特性のデータ
初出 | 第6世代 |
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効果 | 物理技ダメージを半減する。 |
英語名 | Fur Coat |
特性の概要
第6世代よりある特性。毛皮のコート…ではない。
登場した当時はトリミアン専用の特性である。
効果は物理技によって受けるダメージを半減するという地味ながら強力な特性。
トリミアンの防御種族値は60(無振りでの数値は80)しかないものの、これにより「物理に弱い」という弱点をカバーしているどころか、物理耐久に特化して物理受けにするといった芸当を可能としている。
なきごえ・つぶらなひとみ・あまえる・コットンガード…と、これでもかという程覚える「攻撃力を下げる技」や「防御を上げる技」とも相性が良い。
反面、被ダメージに関わる特性であるため、特性かたやぶりで貫かれてしまう。
そうなると元の物理耐久が不安なトリミアンは軽くのされてしまう。
また、トレースされた場合も危険。
特に防御面に優れたポリゴン2に特性をトレースされてしまうと、その硬さたるや性格が防御特化の場合HPに努力値を振り切られるだけでアタックフォルムのデオキシスが放つ攻撃が2段階上がったきあいパンチですら倒し切れないほどとなり、物理技で突破することが絶望的になってしまう。
第7世代では新たにアローラペルシアンがこの特性を獲得している。
ステータス上の総合的な耐久力はトリミアンの方が上になるが、アローラペルシアンはあくタイプなので、相手によってはトリミアンを上回る守りの堅さを見せる。習得する技もかなり違って来る他、トリミアンと違って特性がファーコート一択という訳でもないため、全く同じ運用は中々出来ないであろう。
細い仕様
どういう訳か防御でダメージ計算を行うという仕様はあるものの分類上は明確に特殊技である「サイコショック」も半減対象である。
おそらく「自身の防御が被ダメージの計算に絡む攻撃」を半減の対象としているのであろう。
なお真反対の効果の特性である、特殊技のダメージ半減の「こおりのりんぷん」もサイコショックを半減可能。こちらは特殊技を半減する特性なので順当な仕様なのであるが。
何故かどちらにもメタられているサイコショックは泣いて良い。
そもそもアローラペルシアンはサイコショック無効なのであるが。
関連タグ
こおりのりんぷん…こちらは特殊技のダメージを半減する