特性のデータ
初出 | 第7世代 |
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効果 | 直接攻撃によって受けるダメージが半分になる。 |
ほのおタイプのわざによって受けるダメージが2倍になる。 |
概要
第7世代から新たに登場した特性。
相手からの直接攻撃のダメージを軽減できるという特性。もふもふの体が攻撃のショックを吸収してくれる、という理屈と思われる。
これまでにももふもふな外見のポケモンは多数確認されていたが、登場した時期もあって特性としてのもふもふを有するのは現時点ではヌイコグマ系統、ウールー系統、ボチ系統(隠れ特性)。ただしキテルグマの正体はスーパーマッシブポケモンである事を忘れてはいけない。トレーナー諸氏はスキンシップはほどほどに。
直接攻撃であれば全てが対象となるため、物理アタッカーにとっては厄介な特性となり得る。特にかくとうタイプとひこうタイプはほとんどの物理技が直接攻撃であるため、キテルグマの弱点を突いたはずがダメージはそれほどでもないという事態もあり得る。重いポケモンには有効なけたぐりももちろん実質等倍ダメージになってしまう。
対象は少ないが、しぼりとるやくさむすびなど一部の特殊技にもしっかり作用する。なお、仕様上単純な打撃攻撃はもちろん刺突斬撃でもゆきなだれでもやっぱりダメージは減る。
ただしメリットばかりではない。もふもふの体は高温や高熱に弱いのか、ほのおタイプのわざのダメージは無条件に倍増されてしまう。前述の効果により直接攻撃ならまだ大丈夫だが、特殊技は完全に弱点である。
デメリットこそあるが、特別な作戦でもない限りはもう一つのキテルグマの通常特性ぶきようよりは使い勝手が良い。
なお一見すると「ファーコート」の事実上の劣化のように思える。
しかしファーコートを持つトリミアンとアローラペルシアンの防御種族値は60、対しキテルグマは80。ほのおタイプが弱点というデメリットの分、種族値調整に置いて多少の優遇がなされたかもしれない。
もちろん、特性「かたやぶり」には貫通されるので注意。
第9世代のポケモンSVではテラスタルが登場。ほのおタイプに強いタイプにテラスタルする事でほのおに弱くなるデメリットを軽減する事が可能。
逆にこの特性のポケモンがほのおタイプに弱いタイプにテラスタルすると4倍ダメージを受けてしまうので要注意。
…といってもリストラの影響で現状SVでこの特性を持つのはボチ系統だけだが。