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ラフィーナ・オルカ・ヴェールガの編集履歴

2024-01-23 22:22:48 バージョン

ラフィーナ・オルカ・ヴェールガ

らふぃーなおるかゔぇーるが

ラフィーナ・オルカ・ヴェールガとは小説『ティアムーン帝国物語』の主要登場人物(メイン画像左)

概要

聖ヴェールガ公国の公爵オルレアンの一人娘であり、同国にあるセントノエル学園の生徒会長にして実質的な支配者。


主人公ミーア・ルーナ・ティアムーンの学園における1学年上の先輩に当たる。年齢は初登場時点で14歳(誕生日の都合でこの時点でのミーアとは2歳違い)。


プロフィール

出演作品ティアムーン帝国物語
性別女性
誕生日不明(※1)
出身地聖ヴェールガ公国
身長
体重
特技
好きなもの
嫌いなもの
声優東山奈央(※2)
舞台版配役歌倉千登星

(※1)誕生日は春先。ミーアの誕生日は冬(年末に近い時期)であるため、初登場の時点でラフィーナはミーアより2歳年上である。

(※2)TVアニメ版・ドラマCD版共通。

(※3)第2弾。


人物像

その身分を鼻にかけず、平民にも貴族にも平等に扱い慈悲を注ぐ反面、潔癖な性格で正義を重んじており、容赦なく他者を裁くことが出来る本物の聖女。一方で潔癖すぎる性格のあまり掛け値無しに友達と呼べる存在がなかなかできないことが悩みとなっている。


上記の性格は周囲の誰とも距離を置いていたために形成されたものであり、その実、親しい人への感情がかなり重い性格である。敬愛する者(主にミーア)を貶されたり疑いを向けられたりすると内心怒髪天となる(最初の時間軸では私人レベルで深く関わった人間がほとんどいなかったために、表に現れることはなかった)。ミーアベルの時間軸で辿った人生もそれに起因している。


ちなみに娘バカの父親が毎年、ラフィーナの肖像画を作成&量産させ教会を通して「アイドルブロマイド」あるいは「政治家のパーティー券」よろしく(時に免罪符的に)バラ巻くものだから、かなり辟易しており、ラフィーナには肖像画の話は基本タブーとなっている(ミーアなど友人と一緒に描かれた場合には、その限りではない)。

なにしろ自身の伴侶の理想の第一条件として「私を崇めない人、特に私の肖像画を買ったり保持したり部屋に貼ったりなどを絶対にしない人」を挙げるレベル(なお、この条件に当てはまる人間は中央正教会の司教・信者の中には事実上存在しない)。

そのためかミーアとは娘バカの父親に悩まされる娘同士としてのシンパシーも持っている。


活躍

最初の時間軸

ミーアとの接点はほとんどなく、とある理由からむしろ意図的に彼女と関係を持つことを拒んでいた(ミーアの名前すら覚えていないふりをしていた)。ティアムーン帝国で革命が勃発した際は革命軍の後ろ盾となり、ティオーナシオンをサポートしていた。そのため、ミーアにとっては仇敵であると同時にトラウマレベルで最も高い苦手意識を持つ存在となっている。


革命後の動向についての詳細は不明だが、同時間軸のシオンを描いた幕間では、何者かの手によって暗殺されたことが語られている。


ミーアベルの時間軸

いわゆる司教帝ラフィーナルート。

混沌の蛇の存在と胎動を確信した事で、その対処にも手をとられる事になり圧倒的に仕事が増えて余裕を奪われる事となり、その隙を蛇に突かれセントノエルの一般職員や従者たちなど一般人を標的とした無差別テロを起こされ、その権威に泥を塗られ個人的にもトラウマを負った事から「味方でなければ敵」という苛烈で頑なな思考を育む事となる。

のちに「世界の蛇を炙り出す」という大義名分を立てて義勇兵を募り束ね秘密警察を兼ねた軍事組織聖瓶軍を結成、ヴェールガ公国を神聖ヴェールガ帝国へと改組。自らも司教帝ラフィーナとして決起する事となり各国に中央正教会の教理のもとによる絶対服従を通告。その苛烈な姿勢によりサンクランド王国天秤王シオンとの対立を生じさせた。

ここに両陣営の調整を期待されたミーアが暗殺される事となり、ラフィーナを抑えるための最後の砦は崩壊。ミーアの死を蛇による暗殺と結論付けたラフィーナは、その心に復讐の炎を燃やす。そしてミーアの死はラフィーナに「ミーアの身内であっても信用はできない。いや、ミーアを守れなかった以上は彼女の子や孫の中に蛇がいてもおかしくはない。その危険性がある以上、もはやミーアの子どもたちは皆、神の元へ導くよう救わねば(=殺し尽くさねば)ならない」という友情ゆえにねじくれてしまった本末転倒の考えを沸き起こす。こうして、ラフィーナの心は完全にブッ壊れてしまった

そんな司教帝の勢いを借りた聖瓶軍はついに世界に覇を唱え、ラフィーナ以外のあらゆる権威の排除を決行。

その在り方は正教会の従来の教義も何もかもを破壊してしまい、各国も崩壊に至らしめ、そしてミーアベルの苦難をも引き起こした。


本編の時間軸

上記の理由からミーアに苦手意識を抱かれているが、ラフィーナ自身は(最初の時間軸とは異なり)“帝国の叡智”と評されるミーアの為人に興味を持っており、初対面の時点でラフィーナの方からミーアに積極的に接近してきたため、ミーアは対応のあまりの違いように理由が分からず驚いている。


紆余曲折あったもののミーアと友達になり、その関係を通してラフィーナ自身も救われることになる。


混沌の蛇の胎動に対して余裕が奪われる事はベルの時間軸と共通するが、ミーアがセントノエルの生徒会長職を引き受けた(自らは副会長としてミーアのサポート役に回る)事で負担が軽減され、蛇につけこまれる隙が無くなる。


関連動画

キャラクターボイスドラマ・ラフィーナ編


関連タグ

ティアムーン帝国物語 聖ヴェールガ公国

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