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血糖値の編集履歴2024/01/02 18:52:12 版
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血糖値

けっとうち

血液中に含まれるブドウ糖(グルコース)の濃度のこと。多過ぎる場合は糖尿病の疑いがある。

概要

血液中に含まれるブドウ糖グルコース)の濃度のこと。

一般的に食後に数値が高くなりやすく、逆に空腹時は数値が下がる。

多過ぎる場合(高血糖)は糖尿病の疑いがある。

逆に少な過ぎる(低血糖低血糖症)のも危険で、が大きなダメージを受けることがある(ブドウ糖が脳の貴重なエネルギー源となっているため)。最悪の場合は死亡することも…。

健康診断生化学検査血液検査)でよく見かける項目の一つでもある。

検査における血糖値

判定空腹時の血糖値食後2時間後の血糖値
正常70〜99140未満
軽度異常100〜109
要再検査110〜125140〜199
要精密検査
  • 126〜159
  • または、69以下
200以上
至急、病院へ!160以上
疑われる病気
高値糖尿病耐糖能異常膵臓の病気(膵炎膵臓がんなど)、甲状腺機能亢進症(バセドウ病など)
低値副作用甲状腺機能低下症(橋本病など)、アルコール依存症、重症の病気(肝不全腎不全心不全敗血症など)、栄養失調など

会社の定期健康診断では、空腹時の血糖値が必須項目となっている。(ただし随時血糖値やヘモグロビンA1Cで代用することも可能)

単位はmg/dl。

空腹時血糖値の正常範囲は70〜109。ただし100〜109はギリギリ正常範囲であるものの正常高値とされ、生活習慣の改善が必要なレベルである。

110〜125耐糖能異常と呼ばれ、糖尿病の疑いが否定できないとされる。再検査を受けるのが望ましい(要再検査)。

126以上になると糖尿病が強く疑われるため精密検査が必要となる。特に160以上の場合は糖尿病が進んでいる可能性が高いためすぐに病院に行くべきレベルである。

逆に70未満要精密検査となる。

中性脂肪と同様に空腹時のデータを調べるため最低でも10時間以上絶食してから測定する。そのため、朝7時以降に採血を行う場合は前日の夜9時までに食事を済ませるようにと指示される。

また、再検査精密検査では、食事の時間とは無関係に採血したタイミングの随時血糖値も調べる。

通常は健康な人でも食後は血糖値が上昇するが、2時間後には空腹時とほぼ同じ数値に戻っていることが多い。

食後2時間経っても血糖値が140以上の場合は要注意。特に200以上糖尿病の疑いが非常に強いので、精密検査を受けること

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医療

ヘモグロビンA1CHbA1C):血糖値とともに糖尿病検査で見られる項目の一つ。

中性脂肪:糖尿病の人はこれも高いことが多い。

脂肪肝:この病気がある人は糖尿病を合併しやすいと言われている。

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