アンチヒロイン

あんちひろいん

アンチヒロインとは、フィクション作品における主人公または準主人公の分類のひとつ。ヒロイン（聖母、女傑、人格者など）の型から逸脱しているが、ヒロイン同様に扱われる人物である。

概要

ダークヒロインとも呼ぶ。

アンチヒーローと比べるとあまり定義はハッキリしていない。

アンチヒロインの一例

1. 敵組織の女幹部。
2. 女主人公の負の化身（悪堕ち状態）。
3. 男主人公の目的を邪魔する女性。
4. 一般的なヒロインと同じ行動を取るが、嫉妬、執念などの負の力で動く女性。
5. 絶世の美女、一見アンチヒロインと分からず、周囲をたぶらかす女性。
6. （女主人公から見て）毒舌、高慢、嫌味で、反りが合わない女性。
7. ゲス、サイコパス、ビッチの女性。
8. 強い心の闇を持ち、世界を忌み嫌っている女性の魔王。

2は女主人公のタイプ、作品のテーマによって、見えるアンチヒロイン像も異なってくる。

拝金主義・現実主義・効率主義の女性がアンチヒロインに描かれている作品もあれば、相反する脳内お花畑の女性がアンチヒロインに描かれている作品もある。

関連タグ

ダークヒロイン　アンチヒーロー

ライバルヒロイン　悪女　悪の華　ピカレスクロマン