カード効果
偽りの名(コードネーム) iFormulaX(アイフォーミュラテン) R [[
水文明]] (7)
自分のターンの終わりに、このクリーチャーがタップされていて、自分の手札が10枚以上あれば、自分はゲームに勝利する。
W・ブレイカー
概要
エピソード2第二弾「ビクトリー・ラッシュ」で登場したグレートメカオー複合のアンノウン。
「戦略のイノベーター」という二つ名を持ち、その名にふさわしい効果の持ち主。
その効果とは、「究極銀河ユニバース」より続く「エクストラウィン(本来の手順を踏まずにゲームに勝利すること。遊戯王のエクゾディアが有名)」である。
その条件も、「ターンの終わりに」「自分がタップしていて」「手札が10枚あること」とかなり緩い。
水文明に限らず、今では大量に手札を補充する方法は多く確立されており、現時点でも、重量級のこのカードを召喚したそのターンに特殊勝利を決める方法が既にいくつか開発されている。
公式で提案された手段としては、「グレイトマーチ・エナジー」によるものがある。
これは、「自分のメカオーを好きな数タップし、タップした数の倍の枚数手札を引く」という呪文であり、まるでこのカードのために生まれたかと思わせるほどのシナジーを有している。
この緩い勝利条件が、かの「ボルバルマスターズ」や「紅蓮ゾルゲ」のような「理不尽なまでの即死」を呼ぶのか、
はたまた、ハンデスなどによって「如何に相手に手札を溜めさせないようにするか」という、新しい駆け引きを生み出すのか、
今後の環境での地位に注目がかかる一枚であろう。
効果は非常に強力な一枚であるが、普通にアタッカーとする場合のスペックはどちらかと言うと弱い。
万全の状態を整えてから出すようにしていきたい。
「我が戦略を完成させるためには、さらなる知識が必要・・・」 -偽りの名_iFormulaX
背景ストーリーでの扱い
膨大な力を持つトライストーンに魅せられ、進んでアンノウンの手下となったメカオー達に、「変形能力」と「知識を力に変える能力」を与えた「戦略のイノベーター」。
その二つ名に恥じぬ「画期的な戦略」を生み出し、その戦略を完成させるに足る知識を得るためメカオー達を指揮している。
本来自分の名前以外の言葉を発することができないはずのアンノイズだが、彼によって力を与えられたのであろうメカオーの中には普通に会話までしている者もおり、その知識は本物だと言える。
「ビクトリー・ラッシュ」においてあちこちのカードのフレーバーテキストにその名が登場しており、「「呪」の頂サスペンス」および「「祝」の頂ウェディング」に次ぐアンノウン側の重要人物と言える。
余談
先述の通りメカオー達は変形能力を得ており、イラストでも自動車やショベルカーと言ったマシンの特徴が出ている。
「iFormulaX」も例外ではない・・・かどうかは不明だが、胴体にタイヤの様なものがついており、他のメカオー共々トランスフォーマーにでも出演できそうな容姿をしている。
もっとも、初期のアニメのようなテイストの他メカオーに対し、彼はどちらかと言うと実写版の趣がある。