カードとしての能力
光/闇/自然文明 コスト7 |
クリーチャー:ディスペクター/エンジェル・コマンド/デーモン・コマンド/アンノウン 9000 |
EXライフ |
W・ブレイカー |
このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から5枚を見る。その中から、コスト6以下のディスタスを2枚まで出す。残りを好きな順序で山札の下に置く。 |
相手の、多色ではないカードを使うコストを2多くする。 |
概要
DM23-BD1「レジェンドスーパーデッキ 禁王創来」で登場した聖鎧亜キング・アルカディアスと天罪堕将アルカクラウンとの『接続』ディスペクター。
登場時効果でディスタスを2体まで踏み倒せ、コスト6以下なので、星魂接続パーフェクト・ワールド以外のディスタスは全て出せる。
ディスタスにはディスペクターのコストを軽減させるササゲール持ちが存在し、後続のディスペクターの展開を間接的にサポートできる1枚。
またディスタスにはマナ加速できる無頼ブロンズ-1、手札交換できる勇騎バクアイラ-1、そして優秀な壁役件マナ加速&ハンデス要員の霊宝ヒャクメ-4等、デッキを回す上で役立つカードも揃っている。
後述の効果と合わせ、有利な状況を作り出す繋ぎとなるのがこのカードの役割と言える。
そして第2効果。
単色カードのコストを増加させるというもの。
キング・アルカディアスと異なりカードタイプの指定が無くなった点は強い、のだがコスト増加なので、キング・アルカディアスの様に置換効果でクリーチャーを排除する事はできなくなった。
多色カードには無力だが、それでも地味に強力な事には変わらない為、2体目を並べる等してプレッシャーを与えたいところ。
クリーチャーを展開できる為、禁断竜王Vol-Val-8と相性が良い。
余談
鬼の歴史側に登場したディスペクターの1体。
合成元はアルカディアス王家のトップと、その王家を滅ぼした黒幕、という皮肉の関係にある。
アルカクラウンは『闇道化マルバス』と偽名で仕えていた為、その時期の情報からディスペクターにされた事が明言されている。
見た目はキング・アルカディアスの左肩からアルカクラウンが生えた様な、非常に歪で衝撃的なデザインとなっており、キング・アルカディアスからすれば自分の王家を崩壊させようとした怨敵を片腕として『接続』され、アルカクラウンからすれば支配しようとした存在の文字通り手足として繋がれている事になり、双方共に屈辱的な姿にされている。
能力的にもキング・アルカディアスから見れば対象こそ増えているが、肝心なクリーチャーのロック性能が弱体化しており、マルバスから見れば踏み倒し性能が元のカードと比べてコスト・出せる数・出せる対象が狭められており、両者へのディスリスペクトを感じる性能となっている。
種族にアンノウンがあるのは、アルカクラウンが本来アンノウンである、という背景ストーリー上での設定から。