※この記事ではパチスロ化も同系列の定義として扱う。
概要
パチンコメーカーが芸能人(特に歌手やアイドル)や漫画・アニメ・特撮などとコラボレーションし、専用のパチンコ(パチスロ)台を作る事。ほとんどの場合は落ち目の芸能人や作品がパチンコ化される傾向が強いが、最近は前者はAKB48、後者は魔法少女まどか☆マギカなど作品が売れているまっただ中でもパチンコ(パチスロ)化する例外も存在する(ただし、AKB48の場合はパチンコ業界と結び付きが強い事も関係している)。というかシャフト制作のアニメは大体パチスロ化が早い。
かつてはオタクとパチンコ好きの今で言うマイルドヤンキー層が分離していたため、オタクの中にはパチンコの存在を毛嫌いする人も多かった。特に深夜アニメはオタクの聖域であったので、そこにパチンコが乗り込むようになってきたことでショックを受け批判する有名人・アニメファンが多かった。
一方、パチンコで儲かったおかげで精神的に不安定ながらも活動を再開できたり、完全新作映画が作られたり、リアルタイム放送時よりも人気が出てしまったり、テレビ版の続編が11年越しに作られた例があるためパチンコは必要だと擁護するファンも出るようになった(それでもさすがにこれだけは擁護のしようもない)。
なお、パチンコの方で新台が出るという話題が逆に「あの作品の新作発表か?」と言うような誤読になるようなケースもゼロではない様子。特にバジリスクタイムが話題となったバジリスクやマクロス辺りは特にその傾向が顕著かもしれない。
(一時期のエヴァもそれに近いかもしれないが……)
今までにもbeatmania(音ゲー)、夜勤病棟(アダルトゲーム)、Re:ゼロから始める異世界生活(元は小説家になろう掲載のWEB小説)もリリースされてはいるのだが、何でもパチンコ化(およびパチスロ化)できるわけではないようだ。
(さすがに、パチンコおよびパチスロ化NGのものはリリースされていない)