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概要

2023年のジャパンカップ

衝撃的のレコード勝ちが起こった秋天からの秋古馬王道路線2戦目は、「誰が最強の存在に勝てるか?」が注目された。

出馬表

馬番馬名・出身国性齢騎手調教師
イクイノックス牡4クリストフ・ルメール[[ ]]
リバティアイランド牝3川田将雅[[ ]]
ドウデュース牡4戸崎圭太[[ ]]
タイトルホルダー牡5横山和生[[ ]]
ヴェラアズール牡6ライアン・ムーア[[ ]]
ディープボンド牡6和田竜二[[ ]]
イレジン(FR)セ6マリー・ヴェロン[[ ]]
ショウナンバシット牡3ミルコ・デムーロ[[ ]]
スターズオンアース牝4ウィリアム・ビュイック[[ ]]
クリノメガミエース(地方)牝4[[ ]][[ ]]
パンサラッサ牡6吉田豊[[ ]]
ダノンベルーガ牡4[[ ]][[ ]]
エヒト牡6[[ ]][[ ]]
テーオーロイヤル牡5[[ ]][[ ]]
スタッドリー牡5[[ ]][[ ]]
チェストナットコート牡9[[ ]][[ ]]
インプレス牡4三浦皇成[[ ]]
トラストケンシン牡8[[ ]][[ ]]
フォワードアゲンセ6[[ ]][[ ]]
ウインエアフォルク(地方)牡6藤田菜七子[[ ]]

※以下、出走登録したが回避・抽選除外

回避コンティニュアス(IRE)牡6[[ ]][[ ]]

レース前の展開

当初、秋シーズンを迎えた段階では、イクイノックスは秋天をパスしてジャパンカップへ直行する可能性、ドウデュースは秋天を経由してジャパンカップ出走の可能性が高いという点から、ジャパンカップでのイクイノックス対ドウデュースの構図が話題となっていたが、イクイノックスの秋天出走表明により、対決の構図が秋天の方に移ってしまったため、ジャパンカップの話題は一旦少なくなっていた。一方でリバティアイランドのジャパンカップ参戦が秋華賞の頃から噂され、参戦する場合、2012年のジェンティルドンナ対オルフェーヴルを巡って起きた騒動が再来する可能性もあったため、この件は噂程度だと思われていたが、秋天の数日前、秋華賞の勝利によりJRA史上7頭目の三冠牝馬となったリバティアイランドも参戦を表明。

その結果、秋天のレースで「現役最強馬」の称号をゆるぎないものとしたイクイノックスと「三冠牝馬」となったリバティアイランドの対決が内定。そのせいなのか、専門誌が独自で出走を想定している馬を11/8時点に紹介した記事の段階では、

の僅か9頭。その顔ぶれも勝ち鞍がリステッド戦の3歳馬ショウナンバシット以外は油断すればイクイノックスも容赦なく狩り取りにいけるだろうと思わせるだけの実績を作っている歴戦の猛者ばかり。

これはあくまで秋天より前の段階でジャパンカップ出走を公言していた馬を対象にしただけであり、さすがにこの頭数よりは増える可能性はあった。

しかし秋天前後で参戦意向を示す馬がこれだけしかいない例は少なく、その背景にはイクイノックスとリバティアイランドが直近であまりにも強い勝ち方をした事に加えて、これらの面々から「陣営が勝ちを見込んで出走登録するか?」という思惑や生半可な馬を出走させて不名誉を負わせる価値はあるのかと及び腰になっているのであろうことは想像に難くない。

そのままジャパンカップ史上最少頭数としての開催も十分あり得たこの状況はSNSでは「怪獣大決戦」と言われる程であった。

ただ、その数日後には挫石により秋天を回避したスターズオンアースと兵庫所属の地方馬クリノメガミエースが出走表明。これを皮切りに次々と出走表明・登録が行われ、2週間間の時点で海外馬2頭、地方馬3頭を含む21頭まで登録が出走登録。怪獣大決戦から一転して多種多様な経歴の馬が揃うオールスターゲームめいた顔ぶれが整う形となった。

後発の登録馬では、チャンピオンズカップ出走予定としていた現役賞金王パンサラッサがジャパンカップとの両睨み表明した上で本レースを選択した事が話題となった。

11/16にアイルランド調教馬コンティニュアスが故障により出走回避を発表。

11/20にドウデュースに騎乗予定だった武豊騎手が騎乗断念を発表。10/29に起きた負傷の治療が間に合わないとして、天皇賞秋に引き続き戸崎圭太騎手が乗り替わる事となった。

展開・結果

着順タイム着差

関連動画

余談

出走登録が9頭から一気に増えたことについて、その理由にSNSでは「強い実績馬だらけになったことで、10着でも出走手当が1000万円になる事を狙った馬が一気に来たのでは?」という意見が出てきた。

これに対してニシノデイジーセイウンスカイの馬主として知られる西山氏がX(旧Twitter)にて苦言を呈した。(西山氏のポスト内容はこちら

そもそも初期に9頭しか集まらなかった時点での顔触れも「イクイノックスを倒せる」と思えるだけのポテンシャルと実績を持った上で準備しているのだから、掲示板入りどころか10着狙いなんていう甘えた目標で挑むような馬が出走しても、待っているのは10着以内になれないどころかタイム差が大きすぎることによるペナルティまでついた惨敗になりかねない程に勝ち目はほぼ無い状態と化していたためであり、そこに挑もうとする陣営に対して失礼な考えだと思えばこの言葉も当然である。

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