「鎮魂」の頂_ベートーベン・ソレムニス
ちんこんのいただきべーとーべんそれむにす
龍の王は、運命を選ばせる。選んだ運命は全て滅びの結末を迎えるが。
「鎮魂」の頂ベートーベン・ソレムニス |
SR 闇/火/自然文明 コスト10 |
クリーチャー:キング・コマンド・ドラゴン/アンノウン/ゼニス 17000 |
スピードアタッカー |
T・ブレイカー |
このクリーチャーが出た時、相手のドラゴン・エレメントをすべて破壊する。こうして破壊したエレメント1つにつき、相手のシールドを1つ、持ち主の墓地に置く。 |
相手がドラゴン・エレメントを出す時、相手はかわりにそれを墓地に置く。 |
『ヒーローズ・ダークサイド・パック 闇のキリフダたち』にて登場するクリーチャー。
「戦慄」の頂_ベートーベンのリメイク版、その最新版である。
効果は「修羅」の頂_VAN・ベートーベンをより対ドラゴンに特化させた様な仕様であり、相手がドラゴンを採用してないと腐ってしまう欠点がある。
もっとも、看板種族のドラゴンを採用するデッキは多く、メインでなくともサブのフィニッシャー等で採用するパターンもある為、出番がまったく無いという事は無いだろう。
肝心の効果だが、「出た時」に相手のドラゴンを全破壊し、更に破壊した数だけ相手のシールドを焼却する豪快な効果。地味に「ドラゴン・エレメント」指定で「クリーチャー」指定ではない為、タマシードのようなクリーチャー以外のカードまで破壊&焼却の薪にできるのは強い。
そしてゼニスでありながら「召喚」以外でも発揮するので、ドラゴン特有の踏み倒し効果と噛み合っているのもありがたい。
最低でも1枚はシールド焼却ができれば、このクリーチャー自体召喚酔いしないTブレイカー持ちなので、上手く回れば一気に相手を丸裸にできる。
そして第2効果。
「修羅」の頂と同様のドラゴン封じ。あちらと異なりコマンドは対象外であり、より純粋にドラゴンメタに特化している。
ドラゴンを封殺するので2枚目の登場時効果が腐るものの、一度でも決まれば良いのでそこまで問題ではないか。
使い方としては「修羅」の頂とほぼ同じ。
肝心のドラゴン破壊だが、相手クリーチャーにもドラゴンを付与できる暴龍警報が存在する為、効果の質を高める事は一応可能。
暴龍警報はドラグナーがいればコスト0で唱えられる為、火のドラグナーで呼び出した爆熱王DXバトガイ銀河からこのカードを踏み倒す展開に繋げられる。
踏み倒しが有効なゼニスなので、天頂秘伝ゼニス・レクイエムの様な、ゼニスを対象とするアタック・チャンスを早期に唱えられる。
サファイア・ミスティのミスティ・レポートによると、ベートーベン誕生は「智」の頂レディオ・ローゼスの計略によるもの(※というかゼニス側の策略は殆どコイツが元凶)で、龍の支配の為に鎧が被せたまでは良かったのだが、知略に長けても情を理解できなかった為に、逆にゼニスの計画に綻びが生じた、とミスティからコメントされている。
ヒーローレア版にはオサムライ・VAN・オサムが描かれているが、正面ではなくベートーベンの前でピアノ演奏をする変わった構図。
因みに、『ソレムニス』とはミサの名称の一つ。