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第42回ジャパンカップ

だいよんじゅうにかいじゃぱんかっぷ

2022年、府中の大一番を締めくくったのは、遅上がりの切れ者だった。
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概要編集

2022年のジャパンカップ三冠馬たちが盛り上げた近2年とは様相が一変して有力馬が香港国際招待競走や有馬記念に回り、混戦となった。


主なラインナップは、

など外国馬4頭・地方馬1頭含むフルゲート18頭で争われた。


出馬表編集


馬番馬名・出身国性齢騎手調教師
1シムカミル(IRE)牡3G.ブノワ(FR)S.ワッテル(FR)
2オネスト(IRE)牡3C.ルメール(栗東)F.シャペ(FR)
3ヴェルトライゼンデ(JPN)牡5D.レーン(AUS)池江泰寿(栗東)
4トラストケンシン(JPN)牡7丸田恭介(美浦)高橋文雅(美浦)
5グランドグローリー(GB)牝6M.ギュイヨン(FR)G.ビエトリーニ(FR)
6ヴェラアズール(JPN)牡5R.ムーア(IRE)渡辺薫彦(栗東)
7テュネス(GER)牡3B.ムルザバエフ(GER)P.シールゲン(GER)
8デアリングタクト(JPN)牝5T.マーカンド(GB)杉山晴紀(栗東)
9ユニコーンライオン(IRE)牡6国分優作(栗東)矢作芳人(栗東)
10ハーツイストワール(JPN)牡6武豊(栗東)国枝栄(美浦)
11カラテ(JPN)牡6菅原明良(美浦)辻野泰之(栗東)
12シャドウディーヴァ(JPN)牝6松山弘平(栗東)斎藤誠(美浦)
13テーオーロイヤル(JPN)牡4菱田裕二(栗東)岡田稲男(栗東)
14ダノンベルーガ(JPN)牡3川田将雅(栗東)堀宣行(美浦)
15シャフリヤール(JPN)牡4C.デムーロ(FR)藤原英昭(栗東)
16リッジマン(JPN)牡9石川裕紀人(美浦)千葉幸喜(岩手)
17ユーバーレーベン(JPN)牝4M.デムーロ(栗東)手塚貴久(美浦)
18ボッケリーニ(JPN)牡6浜中俊(栗東)池江泰寿(栗東)

展開・結果編集

ユニコーンライオンがハナを切り、1000m 1.01.1のスローペースに持ち込む展開。

最後の直線で馬群が横に広がってダノンベルーガやヴェルトライゼンデ、シャフリヤール、デアリングタクトなどが伸びてくる中、内から馬群を割って伸びてきたヴェラアズールが僅かに差し切り、G1初挑戦で初のGⅠタイトルを獲得した。

エイシンフラッシュ産駒のG1初勝利となり、渡辺薫彦師も調教師としてG1初勝利。R.ムーア騎手は2019年朝日杯FS以来の日本G1勝ちとなった。


着順タイム着差
1ヴェラアズール2.23.7
2シャフリヤール2.23.83/4
3ヴェルトライゼンデ2.23.8クビ
4デアリングタクト2.23.91/2
5ダノンベルーガ2.24.32 1/2

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