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山本由伸の編集履歴

2023/12/23 00:05:32 版

編集者:PencilMan

編集内容:内容追記。

山本由伸

やまもとよしのぶ

日本の岡山県出身のプロ野球選手。現在はMLBのロサンゼルス・ドジャース所属。

概要

生年月日1998年8月17日
出身地岡山県備前市
利腕右投右打
身長・体重178㎝80Kℊ
血液型AB
ポジション投手
経歴宮崎県・都城高校ーオリックス・バファローズ(2016年D4位)→ロサンゼルス・ドジャース(2023年ポスティング)
背番号43(2017~2019年)→18(2020年~)

プロ入りまで

野球環境を求めて岡山県・備前中学校から宮崎県・都城高校に入学、高校1年秋から本格的に投手となり、2年時には最速151㎞の速球を投げ注目を集める。

NPB時代

2016年ドラフト4位でオリックス・バファローズ入団、背番号は「43」。

2017年、1年目から先発投手として育成、一軍でも5試合に先発し、1勝1敗、防御率5.32の成績をあげる。

2018年シーズンはセットアッパーとして起用、54試合に登板し、4勝2敗1セーブ32ホールド、防御率2.89の成績をあげる。なお32ホールドは2018年2位の成績である。

2019年シーズンは先発ローテの金子千尋西勇輝が移籍したことにより先発再転向、20試合に登板し、8勝6敗、防御率1.95の成績をあげ最優秀防御率のタイトルを獲得。

2020年より背番号「18」に変更。千賀滉大と同数で最多奪三振のタイトルを獲得。

2021年、初の開幕投手に抜擢され、防御率1.39、18勝、球団記録となる15連勝と圧倒的な数字を残し投手タイトル四冠を達成。球界を代表するエースへと成長し、25年ぶりのリーグ優勝の立役者となる。沢村賞も満場一致で獲得し、MVP、ベストナイン、ゴールデングラブ賞などタイトルを総なめにした。

2022年6月18日の西武戦でノーヒットノーランを達成。2年連続で投手4冠を獲得、2年連続沢村賞・MVPの快挙を達成した。しかし、日本シリーズ第一戦で脇腹痛を発症(優勝者インタビューによると、投げる前から違和感を感じていたが、本人が行かせて下さいと志願したそうだ)。未だ日本シリーズ未勝利に終わるも、オリックスの26年ぶりとなる日本一決定時には歓喜の輪に混じって、喜びを爆発させていた。

2023年9月9日のロッテ戦で2年連続となるノーヒットノーランを達成。2リーグ制後では史上初で、1リーグ時代を含めると82年ぶりの快挙となった。この年は最終的に16勝6敗、防御率1.21という高成績をマークし、チームの2年連続のリーグ優勝に大きく貢献、その年の投手タイトルを最多セーブ賞以外は総なめにする(投手四冠)という圧巻振りであった。特に防御率は自身のキャリアハイで、歴代NPB投手でも稲尾和久に次ぐ第2位である。

ポストシーズンでは、クライマックスシリーズのファイナルステージと日本シリーズの第1戦・第6戦で登板。圧巻であったのは、日本シリーズ第6戦で、阪神打線を相手に9回138球1失点完投、さらに日本シリーズ新記録となる14奪三振を奪う好投を見せ、日本シリーズで初白星を挙げた。チームは第7戦で阪神に敗れたために、日本シリーズ連覇は逃したものの、ファンに強烈な印象を残したことだろう。

メジャー挑戦の表明

2023年シーズン終了後にポスティングシステムを利用したメジャー挑戦を行うことを表明

一応、シーズン開始前から関係者の間では彼のメジャー挑戦は有力視されており、本人もシーズン中にアメリカ人の代理人と契約を結ぶなど動きは見せていた。また、これを踏まえて日本代表として召集された第5回WBCや2023年シーズン中は(上記の2度目のノーノー達成時も含めて)彼の登板試合に多くのメジャー関係者が視察に訪れていた。

2023年オフには、同年にフリーエージェントとなった大谷翔平に次ぐオフシーズンの目玉として取り上げられるなど、海の向こうのアメリカでも彼は大きな注目の的となった。

計15球団が名乗りを上げる大争奪戦となったが、最終的にナ・リーグ西地区の名門球団であるロサンゼルス・ドジャース12年総額3億2,500万ドル(463億円・オプトアウトあり)の大型契約を結び、山本を獲得した。

この金額はそれまで日本人投手最高であった田中将大…はおろか、二刀流選手である大谷翔平を除けば、これまで最高とされていたゲリット・コールヤンキース)の9年3億2400万ドルを凌ぐMLB投手史上最大規模の契約であった。MLBで1球も投げていない選手としては正に破格と言っても過言ではない契約額であり、このことからも山本選手がMLBでもどれだけ期待されていたかが伺える。

また、これによりドジャースは大谷翔平と山本由伸という日本球界を代表する選手2人を擁する異例の事態となり、日本の野球ファンやメディアから大きな注目を集めることとなった。ちなみに、大谷自身も先発投手不足に悩む球団側に山本の獲得を提言したり、自らも山本選手との面談に参加してドジャース入りを勧めるなど、積極的なリクルートに動いていたという。

特徴

最速159km/hの速球を軸に、スライダー・スプリット・カーブ・チェンジアップ・シュート・カットボールなど、多彩な変化球を投げ分ける。

先発転向当初はなかなか援護がなく、それで力尽きて一発を浴びたり崩れたりすることが多かったが、2021年より入団したベテラン投手、能見篤史のアドバイスで試合中のメンタルコントロール術を習得。粘り強くなり、今や日本球界を代表するエースピッチャーへと成長した。

余談

名前の由来は読売ジャイアンツ外野手・元監督高橋由伸氏とされてきたが、母の「由」と父の「伸」を祖母が合わせて名づけたと、山本自身が否定している。

※参考までに埼玉西武ライオンズの水上由伸は、高橋由伸ファンの親から、その名前に肖ったことを公言している。

チームメイトで2歳年上の頓宮裕真とは実家が隣同士で、少年野球の頃からの付き合いである。

山本由伸の編集履歴

2023/12/23 00:05:32 版

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