概要
拡張パック「極神編」第3弾『超絶vs究極』にて登場した進化クリーチャー。
名前から分かる通り『聖霊王アルカディアス』の派生カードである。
青いマントを纏った鋭角的な姿は、王の呼び名に相応しい威厳を放っている。
カードとしての能力
マナコスト:7
文明:光・闇
種族:エンジェル・コマンド/ロスト・クルセイダー
・マナゾーンに置くとき、このカードはタップして置く。
・進化:自分の多色クリーチャー1体の上に置く。
・相手は、多色以外のクリーチャーをバトルゾーンに出すとき、バトルゾーンに出すかわりに墓地に置く。
バトルゾーンに存在するだけで、相手の多色以外のクリーチャーの召喚を完封する強力な能力を持つ。このクリーチャーがいるだけで、相手の多色ではないクリーチャーはバトルゾーンに出られず墓地へ直接置かれることを強制されるのである。
さらに、ここに「光神龍スペル・デル・フィン」などの呪文禁止が加われば、簡単に即死コンボの完成である。相手のデッキにもよるが、多色カードは通常そこまで多くデッキに投入されるものではないため、多色でない呪文と多色ではないクリーチャーの召喚さえ禁止してしまえば、ほとんどのデッキが機能停止に陥るだろう。
登場時からその理不尽なまでの強さで環境を支配し『龍仙ロマネスク』や『フェアリー・ミラクル』などとともに多色コントロールデッキの中心に居続けた恐るべきカードである。
これだけの強力なカードでありながら、コスト7とそれほど重くもなく、進化元が多色クリーチャー1枚だけあればよいという扱いやすさもそれに拍車をかけた。登場時能力を使い終わったクリーチャーをそのまま進化元にでき、しかも種族指定がないため、光と闇の入る、多色クリーチャーが入ったデッキでは常に採用が検討できた。
このクリーチャーが存在した環境では、速攻以外はどんなデッキでも『キング・アルカディアスを除去するための単色クリーチャーではない除去手段』を入れなければならなかったといえば、いかにこのカードが恐ろしいかがわかるだろう。
登場してから2年で殿堂カードに指定され、とりあえず1体を除去してしまえば再登場することはなくなったが、使用率は落ちず、殿堂指定からわずか半年でプレミアム殿堂に昇格した。
当時の環境が、このクリーチャーの有無にかかわらずほとんど闇入りのコントロールデッキで占められており、デッキ構築の幅を狭めてしまったことと、相方と後に登場した調整版とその相方ですら、考えなしに召喚してもロック性能の高さから仕事はしてくれることからも、このカードの殿堂入りは妥当であろう。
余談
のちに、聖鎧亜クイーン・アルカディアスのフレーバーテキストで故人となったらしいことがわかった。
後の拡張パックで登場した『召喚を禁じる』系統のクリーチャーはコストが重かったり、特定の条件下でのみ召喚禁止を発揮するものだったりと、様々な縛りが設けられている。
また、シークレットイラストのカードが存在しており、通常版ではヒト型フェイスだが、シークレット版はアルカディアスに似た仮面のイラストになる。
デュエル・マスターズ_プレイスでは
聖鎧亜キング・アルカディアス SR 光/闇文明 (7) |
進化クリーチャー:エンジェル・コマンド/ロスト・クルセイダー 9000 |
進化-多色クリーチャー |
W・ブレイカー |
相手の多色でないクリーチャーがバトルゾーンに出る時、かわりに墓地に置かれる。(自分の《聖鎧亜キング・アルカディアス》のこの効果は、各ターン中1回のみ発動する) |
相手の多色でないクリーチャー召喚制限能力に各ターン中1回しか発動できない調整を受けて登場した。
こちらにはTCG版と違うシークレット版がある。
関連タグ
聖鎧亜キング・アルカディアスP'S:上記のデュエプレ版を逆輸入したver.
闇鎧亜キング・アルカディアス:リメイク
鎧道接続キング・マルバディアス:ディスペクター化(+闇道化マルバス(天罪堕将アルカクラウン))