天郷2号
てぃあんにごう
概要
スペック
| 全長 | 18メートル |
|---|---|
| 動力 | 核分裂エンジン |
| 武装 | アーマースパイク等 |
前身は中国人民解放軍が日本が先行して開発に成功したアレに対抗して、軍事機密のために遊園地に偽装した基地で建造していた人型兵器『天郷1号』である。
だが、建造計画の全容が何者かによってリークされ、天郷1号は世界中にその存在を知られることとなってしまった。
中国側は日本のアレの模倣であることを否定、天郷1号の存在と技術レベルが暴露された事態を重く見た中国側は兼ねてよりの強化案を取り込んだ新型機『天郷2号』を改めて建造、天郷1号とは逆に最初から存在を公にする事によって自国の技術力を誇示し、東アジア圏に威を示しているのである。
・・・
もちろん嘘アル(笑)
本物の概要
2010年12月、中華人民共和国の四川省(成都市)にある国色天郷楽園で勝手に建造されたガンダムモドキ像のこと。
時期からもわかるように、建造は日本で実物大ガンダム像が公開された年の一年後。つまり、『日本が先行して開発に成功したガンダムに対抗して建造した』の部分だけは一応事実である。
当初は黄色い以外はあまりにRX-78-2そのまんまな造形がニュースとなりちょっとした話題となり間もなく撤去されたが、年明けの1月下旬頃になってなんと妙に悪役っぽい増加装甲を身に纏って復活するというさらに衝撃的なニュースが舞い降りた。
ちなみに、足の部分にはズゴックのような謎のモビルスーツやらモビルアーマーやらがいたりもする。
遊園地側は取材に対し「このロボは我々がデザインした天香二號(tian-xiang-er-hao,テェンシャンアルハオ)といって権利侵害はない」と答えて各所でネタにされた。
胸のマークからMAD動画においてネオチャイナ代表アトミックガンダムという名前が付けられたこともある。
なお、このメカばかりが話題になりがちだが、この遊園地にはウルトラマンやディズニーのキャラクターに激似なキャラクターが至る所に設置されているなどで、権利的にかなり危うい事を付記しておく。
もっとも日本でもヒュッケバインに外装をつけて偽装したエクスバインやガーバインのようにコンセプトが逆輸入されているのであまり笑えないのだが…
当然のように逆算されて呼ばれているが、リニューアル前のワイヤーとナイロン布で作られたロボが天香一號という名であったかどうかは明言されていない。
同じ中国でもこっちの中国には個人製作でそれなりに完成度の高いガンダムがいると言うのに･･･
なお現在は撤去されている模様。
立体物
当然不法で造られたもののため立体物はないが、RX-78-2をベースに再現が容易なのもあり、実際に再現したモデラーも存在している。
そして改修前の天郷1号はまんまRX-78-2な上、ガンダムベース限定ではあるがご丁寧にも関節以外のランナーが真っ白な「ENTRY GRADE 1/144 ガンダムベース限定 RX-78 ガンダム [ペインティングモデル]」なる代物もあるため、塗装環境さえ整えば再現は意外に簡単だったりする。
ただし、動画サイトや写真などで当時の実物をよく見てみると面ごとに色が変わってたり、バーニアノズルも色分けされてたり、コックピットハッチ周辺に山切り型のパネルが貼り付いてたりと意外と複雑な部分もあるのでそこは注意すること。
