ガチロボを出した後は、祈りましょう。
概要
DMR-17『革命編 第1章 燃えろドギラゴン!!』にて登場したクリーチャー。
「登場時と攻撃時にデッキトップから3枚を確認し、それらが全てコストが同じクリーチャーならバトルゾーンに出せる」という、元プレミアム殿堂の《エンペラー・キリコ》に匹敵するフィールドアドバンテージを得ることが可能な、豪快かつスリルのある踏み倒し能力に魅せられたDMPも多く、今もなお根強いファン層を持つ一枚。
効果
レアリティ | SR |
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コスト | 水文明(6) |
カードタイプ | クリーチャー |
種族 | グレートメカオー/侵略者 |
パワー | 6000 |
能力 | W・ブレイカー |
このクリーチャーが出た時または攻撃する時、自分の山札の上から3枚を表向きにする。それがすべてコストが同じクリーチャーなら、出す。それ以外なら、好きな順序で山札の下に置く。 | |
相手のシールドが2つ以下なら、自分の水のクリーチャーは攻撃もブロックもされない。 |
相手のシールド次第でブロックされない効果を全体に付与できるが、何よりも目を引くのはコスト踏み倒し効果。
デッキトップから3枚を確認し、それが全て同じコストなら盤面に出せるという豪快なもの。
当然そのままではギャンブルでしかなく、クリーチャーを多くすると事故を招くリスクもある、総じてハイリスク・ハイリターンなカード………であった。
しかしツインパクトの登場で成功率が高くなっており、現在でもこのカード4枚積みした【ガチャンコ ガチロボ】デッキはガチデッキとして有名。
デッキ内のバランス調整さえ何とかすれば、どんなクリーチャーでも好みで採用するのも不可能でなく、ゲームエンド級の布陣を一気に完成させる事も不可能ではない。
《天命龍装ホーリーエンド/ナウ・オア・ネバー》との相性は説明不要レベル。
《天命龍装ホーリーエンド》自体がコスト7なので、コスト7で固めた【7軸ガチロボ】に無理なく採用できる。
7軸なら高コストカードで固める為、《オールイン・チャージャー》との噛み合わせが強い。
更にコスト6で固めた【6軸ガチロボ】なら、《ガチロボ》自体のコストが6なので2枚目の《ガチロボ》を引き当てれば連鎖が可能。
《終剣連結アビスハリケーン》による全クリーチャー速攻化、狙うのは難しいが《超神星ペテルギウス・ファイナルキャノン》の展開も一応可能で、特にペテルギウス・ファイナルキャノンの進化元になれるのはありがたい。
《超機動罠デンジャデオン》を筆頭に強力なトリガーも多く、《ゲンム-MAX》なら2体以上並べば1体を残してセルフバウンスする為、敗北回避効果のコスト確保にも使える。
コスト7~8は強力・凶悪なフィニッシャーも多く、新たなツインパクト等カードプールの増加で今後も化けるカードの1枚と言える。
最近のカードプールでは、コスト10のクリーチャーも扱い易いものが増えており、《八頭竜ACE-Yamata/神秘の宝剣》の呪文面で序盤に《ガチロボ》をデッキからマナに置き、コスト10クリーチャー以外を減らしつつ《審絆の彩り喜望/キーボード・アクセス》の呪文面でマナから回収するプレイングも可能。
更に《暴嵐竜Susano-O-Dragon》は全体にスピードアタッカー付与を行えるので相性が良く、《「俺」の頂ライオネル》ならシールド全てをSトリガー化させ、相手の攻撃と防御どちらも粉砕するので、一度でも回り始めると文字通り手も足も出なくなる。
コスト10のジャイアント・ハンターのツインパクトも登場したので、そちらの呪文面で更に痒いところに手が届くようにもなった。
そして2023年、開発部セレクションの【7軸ガチロボ】としてデッキが発売決定。
更にデッキの切り札として新規イラストが与えられており、《ホーリーエンド》や《轟く革命レッドギラゾーン》等、強力かつ相性の良いコスト7クリーチャーやツインパクトが多数収録されている。
今後も新たなカードが出る度に研究され、更なる進化を果たす無限の可能性を象徴するカード。
背景ストーリー
水文明の侵略者の一派である『奇天烈』派閥に属するクリーチャー。
カードイラストでは僚機を排出しており、《ガチャンコミニロボ1号》《ガチャンコミニロボ2号》《ガチャンコミニロボ3号》《ガチャンコブラックミニ》の4機種からなるミニロボシリーズを従えている。
活躍
デュエル・マスターズVSR
CV:黒田崇矢
第9話にて、ハカセが開発した巨大ロボット『ガチロボ』として登場。
カードイラストをよりデフォルメしたような姿をしている。一人称は「ワレ」で、「ガチ」を強調して話す。
勿論、切り札は《ガチャンコガチロボ》。
OP映像では第1話の時点から登場しており、そちらではハカセに操縦されている。
同話での切札勝太とのデュエルでは、デッキの内30枚をコスト3クリーチャーで固めた【3軸ガチロボ】デッキを使用。
相手の呪文コストを2増やす《ガチャンコミニロボ1号》を展開した。
デュエル・マスターズWIN
こちらは【7軸】デッキであり、《ナウ・オア・ネバー》で登場時効果を使用し、《覚醒連結XXDDZ》、《天命龍装ホーリーエンド》、《R.S.F.K.》の3体を展開。
オールタップ、呪文ロックからの大量ブレイクにより、ワンショット寸前まで追い詰めた。
余談
2023年11月発売のトランスフォーマーとのコラボ商品であるDMART-10『神アート デュエマ×TRANSFORMERS』では、スカージ(見た目はG1版準拠)とのコラボカードに選ばれている。
恐らくは、複数のメディア展開にて、スウィープス軍団をはじめとした複数の配下や小型トランスフォーマーを従えていたことが理由だと推測される。
デュエル・マスターズ_プレイスで革命編のカードが出始めた時期、どう考えてもガチロボを実装するつもりで考案されたと思われるオリジナルカード、『ガチャンコ ガチマリン』が登場。
ツインパクトの無い環境でも、【6軸】の安定性を高められるオリジナルカードの登場により、現実でナウ・オア・ネバーが殿堂入りした事もあってか、『ガチマリンを紙でも欲しい』という声が続出した。