膵臓

すいぞう

消化器に分類される内臓の一種。 「膵液」と呼ばれる消化液を分泌し、胃で消化した食物の分解を補助する。 またインスリン等の体内の糖質の制御に必要な酵素も生成する。

概要

膵臓とは、消化器に分類される内臓の一つである。

胃の後ろ側にある15cmほどの小さな臓器。

円錐形でしわが多く、十二指腸と繋がっている。

内臓脂肪とよく似た色と形をしており、この臓器を指す「膵」という漢字は「月(にく)が萃(あつ)まった」意味を持っていて、本来は「胰臓」と書かれる。

主な働きは消化酵素の分泌で、糖質・たんぱく質・脂質をそれぞれ分解する酵素を十二指腸へと送る。

また血中の糖分（血糖）をコントロールする働きもあり、ランゲルハンス島で分泌されたインスリン]]をはじめとした糖分を制御する酵素を体内に流し、エネルギー循環を操作する仕事も請け負っている。

膵臓の機能が衰えると、肉体の栄養補給に支障をきたし、またエネルギー循環にも深刻な障害が発生する。

膵臓の病気

• 急性膵炎
• 慢性膵炎
• すい臓がん（膵臓がん）
• 糖尿病

など

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君の膵臓をたべたい …… 膵臓疾患の少女をテーマとした青春ストーリー。