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概要

ケータイ小説イジメ返し」の主人公で、大金持ちの少女。

各地に転校をしてはいじめられっ子にイジメ返しを提案して暗躍している。

だが、その内容はかなりグロテスクであり、一部を説明すると…、

  • いじめっ子の髪を鋭利なでめちゃくちゃに切って心を壊し、いじめっ子の肉親と彼氏を殺害するように仕向ける。
  • カンニングの疑惑といじめの証拠動画を拡散してターゲットを自殺させて家庭崩壊へと導く。
  • スタンガンを多用する。
  • 父の権力を利用して、いじめっ子のトップの家のあらゆる物を差し押さえする。それだけではなく、いじめっ子の弟(ハンディキャップ有り)も殺害する。
  • 教師すらもイジメ返しのターゲットにして、復讐を成功させる。
  • 父の不倫相手の子供でもあり自分の姉妹でもある少女を一方的にいたぶる。
  • これだけしでかしておいて本人は父に怒られるだけで済むというチートぶり。

…と、もはやイジメの領域を超えた大罪を犯しまくる程に恐ろしい少女である。

容姿

挿絵は無いが、予告漫画他で正式な姿が見られる。その姿は黒髪ロング美肌が特徴の容姿端麗美少女である。

イジメ返しのきっかけと迎えた結末

かなり非情悪魔という言葉がしっくりくるカンナだが、まだイジメ返しをしてなかった時のカンナは普通に良い子であった。良い子だったカンナがイジメ返しをするようになったきっかけは、最後のターゲットである美波が原因だった。カンナは幼稚園の頃に母を美波と美波の両親に殺されており(直接ではなく心理的な形で殺害された。)、母の死の真相を知ったカンナは敵討ちを決意する。その後、美波と美波の両親に復讐を終えた後、最後のイジメ返しに協力してくれた友達の手紙を交換し、手紙を読み終えた後、自宅で焼身自殺をして亡くなった。これで終わりと思われていたが、イジメ返しは桃と信者である神宮寺エマによって継続していくのだった。

余談

各地で暗躍していたきっかけが母を殺された事がきっかけという悲しい理由があったカンナだが、カンナ以外のいじめっ子やいじめられっ子も各々が経験した理不尽によって心が歪んでいた為(あの美波でさえも親には逆らえなかったという悲しい一面があった。)、皆同じ立場だったのかもしれない。ただし、中には若菜、マミ、綾香、砂羽といった元から悪だったと思われるキャラもチラホラいる

もうひとつの関連タグ

復讐鬼 哀しき悪役 消失系ヒロイン(?)

マルベーニ別作品の登場人物だが、カンナと同じく母を殺されて以来凶行に走った悪役。

森口:こちらも別作品の登場人物だが、カンナと同じく理不尽な人物に家族(カンナは母、森口は娘)を殺され復讐を誓ったヒロインで「最初のターゲットが森口(又はカンナ)の復讐によって壊れてしまい、母親を殺害して逮捕され心が破綻した」「最終的に復讐を成功させて敵討ちを果たした」という所がカンナに似ている。だが、最後の復讐を成功させた後に自ら息絶えたカンナと違い、森口は生きていると思われる。