アカネ(ブラックチャンネル)
あかね
CV 松井暁波
概要
鬼の少女で、きさらぎ駅(アニメでは魔界)の鬼達のリーダー。
身長は165cmで、体重は40kg。華奢な見かけに反して驚異的な身体能力の持ち主。名前の通り赤のカラーリングを基調としている。
アシスタントは、単眼で小柄な青鬼の青鬼ちゃん。
原作とアニメでは性格や設定が大きく異なる。
原作
遍歴
きさらぎ駅に迷い込んだブラックとさとしを鬼の群れから助け出した謎の女性ドライバーとして登場。
しかし、ブラックに鬼のリーダーであると見破られ、正体を現しブラックとさとしを食べようと襲いかかる(きさらぎ駅は、鬼たちが人間を捕らえて喰らうための罠だった。魔力も上手く使えなくなる)。
その強さは、カメラちゃんに「(魔力がロクに使えない状態の)ブラックが本気を出さないと勝てない」と言わせるほど。
ブラックの秘密兵器クロノピッチフォークの力で動けなくなり、その隙に逃げられた。
原作ではゲストの敵役でしかなかったが、BREAKING THE WALLで再登場。
動きを止められたままずっと放置されていた(掲載期間でいえば1年以上)が、異世界最強トーナメントの参加者を集めていたブラックにスカウトされ、トーナメントに参加する。
後にアニメ版エピソードきさらぎ駅に無断で忍び込んだ迷惑撮り鉄の末路wwwにも登場。
アニメ版のアカネとは明確に別人として扱われている(いわゆるマルチバース)。
原作同様に一般女性ドライバーのフリをしてさとし達を食べようと襲いかかったが、すんでのところでブラックに阻止されて逃げられる。
ちなみに、この回で原作版のアカネが拠点にしているきさらぎ駅は、アニメ版の過去エピソードに登場したきさらぎ駅とは異なる次元に存在している事も明かされた。
性格
「~だね」「~だよ」で二人称も「キミ」とボーイッシュな感じ。ただし怒ったり機嫌が悪くなると口調が若干荒くなり、二人称も「おまえ」になる。ブラックには「超短気。怒るとすぐに手がタイプ」と評されており、その時は笑顔で怒りを示した。
好戦的かつ暴力的。享楽のためには手段を択ばない(暴力で解決する)危険性を持つ。当初は人肉を喰らう邪悪な鬼として描かれていたためさとしに怖がられていた。再登場後はオールゲインとの死闘を制した際に、彼を賞賛するなど単なる戦闘狂ではなくなった。
とはいえブラックたちの仲間とは言い難く、勧誘された際もブラックたちに襲い掛かる気満々だった。
能力
見た目は華奢だが、運転していた車を軽く投げ飛ばした上、拘束具ブラックチェーンを力業で壊したりすることができる程の怪力の持ち主。
俊敏さもオールゲインの必殺技ドリルデストロイヤーの螺旋に合わせて走ることができる程で、高い戦闘能力を持つ。
得意技は鬼蹴。
アニメ版
初登場:『【アニメ】○○で見抜ける女子の脈ありサイン』(2021年2月21日UP)
人物像
原作と同じく鬼の大将であるが、地獄出身の魔界在住となっており、ブラックと同じくYouTuberである。
地獄での鬼の仕事が拷問や釜茹でだと生まれつき定められているのが面白くなく、好きなことをして生きて行きたいという動機からYouTuberを始めた。
誕生日は2月3日。
原作同様の高い身体能力を持ち、YouTubeにはケンカや格闘技の動画をアップしている。内容は過激だが、魔界では結構人気らしい。
それでも魔界人気一位のブラックには負けているためにブラックチャンネルをライバル視しており、ブラックを追って人間界に進出した。
性格
「~だな」「~だぞ」と男勝りな口調で正義感が強く、いい意味で男勝り。一方で乙女らしさを持つというギャップ萌え。ただし初登場時は、感情を剥き出しにして怒るという面が強く見られた。
向こうから突っかかってきたとはいえ小学生のだいち相手に豪快な投げ技をかけるなど少々大人気ない。しかし、YouTuberとしての情熱は本物であり、尚且つその為なら敵情視察や分析も怠らない等、真面目な部分もある…が、その真面目さが裏目に出る事もしばしば。
とはいえ、単純で直情的な点を除けば割と常識的な性格で、ブラックに振り回されるツッコミ役としての登場も多い。
ガサツな性格故か、家事全般が苦手。その一方で、歌とダンスが得意、サバイバルの知識が豊富、霊魂の類が苦手など、繊細な一面も持ち合わせている。
ブラックに激しい対抗心を燃やしているが、同時に少なからず意識している節があり、それを指摘されると頬を赤らめて逆上した。
回が進むに連れてデレっぷりに磨きがかかっているが、ブラックからは軽くあしらわれている。
姉御肌な性格と実力に惚れ、弟子入りを志願する者も。