流行性耳下腺炎

りゅうこうせいじかせんえん

感染症の一種。一般的には『おたふく風邪』と呼ばれる。

概要

流行性耳下腺炎（りゅうこうせいじかせんえん）は、ムンプスウイルスが引き起こすウイルス感染症である。一般的にはおたふく風邪（おたふくかぜ）として知られる。患者の唾液を介して飛沫感染または接触感染する。

ワクチンで予防できる病気の一つ。

症状

発熱、ほっぺが腫れる、食欲低下、のどの痛みなどの症状があらわれる。おたふく風邪という別名は、このほっぺの腫れに由来する。

一般的に子供はあまり重症化せず自然に治っていくことが多い。しかし大人になってからかかると重症化しやすく（入院が必要な場合もある）、難聴になったり性器に後遺症が残ることもある。また、ごく稀に急性膵炎や髄膜炎、脳炎などの重大な合併症を起こして死亡することもあるので、決して油断してはならない。

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感染症の一覧

一之瀬花名：スロウスタートの主人公。高校入試の前日に体調を崩し、病院でおたふく風邪と診断されたことにより公立・私立とも受験できず、中学浪人となってしまった過去がある。