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デスティニーインパルスの編集履歴

2024-01-25 22:50:14 バージョン

デスティニーインパルス

ですてぃにーいんぱるす

『機動戦士ガンダムSEED DESTINY MSV』に登場するモビルスーツ(MS)。メイン画像はデスティニーインパルス1号機。

概要

フォース、ソード、ブラストの3種のシルエットの特性を統合させた万能型モジュールシルエット「デスティニーシルエット」を装着したインパルス

デスティニーシルエットに加え、デスティニーシルエットとのセットとなるチェストフライヤーに換装する。

ストライクのI.W.S.P.またはマルチプルアサルトストライカーに相当する統合兵装システム試験運用型とされている。


デスティニーインパルスは従来のインパルスのように各シルエットモジュールを換装する必要なく、このモジュール単一で全状況に対応できる万能MSとして開発された。形式番号のΘはギリシャ文字の八番目であり、8番目に設計されたシルエットであるデスティニーシルエットを意味している。デスティニーインパルスは全4機が建造されており、3機がロールアウトした。

チェストフライヤーがデスティニーシルエット用に新設計となったものの、根本的な分離・合体機構は従来のインパルスのままであり、過剰ともいえる重武装は機体に大きな負担になる他、分離・合体機構による耐久面の問題で最大出力で動かそうとすると機体が空中分解してしまうという。

更にビームに偏った装備のためエネルギー効率も悪く、1回の出撃で2〜3回のデュートリオン充電が必要という劣悪なエネルギー効率となった。そもそもの話、万能機とした反面、インパルス元来の開発コンセプトである「パーツの換装による多局面の戦闘への対応」という意義が希薄なものとなってしまい、実戦運用に難のある機体となった。劇中でも「これは“インパルス”では無い」とはコートニー・ヒエロニムスの談である。

そのため、より強力な万能機開発は新規設計により行われることとなった。この時、試作された4機のデスティニーインパルスが完成していたが以降の開発・生産は中止となっている。


試作された4機のうち3機のデスティニーインパルスはそれぞれロールアウトされ、装備した各シルエットによりヴァリアブルフェイズシフト装甲の色に違いが生じている(後述)。


デスティニーシルエット

従来のインパルスの三つのシルエットモジュールの性能を単一で賄うことを目的として開発された統合兵装型シルエットモジュール。


MMI-710 エクスカリバー レーザー対艦刀

ソードインパルスと同じく2本装備されたレーザー対艦刀。


テレスコピック・バレル延伸式ビーム砲塔

2門装備されたビーム砲。


フラッシュエッジビームブーメラン

フラッシュエッジのデスティニーインパルス仕様で、簡易ドラグーン式のブーメラン。

チェストフライヤー側に搭載。


ソリドゥス・フルゴール ビームシールド発生装置

「アクタイオン・インダストリー」からもたらされた新機軸の防御システム。アクタイオンが技術提携を行っていたユーラシア連邦で開発された「モノフェーズ光波シールド」の技術を拠り所としている。

チェストフライヤー側に搭載。


ミラージュコロイド

ヴォワチュール・リュミエールスラスターのデバイスに発生器を備える。ミラージュコロイド・ステルスで培われた光線屈曲技術を応用し、空間に散布したミラージュコロイドへ自機の映像を投影し、残像として形成する一種の立体映像(ホログラフィ)技術。


ヴォワチュールリュミエール

D.S.S.Dが開発した惑星間航行システムの持っていたエネルギーを光に変換する機能を採用した光子ロケットの一種。


カラーバリエーション

VPS装甲の色の違いは、もともと月刊ホビージャパンに連載していた企画に登場させる際「ベース色は青紫で」と条件を提示してデザインを発注したところ、デザイン担当の大河原氏がデザイン画を青紫より若干赤みが強い紫で彩色し、更にプラモデルの作例を担当したモデラーがそのデザイン画の色彩を空気遠近法と解釈して青みを抜いたカラーで塗装した結果、「ザフトレッド」のような赤になった為。

その後、同誌のリニューアル1周年記念で再び、青紫のカラーで作例を製作した際、当時の担当者がデザイン画のカラーを1号機、「ザフトレッド」カラーを2号機、当初の想定である青紫のカラーを3号機と想定していたのをサンライズ側が汲み取って公式設定に取り入れた結果である。


1号機

VPS装甲のカラーパターンは赤紫。マーレ・ストロードに受領される事となる。

メイン画像の機体で、設定画として登場する場合はこの機体が多い。

下記のR(リジェネス)のカラーリングも本機を引き継いでいる。

Gジェネレーションクロスレイズにおいて、この1号機がデスティニーインパルスとして生産可能。


2号機

VPS装甲のカラーパターンは「ザフトレッド」のような赤。受領については現時点不明。


3号機

VPS装甲のカラーパターンは青紫。コートニー・ヒエロニムスに受領される事となる。

メサイア攻防戦に投入された3号機は多大な戦果を挙げている。

Gジェネレーションオーバーワールドでは、この3号機がデスティニーインパルスとして生産可能。


4号機

その存在以外、詳細不明である。


マディガン機

『天空の皇女』に登場した、カイト・マディガンのMSコレクションの1機。

他のMSと同じく白い十字のマーキングが施されているのが特徴。白黒ページのため、カラーパターンや何号機かは不明。

画像リンク


バリエーション

デスティニー

新規設計により開発された3種のシルエットの特性を統合させた万能機。

詳細はデスティニーガンダムを参照。


デスティニーインパルスR

デスティニーインパルスR

デスティニーインパルスの計画を引き継いだ民間企業が独自のコンセプトを加えて完成させた機体。

詳細はデスティニーインパルスRを参照。


ガンプラ

プレミアムバンダイ限定でRG化している。カラーは1号機。

なお、『機動戦士ガンダムSEEDFREEDOM』公開直前の2024年1月18日に再販予約が始まったため、ファンの間ではインパルスガンダムSpecⅡがデスティニーシルエットを装備するのでは?」という憶測が飛び交っている(同機は技術の進歩でエネルギー効率などが改善している可能性があるため)。


関連タグ

機動戦士ガンダムSEED DESTINY MSV

インパルス デスティニー

シルエットシステム

全部乗せ プロトタイプ


ストライクフリーダムガンダム:ある意味対極に位置するモビルスーツ。

パーフェクトストライクガンダム:デスティニーインパルスとは似て非なる全部乗せ。


イズナ・シモン

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