概要
クッパ軍団の部下でカメック達のリーダー。物語終盤でマリオたちに襲い掛かってくるが、それはカジオー軍団に操られてのものだった。この時のクッパは、「赤かったとき(洗脳されていた)時のことは全て水に流す」と、理想の上司ぶりを発揮している。その後はマリオたちに協力してくれるようになり、無限にコインが出る宝箱を出してくれる他、話しかければHP、FPを全回復してくれる。
因みにケローズ、ドゥカティでも登場しており、ノコヤンとクリジェンヌがカジオー軍団との戦いに音を上げてリタイアした中、彼だけはクッパ城にたどり着いた。
戦闘時にはすいじょうきばくはつやドッシーの召喚を行う。
ヨッシーアイランドのカメックとの関連性
「キイーッウキイーーッ! あの時の赤んぼう!?」
ゲーム終盤では服装が赤くなって正気を失った洗脳状態のカメザードと戦うことになるのだが、マロのなにかんがえてるのを使って心を読むと、『ヨッシーアイランド』での側近のカメックを思わせる上記のセリフが出てくる。
そのため、ファンの間では側近カメックとカメザードが同一人物ではないかとされることも多い。
一方で、両作の開発期間が近い点や、普段のカメザードは落ち着いた丁寧語であり『ヨッシーアイランド』で見せていたようなハイテンションな言動が上記のセリフのみ(もっともそちらはヨッシーとベビィマリオに対しての言動であり、そちらもベビィクッパに対しては丁寧語だった)、そもそも「なにかんがえてるの」のセリフはどれもパロディネタ要素が強い等、単にスタッフのお遊びとして仕込まれたとも取れる。
また世代が離れすぎていることや赤い衣装の連想から、コカメックの一人がその後昇格してカメザードになった説なんかも。
一応、公式で「カメザード」の名前で登場したのは『スーパーマリオRPG』のみで、その後の作品では側近カメックがこの名前で言及されたことは一度もないのだが、二次創作等では上記の件から側近カメックの本名や称号として扱われることも。
なお、「英語版のカメザードはKamekという名前だから同一人物確定」などという噂が一時期流れていたが、実際の英語版『SUPER MARIO RPG』でのカメザードは「Magikoopa」、つまり種族名での登場である。なので、こちらも同一人物であるかは断定できない。
おそらく英語のSuper Mario WikiのKamekのページに記載されていたのを誤解したものが広まった可能性大。
意識したのかスーパーマリオくん50巻のスーパーマリオRPG編では、カメックの一人がカメラ目線でピースしており、その近くに赤ちゃんルイージが登場している。