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編集者:俺宮ガン斗
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効果

レアリティKGM
コスト/自然文明ジョーカーズ](5)
カードタイプクリーチャー
種族ジョーカーズ/ヒーロー・ドラゴン/レクスターズ
パワー7000
能力スピードアタッカー
W・ブレイカー
このクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーから進化できる、名前に《モモキング》とある進化クリーチャーを1体、自分の手札からこのクリーチャーの上に置いてもよい。
シンカパワー:このクリーチャーが進化する時、このターン、このクリーチャーの攻撃の終わりに、このクリーチャーの一番上のカードを墓地に置いてもよい。そうしたら、このクリーチャーをアンタップし、カードを1枚引く。

※《禁断英雄モモキングダムX》とプレミアム殿堂コンビ

概要

DMRP-20『王来篇 第4弾 終末王龍大戦』で登場した、12体の伝説のクリーチャーの力を得て13番目の王に覚醒したモモキング。背後の屏風のような装備には12体の伝説のクリーチャーのシルエットが浮かび上がっている。

攻撃時に自身から進化できる《モモキング》を手札から踏み倒すアタックトリガー能力と、攻撃の終わりに自身の一番上のカードを墓地へ送ってアンタップと1ドローを行うシンカパワーを持つ。

手札に存在する対象クリーチャーに実質的な「侵略」を付与するようなものであり、一見デメリットに見えるシンカパワーの退化も、このアタックトリガーを再使用させるための効果となっている。

そのため、手札に進化《モモキング》がある限り攻撃し続けることができ、更に進化先が登場時能力を持っていた場合はそれも使用できる。ただし、単騎による連続攻撃であるためS・トリガーやG・ストライクは天敵。

光以外の呪文の詠唱を禁止する《アルカディアス・モモキング》や、アンタッチャブルである《禁断のモモキングダム》を踏み倒せば、全体除去やタマシード等の不安要素は多少残るものの、上記の弱点をある程度ケアできる。

相手のシールドが残り一枚の場合は《ボルメテウス・モモキング》を踏み倒すことで、登場時能力でシールドを焼却してそのままダイレクトアタックに持ち込むことも可能。

このシンカパワーは《モモキングJO》の真上に進化クリーチャーを重ねるたびに付与される継続的効果であり、進化や退化をしても引き継ぎが行われる。効果が切れるタイミングは「攻撃の終わり」ではなく「このターンの終わり」のため、あまり意味は無いが「攻撃終了時、一番上を破壊してアンタップして1ドロー」効果が重複して付与されることもある。

例として挙げると、《モモキングJO》の攻撃時、《アルカディアス・モモキング》の踏み倒しと《キャンベロ〈レッゾ.Star〉》の侵略を同時に行ったとする。攻撃の終わりに一番上を破壊しても《モモキングJO》には戻らず、《アルカディアス・モモキング》か《〈レッゾ.Star〉》のどちらか下にしていた方が新たな一番上になるが、その状態でも攻撃の攻撃の終わりに「一番上を剥がしてアンタップして1ドロー」を発動させることができる。

浪漫砲かつオーバーキル気味だが、複数枚の侵略スター進化クリーチャーを一度に重ねれば、さながらマトリョーシカアタックの如く除去耐性の付与と連続攻撃の装填が可能。

また、《モモキングJO》の上に重ねてあるカードを全て剥がし終えれば、再び《JO》自身の踏み倒し能力を使うことができるようになる。

JO退化

このカードを語る上で無視できないのが『全国大会2019』で優勝する等、多くの功績を打ち立てた【JO退化】。本記事のメイン画像もこのデッキを意識したものである。

デッキ内の非進化レクスターズを《未来王龍モモキングJO》のみにした上で《禁断英雄モモキングダムX》を出して剥がすことで《モモキングJO》を早期着地させ、《モモキングJO》の能力による連続攻撃で勝利を狙うデッキ。

3~4ターン目に動き出す準速攻デッキでありながら、《アルカディアス・モモキング》や《キャンベロ〈レッゾ.Star〉》といったロック効果に秀でたカードも採用できるため、極めて高い攻撃力と制圧力を併せ持つ。

退化自体はコスト踏み倒しメタに引っかからない上、相手が《モモキングJO》を警戒して踏み倒しメタクリーチャーを出したとしても、味方クリーチャーを破壊する効果を持ったカードには同時に除去も行うものが多いため、退化を行いつつこれを突破できる。

手順

  1. 2~3ターン目に《モモキングダムX》を召喚し、山札から《モモキングJO》を仕込む。
  2. 怒りの影ブラック・フェザー》等の味方クリーチャーを破壊するカードで《モモキングダムX》を破壊。
  3. S・トリガーやG・ストライクを《アルカディアス・モモキング》や《禁断のモモキングダム》で回避しながら、《モモキングJO》の連続攻撃でワンショットキルを狙う。斬り返し対策に《〈レッゾ.Star〉》による召喚制限を絡めることもある。

公式戦の優勝者のみならず上位入賞者の多くもこのデッキを使用しており、オリジナル・アドバンス共にトップメタに君臨することとなった。

そのあまりの活躍ぶりから、2022年8月15日付で《未来王龍モモキングJO》と《禁断英雄モモキングダムX》はプレミアム殿堂コンビに指定された。

殿堂発表の約2ヶ月後に発売されたDM22-EX1『黄金戦略!!デュエキングMAX 2022』にはこのデッキで使われていたカードが多数再録されており、それらのフレーバーテキストもこのデッキを意識したものになっているが、先述のようにこのデッキは殿堂レギュレーションでは使用不可能になっている。

DM22-EX1自体がかつて大会で活躍したカードやデッキに焦点を当てたパックであるため、あくまで【JO退化】の活躍を称えるファンサービスと言ったところだろうか。

背景ストーリー

Volzeos-Balamord》の圧倒的な力によって刀を折られ、更に自身を構成する歴史を奪われて指一本動かせない状態まで追い詰められたモモキング。そこにボルシャックが告げる。

「まだだ!確かに王たちの力もお前自身の歴史も奪われたかもしれない。だが、魂はまだそこにある!歴史を乗り越え、未来を創造する意志が!!モモキングよ、今こそ12の王の力を同時に発動させるのだ!!」

その言葉に従い、モモキングが12人の王の魂全てと共鳴した事で、13番目の王、《未来王龍モモキングJO》として再起した姿。

未来を創造する意志から刀を修復し、最強最悪のディスペクターと再び対峙する。

アニメ

主(ジョー)を守りたい思いで禁断の力を暴走させてしまったモモキング。力に呑まれてもなお、ジョーを守り続けようとするが、それでもドキンダムXの力を抑え込むことは出来ず、心身共に蝕まれていく。

しかし、ジョーの「モモキングと一緒にデュエマしてバカやれる世界を守りたい」という思いに呼応し、《王来英雄モモキングRX》からこの姿へ変化した。

関連タグ

モモキング 王来英雄モモキングRX

ボルシャック・モモキングNEX アルカディアス・モモキング 禁断英雄モモキングダムX

作品外

グランドジオウ同じく「20」に関連する記念作品の主人公の最終形態で、全ての英雄の力を継承し、体に英雄達がかたどられている点で類似。さらに、こちらにも本来不可能なはずの自分自身の継承を達成した姿が存在する。王来篇にもジオウをオマージュしたような描写があったりなかったり。

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