侵略者(デュエル・マスターズ)
しんりゃくしゃ
「ドラゴン・サーガ」の数年後の世界を描いたシリーズ「革命編」から登場した種族で、ショッカーに似た鳥の文様をシンボルとし、カードのテキスト欄に文明のシンボルマークの代わりに印刷されている。文明のシンボルマークの代わりに印刷されることに関しては同時期に登場した革命軍も同様である。
カードとしての侵略者は、全体的にビートダウン向けの効果を持つものが多く、相手のシールドが一定数以下になると強化されるカードも多数存在している。単体で侵略者の種族を持つクリーチャーは現時点では存在せず、いずれも他の種族を持っている。
進化クリーチャーのキーワード能力に「侵略」がある。侵略は、指定された文明と種族を持つクリーチャーが攻撃するとき、使用宣言することで、その上に重ねて進化することができる能力。条件を満たせば、コストを支払わずにクリーチャーは出せるが、革命チェンジ同様に相手のメタの能力に除去されやすいなどの弱点がある。また、1回の攻撃中に複数の侵略を使うことも可能で、手札消費は激しくなるが、マナを使わずに複数のクリーチャーの出たとき効果を使用できる。
「ランド大陸」に住むクリーチャーの中からある日突如として前述の謎のマークが体に浮かび上がり、欲望のままに暴れ出したクリーチャー達のこと。
ギュウジン丸が開発した侵略ウイルスによって誕生した存在だが、実は海底の研究施設に保管されていた、ツインパクトの技術に関する研究データが応用されている。
異なる存在を掛け合わせる技術で手駒を増やし、世界征服と同時に禁断の制御も視野に入れていたのだが、そもそもツインパクトは世界の構造を変えて滅亡回避を行う計画であり、保管されていたのは世界滅亡への対策であり、その対策では世界の崩壊を止められないと判断され、放棄されたことをギュウジン丸は知らなかった。
つまり、侵略者では禁断に対抗できないという事。
ギュウジン丸は研究データを理解できる天才ではあったが、その事実を知らずにドキンダムに抹殺されてしまったのであった。
また、侵略ウイルスはツインパクトの他に惑星生命体 ラムーンの研究結果も応用されており、ギュウジン丸がツインパクト計画から天災計画のインスピレーションを受ける以前にはラムーンが持つ進化の力を禁断の制御に使えないかと検討していた時期があり、侵略ウイルスが進化の形態をとるのはその名残となっている。