予告
空を覆う不気味な光。カナン星人の企みが実を結ぶ時、自我に目覚めた機械達が一斉に狂い出す。
次回『ウルトラマンブレーザー』「侵略のオーロラ」
バンドウ・ヤスノブを誘う言葉は天使の福音か、それとも悪魔の囁きか。
登場宇宙人
あらすじ
隊員達から色々と仕事を頼まれ、知らず知らずのうちにハードワークになって早退したヤスノブ。
それを心配したゲントはテルアキの実家から届いた野菜をヤスノブの家に届けるもいなかったため、アパートの大家から聞いたコインランドリーに行くと、そこには乾燥機にクルルと名前をつけて独り言みたいに呟いてるヤスノブだった。
主な出来事
- 冒頭、真っ昼間から曇り空にオーロラが輝いているのを車で通り掛かったカップルが興奮して見ていると、止めたはずの車のエンジンが掛かり、勝手に動き出す。慌てて追いかける二人の上空ではセスナ機がフラフラしながら飛んでいた。
- SkarDではヤスノブがドルゴ戦以来、動作不良を起こすアースガロンを気にしながら、アオベ・エミやミナミ・アンリから報告書の添付やジャミング用腕時計の開発ゲントからもPCの修理の依頼など色々と溜め込んでいた。
- その結果、ゲントが心配するほど疲労が目に見えており、階段で転倒してしまう。衛生科の診察で疲れから来てるモノと判明。早退することになった。
- テルアキはヤスノブの性格と、皆が仕事を頼み過ぎた事からハードワークとなってしまったと分析し、SkarDメンバーもそれぞれ、反省する。
- テルアキは実家から贈られたトマトを隊長であるゲントからお見舞いとして渡して挙げるように進言する。
- ヤスノブは、行き付けのコインランドリーで乾燥機にクルルと名前を付けて仕事の愚痴を漏らしていた。
- そこへ、トマトを持参したゲントに見られてしまい、ゲントは『あとは若い人(?)同士で』というと慌てて出て行ってしまった。(それを見ていたカナン星人ハービー曰く『あんなにオロオロしなくたって』)
- ヤスノブも言葉に詰まり焦って入れ違いで入ってきた宇宙人、カナン星人ハービーにゲントと間違えて声を掛けてしまう。
- ハービーはヤスノブの所属と個人情報を調べ上げており、ヤスノブも警戒する。すると取り出した光線銃をヤスノブに向かって発射。光線はヤスノブの着ているシャツと乾燥機のクルルに当たりオーロラのような光を出して、ヤスノブは慌てて脱ぎ捨てる。
- するとクルルが勝手に扉を開いて中に入れてた洗濯物を吐き出した。ハービー曰く『カナン星の定義では全ての機械には負の感情が宿っている』。光線銃から発射したオーロラ光線はその負の感情を呼び覚まし、操る事が出来ると言う。
- ヤスノブは頻発する『機械の暴走事故』との関連に気付くとハービーもそれを地球侵略のテストであると認める。
- そしてヤスノブにそれを語った理由はオーロラ光線による侵略作戦を開始するので自分たちの仲間になって欲しいという事からだった。そしてアースガロンにもという言葉を聞いてヤスノブの顔が曇りだす
- 一方、ゲントはテルアキからのお見舞いの確認で、先程の光景をどうしたものか悩みながらトマトを渡しそびれた事に気付く。
- ハービーは地球侵略の準備の為にSkarDの監視を行いレヴィーラにアンプル弾を撃ち込むアースガロンを地球侵略にとって絶好の兵器として目をつけドルゴ戦でオーロラ光線を密かに照射していた。そしてパイロットやメインメカニックであふヤスノブを仲間にすれば最強の侵略兵器になると考えたらしい。
- そして、『僕と一緒に来(着)なよ!』と自身と同じ服を見せてヤスノブを誘うが()
余談
なんと、この回には今作のメイン監督である田口清隆監督がゲスト出演をしている。因みに、田口監督は同じくメイン監督を務めたウルトラマンXの激撮!Xio密着24時にも、直接は登場していないが、ダダに『おい、顔変えんな!』と注意する台詞を劇中で言っている。
同じくメインを務めたウルトラマンオーブでもSNSに動画を上げたカップルの片割れとデアボリックの攻撃から逃げる一般市民役として他の監督達と出てたり、
ウルトラマンZ19話最後の勇者でも他の監督とウルトラマンと殺し屋超獣バラバの戦いを撮ろうとするパパラッチとして出演している。
また2話以来のプール特撮となっており担当回を務める辻本貴則監督がプール特撮を行うのはウルトラマンタイガのタッコング回以来となり、話の内容が内容なだけに辻本監督の十八番である合成とアナログのハイブリットとミニチュア特撮がこれでもかと思う存分に発揮されている。