概要
1996年から放送されていた特別番組『超アンビリーバブル!!世界仰天ニュース大賞〜すべて実話です〜』(このときの司会は笑福亭鶴瓶、福澤朗アナウンサー)を経て2001年4月から司会に笑福亭鶴瓶と中居正広を起用してレギュラー放送を開始。
元々は水曜夜9時台の番組だったが、2017年4月から現行の火曜夜9時台に移行している(そのためテレビ大分は日本テレビとの同時ネットから番販購入に切り替え。ちなみに件のテレビ局は本来はフジテレビ系列局)。
主な内容は世界各国で起こった様々な凶悪事件や珍事件の紹介、難病、奇病、出産などの病気、医療ネタ、ダイエット、アレルギー特集の他にDV、ネット犯罪、アシッドアタック、LGBTなどの社会問題も取り扱う。特に、出産シリーズにおいては、超未熟児の成長ドキュメントと言ったまじめな物から予想外な場所で出産や妊娠に気付かずガチンコ出産というイロモノネタもある。中者の場合「JKがフェリーの中で出産」の再現VTRでは「あまりにも笑いのネタにしすぎ」とネットが大炎上した。※
※そもそも、妊娠の事実を親に隠したり、妊娠後期の女性は不要不急の外出は自粛しなければいけないのにもかかわらず長野親戚の結婚式に出席したことに加えて、母親も娘の妊娠に気付いていたのにもかかわらず、「ケンカして家出されたら困る」と完全スルーしていた事実に批判が殺到した。
視聴者募集エピソードなど当事者の中で笑い話として済む内容であれば、コメディ仕立てに脚色される再現VTRが特徴。中にはゲストの芸能人が役者として出演することもあれば司会の鶴瓶と中居のどちらかがチョイ役でこっそりと出演することもあったり、陣内智則が演じる胡散臭い医者など定番ネタになったものもある。
仰天チェンジにおいては、幼少期から肥満になる主な原因として「揚げ物(特に唐揚げ)」「マヨネーズ」「孫に甘すぎる祖母」という共通点が見られ、これらはデブ三種の神器と呼ばれている。
2007年のNHK第58回紅白歌合戦では中居が白組司会、鶴瓶が紅組司会をそれぞれ担当、このことは本番組でも大々的に発表された。
2016年11月26日の放送回にて、コスプレイヤーの少女が学校の同級生に趣味を知られてしまった事によるいじめを受けた上に嫌がらせによって見知らぬネットユーザーから個人情報を特定される被害を受けてしまうといった内容の再現VTRが放送された。その中で同級生が被害者の少女に対して「オタクは学校来んなよ」と言い放つ場面があったのだが、このシーンを素材に使ったコラ画像がTwitterを中心に流行した。
2017年5月9日には、CAEBV(慢性活動性EBウィルス感染症)により38歳の若さで死去した声優・松来未祐の発病から死去にいたるまでの闘病と苦悩が描かれ、アニメファンだけでなく松来を知らなかった一般視聴者にも大きな衝撃を与えることとなった。
2019年12月にはスピンオフとしてアダルトな内容を放送する「ちょっと大人の仰天ニュース」という番組が放送された。それも生放送で。
2022年以降は日本の話が多くなり、世界仰天ニュースというタイトル自体がほぼタイトル詐欺になりつつある。更に言うと同年9月以降は話が1つしか無い回が殆どになっており、2時間スペシャルであっても例外ではない(多くて2つだけというケースも多い)。
また、2023年以降から過去に取り上げた事のある事件(秋葉原無差別殺傷事件、鳥取連続不審死事件など)を再び放送するケース(番組自体は再放送ではない)も目立ってきている他、仰天チェンジ関連などのコメディ仕立ての話も殆どやらなくなり、現在では陰鬱、陰惨な話ばかりを取り上げている。
出演者
司会
アシスタント
初代:馬場典子
2代目:鈴江奈々
代役:宮﨑宣子
3代目:久野静香