今でも、そしていつまでも自由への希望にあふれた星。
効果
希望のジョー星 |
R 無色 コスト3 |
D2フィールド:ジョーカーズ |
このゲームで使用するカード、そのコスト、そのテキスト内のコストはすべて、文明を失う。(無色となる) |
(他のD2フィールドが出た時、このD2フィールドを自分の墓地に置く) |
概要
『最強戦略!! ドラリンパック』にて登場したみんなのトラウマ。
シンプル故にゲーム性を破壊し尽くす可能性がある為、プレミアム殿堂となった、ジョーカーズのD2フィールド。
効果は全てのカードから文明を消すというもので、あらゆるカードがマナゾーンの文明を気にせず使用できる。
が、このカードの真価は別にあり、文明を参照するタイプのカードが、コレ1枚で全部紙切れになってしまい、複数の文明を操るコントロールデッキに致命的なダメージを与えてしまう。
より詳しく解説すると、まず主流の文明参照の進化クリーチャーは、その全てが進化元の文明が消える関係で使えない。
当然侵略も事実上の無効化となり、文明指定の革命チェンジも封殺される。
そして文明が無くなる為、シビルカウントやマナ武装も機能せず、ドラグハートに至っては、ドラグナーがドラグハートの文明を指定するタイプが殆どなので、超次元ゾーンから出せなくなる。
悪魔神バロムの様な、特定の文明にメリット・デメリットを与えるカードも、自分が使えば自爆同然になってしまう。
この効果は全てカードと領域に及ぶ為、デッキ内のカードも全て漂白されてしまう。
多色カードには強力無比な効果や、それらを活かす為のギミックも少なく無いので、相手によってはこの1枚でゲームが成り立たなくなるのである。
封印も『同じ文明のコマンド』の登場で解除される為、文明が無くなれば封印が解けず、禁断クリーチャーも機能しなくなる。
現在ではエレメント除去等、手軽にこのカードを破壊したり、汎用性の高いD2フィールドで上書きする等、対抗策自体はちゃんとあるものの、今後のゲーム性や開発の上で障害となりかねない為、殿堂を経て温泉送りとなった。
というか、除去しやすいと言っても、たった3コストで手軽にゲームバランスを破壊できる為、全く安心できないのがタチが悪い。
余談
当然無色構築のジョーカーズは一切影響を受けない為、背景ストーリーで世界をゼロに染め上げようとするゼニスやオラクルよりもゼロの申し子なのは、もはやブラックジョークもいいところである。
特にフレーバーテキストも、実際の影響力を考慮すると、自由も希望も無い皮肉にしか聞こえない。
殿堂入りした少し後、アニメや漫画でもジョーカーズ星が一王二命三眼槍によって木っ端微塵となってしまった。
関連動画
関連タグ
バジュラズ・ソウル:皮肉100%のフレーバーテキスト繋がり。
絶望神サガ:ぶっ壊れスペックで物議をかもしたカード繋がり。