膵臓は、タンパク質分解酵素をはじめとして、食べ物を消化・分解するいろいろな酵素を産生し、分泌している。
急性膵炎は、いろいろな原因で、膵臓から分泌される酵素によって膵臓自体が消化されてしまう病気である。
短期間で軽快する軽症から、多臓器不全で死に至る重症(重症急性膵炎)まで、さまざまなケースがある。
なお、重症急性膵炎は厚生労働省によって特定疾患(難病)に指定されている。
ちなみに慢性膵炎という病気もあり、こちらは急性膵炎ほど症状は重くないが、放置すると体重減少や糖尿病、すい臓がんなどの原因になる。
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