを持った紅林によって腹にフルスイングを打ち込まれた。


その後は当然ながらノックダウン状態になり、駆けつけた警察によって紅林ともども逮捕された。

すげえ馬力だな。テメェ前世はゼブラか?

始まりの合図で終わりじゃあ!!


新章開幕 元羅威刃 冷酷な傭兵VSナツメ金融 元暗殺者の闇金社長

この日に新しく登場したばかりの新主人公・三門一郎太がナレーションを務めるシリーズの最初の敵役として抜擢された。と同時に、彼のシリーズで最初の死亡者となった。


逮捕された後の菊川は羅威刃を勝手に離脱し、患者を騙して金を巻き上げる悪徳病院の西山田病院と契約(傭兵経験があり負傷者の手当ても当然していたであろうため、その腕を買われたこともあると思われる)。身に覚えのない借金の請求を受けた西山田から頼まれ、三門と対峙する。


彼はサバイバルナイフを抜いて敵の服を切り付けるが、すぐに肘関節を決められ背負い投げを受ける。予想外だったようで受け身を取れなかった彼は頭を地面に強打し、膝打ちを食らった彼は首をへし折られて即死した。

お前ごとき俺一人で十分だな

俺は世界中の戦場を回った傭兵だ。やるからには必ず殺す


余談

彼の実力について

戦闘力だけで見た時、彼は紅林に一撃も当てられず倒されたため「羅威刃幹部の末席とされている神原拓より実力が下ではないのか」と評価されることがある。しかし彼は相打ちにはなったものの紅林に金属バットを使わせたことで彼を一時戦線離脱に追い込んでおり(同じく紅林と交戦した神原・設楽・城ヶ崎・東雲では離脱に追いやるまでには至らず)、さらにタイムリーな話題である募金詐欺などの形による財源として見た場合は、幹部として十分な貢献をしていた可能性がある。また羅威刃離脱後も病人からの搾取というで狡猾な手段でかなりの資金を稼いでいたので尚更である。


とはいえ神原が幹部の中で末席なのは京羅戦争激化時点での話であるため、「幹部の中での末席はもともと菊川だったが、募金詐欺の容疑で逮捕されたことで菊川不在となり、その結果、当初下から2番目だった神原が自動的に幹部の末席となってしまった」という背景があるならば実力と立場で生じている矛盾は解消されるだろう。


そして同じく元海外軍人の間宮と設楽が死んだ今、組織にとって傭兵経験を持つ彼をここで何もせずに切り捨てるのはどう考えてももったいなさすぎるため、何らかの形で奪還作戦が展開される可能性がある(事実、羅威刃は刑務所に捕まっていた津田を大金で釈放させて仲間に引き入れた経緯がある)・・・が、全く動きがないまま京羅戦争は終結し一度も久我シリーズに姿を見せることがなかった。そして上述の通り、戦闘面では見せ場を作ることができずあっけなく死亡した。


不遇な扱い

後に公式から発売された「羅威刃全員集合アクリルスタンド」などのグッズには当時からの幹部で唯一採用されていない、公式ホームページにおける羅威刃の項では存在自体が省略されている、再登場も空しく新シリーズの主人公に瞬殺されて退場したなど、羅威刃幹部の中では最も不遇な扱いを受けている。


流石に登場回数が少なすぎる(しかも京羅戦争には関与していない)ので無理もないか。


事件のモデル

彼が作中で最初に引き起こした募金詐欺に関して、作中で名前が出たA国の元ネタはウクライナ、その侵略戦争の元ネタは動画投稿時から現在まで続くウクライナ侵攻であると思われる。


この回では国名はぼかされていたものの、後の瓜生シリーズのこの動画では現在ウクライナが侵攻を受けている事についてガッツリ言及されている。


関連タグ

ヒューマンバグ大学 半グレ 羅威刃

傭兵 軍人 不遇 インフレ 兵站


設楽紀明 - 同じく羅威刃の幹部で扱う武器も同じであり軍人経験者。但し菊川は紅林に何のダメージを与えられないまま金属バットのフルスイングを喰らって戦闘不能になったが、設楽は殺気を消して銃を正確に当てたりナイフでパンチを躱しながら腕を斬り裂いたり不意をついたママチャリ攻撃を喰らいながらも左肩に投げナイフを命中させたりと紅林に大ダメージを与えている。言うならば上位互換の存在。


海瀬将悟 - 敵対組織の京極組に所属し、病院で悪質なシノギをやっていた。ただしこちらはそもそも病院自体が正しい治療をしていないヤブ医者であり、本人にも医学知識など全くない。


神原拓 - 公式では彼が羅威刃幹部最弱の戦闘力とされている。菊川と間宮は戦力ではなく兵站面で幹部としての素質を見せた。


間宮恭平 - 戦闘力は菊川未満とされる羅威刃幹部。こちらは卓越した情報収集能力で成り上がってきた。羅威刃幹部の中では不遇な扱いを受けていると言われがちだが、彼に関してはアクスタに採用され、公式HPにも一応掲載はされているため、これでも菊川と比べればかなりマシな扱いである。


藤崎 - 菊川と同じく、誰からも望まれてないどころか存在自体が忘れている中でまさかの登場を果たした元羅威刃構成員で、組織の離反派という点も類似している。ただし、新主人公の噛ませ犬として退場した菊川と異なり、藤崎はアル中と化してしまったものの未だに生存している。


白武利光米倉敏文 - ライバル組織に所属する、金儲けの才があった外道構成員達。しかし前者は一度で数百万単位の利益しか出せず、菊川よりは劣る(米倉については不明なほか、当時は作風の違いもあり組主導でのシノギだったと思われ、彼自身が外道ではない可能性も指摘されている)。

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