経歴
1978年4月15日生まれ、東京都江戸川区出身。
小学生の時に『夢で逢えたら』(フジテレビ)を観てダウンタウンに衝撃を受け、中学校へ進学する前には芸人を志すようになる。
中央学院大学退学後、NSC東京校に5期生として入学(同期に平成ノブシコブシなど)。
2000年から2004年まで高校の同級生だった江波戸邦昌(元オテンキ、現在は引退)とのコンビ『ガスマスク』として活動していた。その後、2004年から2008年まで小田祐一郎(現・だーりんず)と共にコンビ『桜前線』を組み、当時はボケ担当だった。
コンビ解散後はしばらくピン芸人で活動。2012年に同じ事務所で仲の良かった長谷川雅紀とお笑いコンビ「錦鯉」を結成。話を持ち掛けたのは彼の方らしく、理由は「今まで会った人の中で一番バカだったから」(小峠からは「若い奴がいなかっただけだろ!!」とツッコまれてたが…)。
2020年にM-1グランプリで4位入賞を果たしたことで少しずつ注目され、2021年に優勝したことで大ブレイクした。
2021年1月27日放送のテレビ東京系『家、ついて行ってイイですか?』に父親と実家が登場している(デイリースポーツより)。
母親は2000年に交通事故で他界しており、5歳上の姉がいる。
錦鯉としてブレイクする前は構成作家としても活動しており、ハリウッドザコシショウの単独ライブで作家を務めたことがある。
また、売れない時期に長谷川同様さまざまなバイトをこなしており、それにまつわる逸話も多く持っている。
衣装はもともと上下黒のスーツを着用していたが、2020年のM-1グランプリを機に紺のスーツへと新調した。
スーツ姿にかっちりした髪型、ダンディな話し方や本人の落ち着いた実直そうな容貌もあり、刑事やサラリーマン(あるいはベテランのアナウンサー)のようだと言われることがある。ちなみに本人によれば子供の頃から老け顔とのこと。『有吉の壁』や『踊る!さんま御殿!!』に出演した際「誰とは言わないが、金儲けを覚えた元力士」に間違われるとネタにしていた。
長谷川とは色違いのドクターマーチン(主に黒)を履くことが多い。
趣味は将棋、特技は連想ゲーム、大喜利など。ほかの趣味については後述。好きな映画は『グーニーズ』。
後輩にあたる「アキラ100%」の名付け親である。
痛風持ち。また四十肩で腕が上がらなくなってきているため、ツッコミで長谷川の頭を叩く際にサイドスロー気味(高い位置から下ろしてパンと叩くのではなく、横から勢いをつけて叩く)になっているのが悩みと語っている。
エピソード
- 日本大学第一高等学校時代はアメフト部に所属していた。オードリーとは事務所こそ違うものの、同期な上に同い年で同じ日大系列の高校へ通っていてアメフト部の所属だったという共通点を持つ。
- 本人曰く「突き抜けた馬鹿」な長谷川に比べると、一見落ち着いた常識人であるが、かなりのオープンスケベで下方面に突き抜けた伝説を持つ。
- 無類のAV好きとして名を馳せており、「地上にあるほとんどのAVを観ている」と言われている。また、AVコレクターとしても知られ、2021年7月3日放送の『ゴッドタン』(テレビ東京)にて布川ひろき(トム・ブラウン)が「自宅にアダルトDVDが3000本もある」と言及した際にはみちお(トム・ブラウン)から「警察が違法業者から押収する数だよ!」とツッコまれている。
- また同放送回にて、500人以上のAV女優のTwitterアカウントをフォローしていることも明らかになった(2022年6月時点でフォローは700人を超えている)。蓄えた知識を生かし、『スピードワゴンの月曜The NIGHT』(ABEMA SPECIAL)では度々AV愛好家として出演しており、AV解説を行っている。
- 好きなジャンルは黒ギャル、NTR。
- スナックやキャバクラ、風俗にも入り浸っている。ブレイク以前は自宅の近所にあるスナックに通っていたが、ブレイク後は伊藤俊介(オズワルド)の紹介で、かつて伊藤がボーイで勤めていた恵比寿のキャバクラに通っている
- なお、客としては金払いがいい上に、担当する嬢やスタッフに対してセクハラや横暴な振る舞いをしない「神客」であるとされており、訪れた店からの評判はすこぶる良いという。
- 親戚の子供(小学3年生)の誕生日に大量のアダルトグッズをプレゼントしたため、その後一切会わせてもらえななくなった。
- 2002年頃に下北沢駅でおじさんから切符の買い方を尋ねられたが、その尋ねられた相手がまさかの笑福亭鶴瓶だった。電車に乗るところまで案内をしてほしいと言われたため連れて行ったが、緊張のあまり間違って反対側の電車へ乗せてしまった。その件について2022年3月22日放送の『ザ!世界仰天ニュース 3時間SP』(日本テレビ)に出演した際、本人に謝罪した。
- YouTubeもよく視聴しているが、2018年頃にたまたまバーチャルYouTuberに関するオススメ動画を見つけて以降、バーチャルライバーの生配信を観るのが日課になっている。基本的には特別に誰かを推しているというわけではなく「酒を飲みながら雑談をずっと聞いていたい」という程度であるが、兎田ぺこらについてはファンと言及している。
- マツコ・デラックスは錦鯉のことを気に入っていると発言しているが、特に渡辺が恋愛対象として好みらしく、彼に対して「なんてエロいジジイが出てきたんだと思った」「『下ネタで議席を失う市議会議員』って印象」とコメントしている。
- ちなみに長谷川は渡辺にアプローチをかけるマツコに対し「隆をとらないでください…」と涙目になりながら止めに入っていた。
- ある日、海外から送られてきた荷物を船から荷下ろしするバイトをしていたが、ある時何も書かれていない謎の荷物を扱うことになり、中身を尋ねても「珍しい野菜だ」としか教えてもらえず、運ぶ時もやたらと走って運べ!と急かされたため「やってらんねぇ」と思ってバックれたことがある。