概要
「偽りの名 ゾルゲ」で初登場し、その後も弾数を重ねるごとに増えている。
片腕が長い触手なのが特徴。また、一部を除いた多くは人型で、顔も人間に近いものもある。
体色は自身の属する文明を思わせる色となっている。
エピソード2では、敵方の種族として本格的に収録が開始。
基本的に、各文明につき一つの種族と複合のアンノウンが登場している。
第一弾「ゴールデン・エイジ」では光のエンジェル・コマンド、自然のジャイアント、火のアーマード・ドラゴン、闇のドラゴン・ゾンビ、水のリヴァイアサンとなっている。
なお、これらのアンノウンは、上記の「偽りの名」の後に各種族に応じた命名ルールが適用されているようである。
ただし、一部は「アンノウン複合」として専用のルールがあるようにも見える。(後述)
第二弾「ビクトリー・ラッシュ」ではさらに光文明のデーモン・コマンドおよび闇文明のエンジェル・コマンドと複合している他、キング・コマンド・ドラゴンも登場。
また、背景ストーリーが進んでいくとアンノイズやアンノウンクリーチャーたちが感情に目覚め、体に埋め込まれていたトライストーンを自ら引き抜くことで「真実の名(トゥルーネーム)」に目覚めた個体も登場した。また、この時に引き抜かれたトライストーンが、クリーチャーたちの感情の目覚めに呼応してトライストーン自体にも感情が目覚め、ただのアイテムからクリーチャーに変化した。
複合種族が増えるにつれ、命名ルールも複雑化している。
なお、外見は、各種族のイメージそのままと言った感じである。
命名ルール
純アンノウン
「偽りの名(コードネーム) ~(実在・架空問わずスパイなどの名)」
火のアーマード・ドラゴン複合
「偽りの名 ~(モチーフとなったアーマード・ドラゴンの名の一部)・ラゴン」
光のエンジェル・コマンド複合
「偽りの名 ~・~(「オレ」または「レオ」という文字を含む)」
光のデーモン・コマンド複合
「偽りの羅刹(コードファイト) ~(推理小説等に関する人名や用語)」
闇のエンジェル・コマンド複合
「偽りの星夜(コードナイト) ~(結婚式に関する用語)」
キング・コマンド・ドラゴン複合
「偽りの王(コードキング) ~(音楽に関係する人物や用語)」
解放されたアンノウン
「真実の名(トゥルーネーム) ~(複合種族に依存した名前)」
進化クリーチャー
「偽りor真実の~(複合種族に応じた冠詞) ~」
背景ストーリーでの扱い
エピソード1
「偽りの名 ゾルゲ」を「リヒャルト」の偽名でエイリアンの王「エイリアン・ファーザー」のもとに派遣し、パンドラ・スペース(エイリアンの世界)とクリーチャー世界をいがみ合わせた。
間接的にとは言え、覚醒編終盤の「Z一族」の支配の元凶でもある。
エイリアンの女王と王女を狙いそれをクリーチャーの仕業と偽って報告し、王がそのことを鵜呑みにしたことでパンドラ戦争が勃発。
しかし、リュウセイの活躍によりゾルゲが始末され王家が再会したためエイリアンとハンターが和解。
業を煮やした「偽りの名 13」がパンドラ・スペースの崩壊を計画し、それは成功するが、怒りに燃える唯我独尊ガイアール・オレドラゴンによって「13」もまた始末されてしまう。
ゾルゲ、13と度重なる失態でついに他のアンノウンも動きだす。
手始めに「偽りの名_シャーロック」がその力で「オレドラゴン」を解体、さらに覚醒の力を完全に封じる。
パンドラ・スペースの消滅とシャーロックの力によってクリーチャー達は覚醒の力を失い、パワーバランスはアンノウン側に大きく傾くこととなる
エピソード2
トライストーンの力で世界中に多くのアンノウンと配下のキルマシーン「アンノイズ」が誕生し、クリーチャー世界に戦争を仕掛ける。
レジスタンス「ゴールデン・エイジ」と戦闘する中、ついに親玉である頂点種族、「ゼニス」が降臨し、本格的に行動を始める。
数多のクリーチャーの思念が終結したゼニスが望むのは「文明ゼロ」、すなわち、クリーチャー世界の抹殺であった。
なお、エピソード2の、ゼニスでないアンノウンは、トライストーンによってアンノイズ化したクリーチャーがさらに進化した個体。
要するに量産型である。
しかし、光のデーモン・コマンド及び闇のエンジェル・コマンドは、二体のゼニスが自身の配下として新たに生み出した存在である。
エピソード3
ゼニスを信仰するオラクル勢力に僅かながら生き残っており、神託の王ゴスペルと魔壊王デスシラズが該当する。
王来篇
ディスペクター側にゾルゲと爆竜トルネードシヴァXXを合成した偽爆電融ゾルネードシヴァ、ヴィルヘルムとクリスタル・ジャベリンを合成した偽槍縫合ヴィルジャベリン、ベートーベンと大神砕グレイトフル・ライフを合成した砕慄接続グレイトフル・ベンなどが登場。
また禁時混成王ドキンダンテⅩⅩⅡが天頂開戦ゼニスを発生させているので一般のアンノウンも大量に発生していると思われる。
アビス・レヴォリューション
アビスロイヤルが存在する世界線では、かつてアビスと戦った勢力にゼニス・セレスが存在したらしく、アンノウンも存在していた可能性が示唆されている。
そしてオラクル・セレスが存在世界線では、オラクルと共にゼニス側の戦力として活動していた模様。
この世界線のアンノウンは頂天に君臨するゼニスの影響か、トライストーンが無い個体が存在し、全体的に昆虫の要素を含んでいる。
例えば、オラクル・セレスとなったゴスペルの場合、蝶の羽が生え、水晶の蝶を使役している。
更にゾロスターが勝手に創造したアンノウンは、アンノウン・セレスと呼ばれるクリーチャーとして誕生している。
ピクシブ百科事典に項目が存在するアンノウン一覧
余談
天罪堕将アルカクラウン、魔壊王デスシラズは種族には記載されていないがカワサキ氏によるとアンノウンである。
開発主任K(カワサキ氏)によるとエピソード1とエピソード2に登場したアンノウンはそれぞれ別の存在であるらしい。エピソード1のアンノウンは彼ら自身が事情によって偽りの名を敢えて名乗ってるのに対して、エピソード2のアンノウンはトライストーンによってゼニスに操られた配下らしく、ゼニスから偽りの名を名乗らさせられているとのこと。